鳥取県おすすめツーリングスポット完全ガイド【絶景・快走路・グルメまで】

こんにちは。風と共に駆けるライダーの旅路 代表の「H」です。

鳥取県おすすめツーリングスポットを探しているあなた、きっとこんな悩みを抱えていませんか?「鳥取って、観光地としては知ってるけど、バイクで走ったら実際どうなの?」「砂丘だけじゃ物足りない気がするけど、他にどんなルートがあるの?」「関西からだと遠いし、日帰りで十分楽しめるのかな?」そう思って調べても、情報がバラバラでまとまっていない、という経験をしたことがある方も多いかもしれません。

私がはじめて鳥取をツーリングしたとき、正直そこまで期待していませんでした。「砂丘があって、カニが旨い県」くらいの認識だったんです。でも走り出した瞬間に、その考えは完全にひっくり返されました。信号がほとんどない快走路、日本海を眺めながら駆け抜けるシーサイドロード、大山の圧倒的な絶景ワインディング。そして何より、バイクで気持ちよく流せる道が県内のあちこちに存在するという事実。鳥取は、ライダーにとって本当に「当たり」の県だったんです。

この記事では、鳥取砂丘や大山環状道路といった定番の絶景スポットはもちろん、ライダーの聖地として有名な隼駅、山陰海岸ジオパークに認定された浦富海岸の海岸線ツーリング、国道29号の新因幡ラインを使った快走ルート、日帰りや一泊二日のモデルコース、温泉や道の駅でのご当地グルメ情報、さらには白兎海岸のシーサイドロードまで、バイクで鳥取を最大限に楽しむための情報を余すことなくまとめています。ソロツーリングで静かな道を流したい方にも、ワインディングで走りを楽しみたい方にも、初心者ライダーにも、きっと役に立つ内容になっているはずです。ぜひ最後まで読んでみてください。

  • 大山環状道路や浦富海岸など、鳥取を代表する絶景ワインディングロードの具体的な魅力と走り方
  • ライダーの聖地・隼駅や新因幡ラインなど、ライダーに刺さる特別なスポット情報
  • 日帰りから一泊二日まで対応したモデルコースと、温泉・道の駅・ご当地グルメの立ち寄り先
  • 季節別のベストシーズンと、山間部での注意点・装備・ガソリン対策まで含めた安全情報

鳥取県おすすめツーリングスポットを徹底解説

鳥取県は、中国地方の中でもライダーから特別な評価を受けているエリアです。日本海に面した海岸線、中国地方最高峰の大山を中心とした山岳ルート、そして信号の少ない快走路が県内各地に広がっています。「鳥取はなぜこんなに走りやすいのか」と感じるライダーが多いのは、交通量が少ないという単純な理由だけでなく、海・山・温泉・グルメが一つの県内でコンパクトにまとまっているという地理的な強みがあるからです。北は日本海、南は大山・蒜山の山岳エリア、そして内陸部には若桜鉄道沿線ののどかな田園ルートと、走るたびに異なる表情を見せてくれます。この章では、鳥取を代表する主要スポットをひとつひとつ丁寧に解説していきます。

大山環状道路で楽しむ絶景ワインディング

鳥取ツーリングの話をすると、必ずといっていいほど名前が挙がるのが大山環状道路です。中国地方最高峰の大山(標高1,729m)を周回するように走るこのルートは、県道45号線を中心に30号、34号、158号などが組み合わさり、全線走ると約64kmにもなる本格的な山岳ルートです。「人生で一度は走りたい道」と言われることも多く、全国各地からライダーが集まる理由がわかる気がします。実際に走ってみると、その言葉が大げさではないと実感できるはずですよ。

このルートの最大の魅力は、走る場所によって大山の表情が劇的に変わること。北面から見る「伯耆富士」と呼ばれる端正でなだらかな姿は穏やかで美しく、南側から望む南壁は荒々しい岩肌をむき出しにした迫力ある表情を見せます。同じ山をぐるりと一周するだけで、これだけ異なる景観が楽しめる場所は全国でも珍しいと思います。ルートの中には急なヘアピンカーブが連続するテクニカルな区間もあれば、雄大な高原を気持ちよく駆け抜ける快走区間もあって、走りのレベルを問わずどんなライダーにも対応できる懐の深さがあります。

必見!鍵掛峠と桝水高原

大山環状道路で絶対に立ち寄ってほしいポイントが「鍵掛峠」です。標高約940mに位置するこの展望ポイントは、大山の南壁を真正面から望める超定番の絶景スポット。特に10〜11月の紅葉シーズンには、赤・黄・オレンジに染まった木々と荒々しい岩壁のコントラストが圧巻の絶景を作り出し、この景色を目当てに全国からライダーや観光客が集まります。朝一番の光が当たる時間帯は霧が引いたあとに鮮やかな色彩が際立ち、写真映えも抜群です。駐車スペースも整備されているのでバイクを停めやすく、腰を落ち着けてゆっくり景色を眺めることができますよ。

もう一つ外せないのが桝水高原です。標高800m付近に広がるこの高原エリアは、開放感のある草原と大山の稜線が視界いっぱいに広がる別格の景観を持っています。バイクを止めてヘルメットを脱いだとき、高原の涼しい風を肌で感じながら眺めるこの景色は、ツーリングの醍醐味そのものです。ここには「桝水高原スキー場」や「大山まきばみるくの里」が隣接しており、休憩や食事の立ち寄りスポットとしても最高の環境が整っています。特に大山まきばみるくの里で食べる大山高原牛乳のソフトクリームは、多くのライダーが「ここに来たら絶対食べるべき」と口を揃えるほどの名物。ライディングウェアのまま気軽に入れる雰囲気もうれしいポイントです。

さらに、鬼女台展望所は大山環状道路の中でも特に開放的な展望ポイントのひとつ。ここからは大山はもちろん、南西方向に広がる蒜山高原まで見渡せる360度に近いパノラマが楽しめます。晴れた日には遠くの山並みまで見通せることもあり、時間を忘れてしばらく眺め続けてしまいます。もし時間に余裕があれば、ここで一度バイクを停めて深呼吸してみてください。日常のごちゃごちゃが全部リセットされる気分になれますよ。

また、一息坂峠は日本海と大山を同時に眺めることができる、少し穴場的な展望スポット。大山環状道路のルートからやや外れた位置にありますが、時間に余裕があれば立ち寄ってみる価値は十分あります。海と山を同じ視野に収められる景色は、ここならではのものです。

【冬季閉鎖・走行上の注意】
大山環状道路は冬期通行止めになる区間があります。特に標高の高い区間は積雪・凍結が発生するため、ベストシーズンは4月下旬〜11月上旬頃が目安です。ただし年によって閉鎖期間は異なります。必ず鳥取県公式サイトの冬期閉鎖情報や道路情報をご確認のうえお出かけください。また、山間部は霧が発生しやすく、ヘアピンカーブでは対向車への注意も必要です。早朝・雨天後は路面が濡れていることも多いため、スピードの出しすぎには十分ご注意ください。

【大山環状道路・主要立ち寄りポイント一覧】

スポット名 標高目安 見どころ おすすめ季節
鍵掛峠 約940m 大山南壁の圧巻の絶景・紅葉 秋(10〜11月)
桝水高原 約800m 開放的な草原・大山の稜線 春〜秋
鬼女台展望所 約1,000m 大山+蒜山高原のパノラマ 春〜秋
一息坂峠 日本海と大山を同時に望む 春〜秋
大山まきばみるくの里 約800m 高原牛乳ソフトクリーム・食事 春〜秋

※標高・営業状況は目安です。最新情報は各施設の公式情報をご確認ください。

鳥取砂丘と浦富海岸の海岸線ツーリング

鳥取を代表するスポットといえば、やはり鳥取砂丘を外すわけにはいきません。日本最大級の砂丘として知られるこのスポットは、面積約600ha、最大高低差は約90mにも及び、砂丘の上に立ったときの非日常的な景観はバイクとの相性も抜群です。「ここまで来た!」という達成感を強く感じられるスポットで、特に早朝や夕方の時間帯は観光客も少なく、砂丘全体が朱色に染まる景色は格別のひと言。昼間は観光客でにぎわいますが、夜明け直後に訪れると砂紋がくっきり浮かぶ神秘的な景色が楽しめます。バイクと砂丘をバックにした写真は、SNSでも圧倒的な存在感を放つ一枚になりますよ。砂丘のすぐ近くには「すなば珈琲」もあり、コーヒー片手に砂丘の余韻に浸る時間は最高のひとときです。

そして、鳥取の海岸線ツーリングで私が特に強くおすすめしたいのが浦富海岸です。「山陰の松島」とも呼ばれるリアス式海岸で、沖縄に匹敵するほどの透明度を誇るコバルトブルーの海が広がります。このエリアは山陰海岸ジオパーク(ユネスコ世界ジオパーク)にも認定されており、日本海の荒波が長い年月をかけて削り出した洞門・洞窟・断崖絶壁・白砂の浜など、多彩な地形が凝縮されたエリアです。「こんなに綺麗な海が日本海にあるのか」と初めて訪れたライダーが驚くのも納得です。

浦富海岸沿いを走る県道155号線は、まさにライダーのためにあるような道です。透き通った海を眺めながら、右に左にテンポ良くワインディングを駆け抜ける感覚は、何度走っても飽きません。途中の城原海岸では海岸に直接降りることもでき、夏は海水浴客でにぎわいますが、バイクで早朝に訪れると別世界のような静けさと美しさを独り占めできます。プライベートビーチのような熊井浜や、遠浅の砂浜が美しい羽尾海岸も、立ち寄りポイントとして魅力的です。

また、浦富海岸エリアには山陰松島遊覧船の乗り場があります。バイクを停めて遊覧船に乗れば、陸上からは見えない洞窟や断崖の造形美を間近で体験できます。乗り場付近には名物のイカスミソフトクリームを売っているお店もあり、ライダーにとっての休憩スポットとして申し分ないロケーションが揃っています。浦富海岸のツーリングは、「走る楽しさ」と「見る楽しさ」の両方を高いレベルで提供してくれる、鳥取を代表するエリアだと思っています。

【浦富海岸ツーリングのおすすめポイント】

  • 県道155号線は信号が少なく、コバルトブルーの海を眺めながら走れる絶景ワインディングロード
  • 山陰海岸ジオパークとしてユネスコにも認定された世界レベルの景観が広がる
  • 遊覧船乗り場では名物のイカスミソフトクリームが楽しめ、休憩にも最適
  • 城原海岸・熊井浜・羽尾海岸など立ち寄りポイントが豊富で飽きない
  • 早朝訪問で観光客ゼロの絶景を独り占めできるチャンスがある

ライダーの聖地・隼駅への巡礼ルート

鳥取ツーリングを語る上で、隼駅の存在を避けることはできません。若桜鉄道(やくさてつどう)の無人駅として存在するこの小さな駅が、なぜ全国のライダーが集まる「聖地」となったかというと、スズキの大型バイク「GSX1300R Hayabusa(隼)」と同じ名前を持つ駅だからです。このユニークな縁を大切にし、スズキ公認で隼バイクをラッピングした列車まで若桜鉄道の線路を走っているというのも、ライダー心をくすぐります。列車の運用スケジュールは日によって変わるので、運が良ければ駅に列車が停まっている瞬間に遭遇できるかもしれません。

普段は静かなレトロな無人駅ですが、毎年8月の第一日曜日には近くの船岡竹林公園で「隼駅まつり」が開催されます。1日に2,000台ものバイクが集まる全国規模のビッグイベントで、GSX1300R Hayabusa(隼)オーナーはもちろん、それ以外のバイクに乗るライダーも多数参加します。イベント当日は遠方からの参加者も多く、全国各地のナンバープレートを見ているだけでも旅の気分が高まります。ただし当日は大変混雑するため、早めの到着をおすすめします。Hayabusaオーナーでなくても、バイク好きなら一度は体験してほしいイベントです。

隼駅まつり以外の通常の日でも、常日頃から全国各地のライダーが愛車と駅の看板を一緒に写真に収めるために訪れています。静かな田舎の駅でありながら、いつ来ても誰かしらライダーが訪れている不思議な場所です。ライダー同士の自然な交流が生まれるのも、この聖地ならではの魅力かもしれません。

駅前にはカフェレストラン「HOME8823(ホームハヤブサ)」があり、食事や休憩に最適です。リニューアルを経てより快適な環境になっており、ゆったりくつろげる個室や子供が遊べるスペースまで充実しています。また、春から秋の土日祝には駅内に売店「把委駆(はいく)」がボランティアで運営されており、地元の方との会話を楽しみながらひと息つける温かな場所です。

隼駅から少し離れた場所には若桜鉄道の終着駅「若桜駅」があり、登録有形文化財に指定されたレトロな駅舎や、実際に動く蒸気機関車の展示も見られます。硬券切符が現役というのも鉄道ファンにはたまらないポイントで、体験運転のスケジュールは若桜鉄道の公式サイトで確認できます。バイクと鉄道の「旅情」を同時に楽しめるというのも、この若桜エリアならではの体験です。

また、隼駅周辺は桜の名所でもあります。若桜鉄道沿線には安部駅付近の八東川土手の桜並木や、若桜駅近くの花見スポットが点在しており、春のシーズンには桜とバイクを一緒に収めた美しい写真が撮れます。ライダーの聖地としての顔と、四季の美しい田舎風景という二つの表情を持っているのが、このエリアの大きな魅力です。

【隼駅周辺の立ち寄りスポット】
隼駅から少し走ると、権現滝(総落差25mの秘境の渓谷美・駐車場から徒歩約10分)、殿ダム(巨大ロックフィルダム・ダムカードあり)、若桜駅(登録有形文化財・蒸気機関車展示)、西御門の大イチョウ(樹齢600年・樹高約30m)など、ソロツーリングで一日楽しめるコンテンツが揃っています。春は桜、秋は紅葉と柿畑が美しく、四季を通じて異なる表情が楽しめるエリアです。最新の開放・閉鎖状況は公式観光サイトでご確認ください。

新因幡ラインで走る快走路の魅力

関西方面から鳥取砂丘を目指すライダーに強くおすすめしたいルートが、国道29号線(新因幡ライン)です。兵庫県の姫路と鳥取県東部の鳥取市を結ぶこの国道は、かつて関西と鳥取を結ぶメインルートとして使われていましたが、鳥取自動車道の開通に伴って一般車の交通量が激減しました。今では、信号が極めて少ない快走路として全国のライダーから高い評価を受けており、「バイクで走るために存在する道」といっても過言ではない環境になっています。

姫路側から走り始めると、最初は広い平野部を走る感じですが、次第に山が迫ってくるにつれてワインディングが深まっていきます。兵庫県側のルートはカーブが緩やかで、大型バイクでも快適に流せるワインディングが続きます。そして戸倉峠を越えて鳥取県に入ると、周囲の自然の密度がぐっと高まり、緑と山の香りに包まれる感覚があります。特に初夏〜夏にかけては空気が冷たく、ヘルメットのシールド越しに感じる清涼感が格別です。

国道29号の沿線にある音水湖(引原ダム)は、静かな山岳湖の景観が美しいポイントです。国道から望む湖面の反射は、写真スポットとしても密かに人気があります。そこからさらに北上すると戸倉峠に差し掛かり、峠を越えた先には若桜鉄道沿線のエリアが広がります。途中でライダーの聖地・隼駅に自然な流れで立ち寄れるのも、このルートの大きな利点です。

神戸から中国自動車道経由で国道29号に入ると、鳥取砂丘まで片道約200km。高速道路だけで行くより圧倒的に充実した旅になるため、関西からの日帰りツーリング計画の軸として最適なルートです。走りごたえを求めるライダーには「行きは国道29号でワインディングを楽しみ、帰りは鳥取自動車道でさっと戻る」というプランが特に人気です。帰路の体力に余裕を持たせつつ、往路で鳥取の魅力をしっかり味わえる組み立て方ですね。

また、紅葉シーズンの11月下旬に走る国道29号は格別です。燃えるような赤や黄色に染まった山の木々の中を走り抜ける感覚は、春夏とはまた異なる鳥取の美しさを教えてくれます。秋の鳥取を訪れる際は、ぜひ国道29号経由のルートを選んでほしいと思います。

【国道29号(新因幡ライン)の魅力まとめ】

  • 信号がほとんどなく、快走できる関西〜鳥取の王道アクセスルート
  • 戸倉峠付近のワインディングはビッグバイクでも十分楽しめる規模感
  • 音水湖など自然豊かな景観ポイントが道中に点在している
  • 途中にライダーの聖地・隼駅があり、立ち寄りも自然な流れでできる
  • 初夏〜夏は冷涼な空気が気持ちよく、紅葉シーズンの11月下旬もおすすめ
  • 行きは国道29号、帰りは鳥取自動車道の組み合わせが効率的

蒜山高原と白兎海岸のシーサイドロード

大山エリアのツーリングで忘れてはいけないのが、岡山県との県境に広がる蒜山高原です。大山国立公園の一角を成すこのエリアは、蒜山三座(上蒜山・中蒜山・下蒜山)を背景に広大な草原と牧場が広がり、「北海道みたい」と表現されることも多い開放的な景観が魅力です。高原道路の走りはおおらかなカーブが続く快走区間が多く、スピードより景色を楽しむゆったりとした走りが似合います。牧場では蒜山ジャージー牛乳を使ったアイスやヨーグルトなどのご当地グルメが楽しめ、ツーリングの休憩スポットとしても申し分ありません。大山環状道路とセットで走れば、山岳ワインディングと高原ツーリングの両方を一日で体験できる欲張りプランが完成します。

蒜山高原から鳥取県側に戻るルートでは、国道482号線を使うと大山の麓をなぞるように走れる快走路が続きます。このルートは交通量が少なく、大山の稜線を眺めながら走れるため、地元ライダーにも高く評価されているルートです。帰り道でも絶景を楽しみたい、という贅沢な気分を満たしてくれます。

一方、県東部の海岸線で特に初心者ライダーからも人気が高いのが白兎海岸です。「因幡の白うさぎ」の神話で知られるこの海岸は、国道9号沿いに位置しているためアクセスが良く、信号の多い市街地を避けながら自然に流れ着ける場所です。隣接する道の駅「神話の里白うさぎ」は休憩スポットとして最高の立地を持っています。日本海の水平線を眺めながら地元の特産品を物色したり、白うさぎにちなんだお土産を選んだりと、観光と休憩が自然にセットになっているのが嬉しいポイントです。

白兎海岸は夕日スポットとしても有名で、空と海がオレンジ色に染まる夕景をバックにバイクを撮影するシーンは、SNSでも非常に映えます。特に空気が澄んだ秋〜冬の晴れた夕方は、水平線に沈む太陽が際立って美しく、思わず足を止めて見入ってしまいます。海沿いをゆっくり流すだけで満足度が高いシーサイドロードで、「ワインディングよりもむしろ景色を楽しみながらのんびり走りたい」というライダーに特におすすめしたいエリアです。

【白兎海岸・道の駅「神話の里白うさぎ」情報】
国道9号沿いにあり、鳥取市内から西へ約20km程度の場所に位置します。無料駐車場を完備しており、バイクで立ち寄りやすい環境です。道の駅では地元産の梨・らっきょう・海産物などの特産品が揃います。営業時間や定休日は季節によって変動する場合があるため、お出かけ前に最新情報をご確認ください。

鳥取県おすすめツーリングスポットを巡るモデルコース

スポットを個別に知るだけでなく、「どう組み合わせて走るか」を考えることが鳥取ツーリングをさらに充実させる鍵です。この章では、日帰りから一泊二日まで対応したモデルコースと、温泉・道の駅・ご当地グルメの活用法、そして安全に走るための注意点をまとめます。鳥取は県内を効率よく周遊できるコンパクトさが魅力なので、プランの立て方次第でぐっと満足度が上がりますよ。スポット間の移動距離が比較的短いため、立ち寄りを多めにしてもゆとりあるスケジュールが組みやすいのも鳥取の強みです。

日帰りで回る王道ルートの組み立て方

関西(大阪・神戸)から日帰りで鳥取を楽しむなら、まずルートの軸を「どこから入って、どこで折り返すか」で考えるのが効率的です。私がおすすめしたい定番の日帰りルートは、「隼駅→国道29号→白兎海岸→鳥取砂丘」という流れです。

朝早め(7〜8時頃)に大阪・神戸を出発し、中国自動車道を使って兵庫県内を移動。その後、宍粟市付近で国道29号に入り、信号のほとんどない快走路を北上します。戸倉峠付近のワインディングを楽しみながら、途中で隼駅に立ち寄り。バイクの写真を撮って、HOME8823でモーニングや軽食をとるのもいいですね。その後は県内を北上して白兎海岸へ向かい、道の駅「神話の里白うさぎ」で日本海を眺めながら休憩。最後に鳥取砂丘でフィニッシュというコースです。

帰路は鳥取自動車道を使えば、渋滞のない快適な高速移動ができます。鳥取砂丘から鳥取自動車道に乗れば、大阪まで高速利用で約2〜2.5時間程度が目安です。往路で国道29号のワインディングを堪能し、帰路は高速でさっと戻るというメリハリのある一日になります。

もし時間に少し余裕があれば、鳥取砂丘の近くの「すなば珈琲」でコーヒーブレイクを挟むか、砂丘に隣接する鳥取砂丘コナン空港周辺まで足を延ばして、名探偵コナンの聖地・道の駅「大栄」周辺も楽しむのもいいですよ。

【日帰り王道ルート・走行距離の目安】
大阪→(中国自動車道)→国道29号(戸倉峠)→隼駅→白兎海岸→鳥取砂丘→(鳥取自動車道)→大阪
※総走行距離の目安は400〜450km程度。実際の距離は出発地点や立ち寄りスポットにより異なります。高速代・燃料費・立ち寄り時間を加味し、余裕を持ったスケジュール設定をおすすめします。体力や走行ペースには個人差がありますので、無理のない計画を立ててください。

一泊二日で楽しむ海と山の欲張りプラン

せっかく鳥取まで来るなら、一泊してゆっくり楽しみたい。そんな方のために、私が特に推したい一泊二日のモデルコースをご紹介します。1日目に海岸線と砂丘を攻め、2日目に大山エリアを制覇するという流れで組むと、鳥取の「海と山」を両方味わえる最高の旅になります。

1日目(海岸線・砂丘エリア):関西を朝7時頃に出発し、国道29号線で入県。隼駅・若桜鉄道エリアを探索しながら北上します。昼頃に浦富海岸の県道155号線に到達し、コバルトブルーの海を眺めながらワインディングを走り抜けます。城原海岸で海に降りて写真を撮ったり、遊覧船乗り場でイカスミソフトクリームを食べたりしながら西へ進み、夕方に鳥取砂丘到着。日没の砂丘を眺めた後、鳥取市内または岩美町内の宿に投宿します。

2日目(大山・高原エリア):朝食後に鳥取市内を出発し、国道9号または国道482号線を西走して大山方面へ。午前中に大山環状道路を時計回りに走り、鍵掛峠・桝水高原・鬼女台展望所と絶景ポイントを巡ります。昼は大山まきばみるくの里でソフトクリームと軽食。午後は蒜山高原方面へ足を延ばし、高原の景色をゆっくり楽しんだ後、帰路へ。余裕があれば帰り道に三朝温泉皆生温泉に立ち寄って旅の疲れを癒やしてから、高速で帰阪するプランが理想的です。

海・砂丘・絶景ワインディング・高原・温泉を欲張りに詰め込んだこのプランは、鳥取の「全部乗せ」を体験できる最強コースです。一泊二日あれば、鳥取県の主要スポットをほぼ網羅できるというコンパクトさも、鳥取の強みのひとつですね。

【一泊二日モデルコース概要】

日程 主なルート・スポット ポイント
1日目午前 大阪→国道29号→隼駅 新因幡ライン快走・聖地訪問
1日目昼〜夕 浦富海岸(県道155号)→鳥取砂丘 海岸線ワインディング・夕日の砂丘
1日目夜 鳥取市内または岩美町泊 海鮮グルメ・温泉で疲労回復
2日目午前 大山環状道路(鍵掛峠・桝水高原) 絶景ワインディング・大山南壁
2日目昼〜午後 大山まきばみるくの里→蒜山高原 高原ツーリング・ご当地グルメ
2日目帰路 (三朝温泉 or 皆生温泉)→高速帰阪 温泉立ち寄りで完璧な締め

※走行距離・所要時間はあくまで目安です。体力・バイクの特性・立ち寄り時間に応じて余裕を持ったスケジュールを立ててください。

温泉と道の駅で充実させる寄り道スポット

鳥取ツーリングをより豊かにしてくれるのが、県内に点在する温泉と道の駅の存在です。バイクで一日中走り続けた後に温泉に浸かる幸福感は格別で、これを目当てに宿泊ツーリングを選ぶライダーも少なくありません。「走るだけ」で終わらず、温泉と絶景グルメを組み合わせることで、旅全体の満足度が格段に上がります。鳥取は温泉地が豊富で、山間部にも海沿いにも個性的な温泉が点在しているのが大きな魅力です。

三朝温泉(みささおんせん)は、倉吉市の南、三徳川沿いに広がる山間の温泉地です。世界有数のラドン含有量を誇る名湯として知られ、川床でラドン温泉に浸かる「川湯」というユニークな入浴スタイルも体験できます。レトロな温泉街の雰囲気が色濃く残り、昭和の旅情を感じながら湯に浸かれる貴重な場所。大山周辺を走り終えたあと、山から下りながら三朝温泉に立ち寄るルートは、身体の疲れをしっかり癒やしてくれます。

皆生温泉(かいけおんせん)は、米子市の海沿いに位置する温泉地で、日本海を眺めながら入れる宿も多いのが特徴です。大山や蒜山エリアを走り終えた後の日没時間帯に皆生温泉へ向かうと、沈む夕日と温泉を同時に楽しむという至福のひとときが待っています。米子市内という利便性の高さも、宿泊地として選びやすい理由のひとつです。

はわい温泉・東郷温泉は、東郷池のほとりに浮かぶように立ち並ぶ情緒ある温泉地です。湖の中に足場を組んで作られた「湖底から湧き出す温泉」という特殊な構造を持ち、湖畔に宿を構えるおとな旅に最適な雰囲気があります。鳥取砂丘や浦富海岸エリアと大山エリアの中間地点に位置するため、一泊二日の旅程で宿泊地として選ぶのにも絶好のロケーションです。

道の駅については、道の駅「神話の里白うさぎ」が白兎海岸沿いの立ち寄りポイントとして抜群の人気を誇ります。因幡の白うさぎにちなんだユニークなお土産が揃うほか、地元産の梨・らっきょう・海産物などの特産品も購入できます。展望テラスから日本海を眺めながら一息つけるロケーションは、ツーリングの疲れを効率よくリセットしてくれます。

また、「大山まきばみるくの里」は大山の絶景を望みながら食べる濃厚なソフトクリームが定番で、ライダーの間でも「大山に来たら義務」と言われるほどの人気スポットです。地元の牧場で育てた牛乳を使ったチーズやヨーグルトも販売されており、お土産としても最適です。ただし、各施設の営業時間・定休日は変動することがありますので、必ず事前に公式情報をご確認ください。

季節別おすすめ時期と服装・装備の注意点

鳥取ツーリングには「ベストシーズン」があります。一般的には春(4月下旬〜6月)と秋(9月〜11月上旬)が最もおすすめで、気温・道路状況・景観のすべてがバランスよく揃います。ただし、各季節ならではの楽しみ方があるので、どの時期に訪れても鳥取は必ず何かで応えてくれます。

春(4月下旬〜6月)は、大山の新緑が一気に芽吹き始めるシーズンです。若桜鉄道沿線の桜並木や八東川土手の桜は4月上旬が見頃で、隼駅周辺も桜のフォトスポットとして賑わいます。気温も走りやすい温度帯に落ち着き、道路状況も安定してくるため、ツーリング入門者にもおすすめの季節です。ただし山間部は朝夕にまだ肌寒い日もあるため、保温インナーの携行は忘れずに。

夏(7月〜8月)は、浦富海岸や白兎海岸などの海岸線ツーリングと、蒜山高原や大山周辺の避暑ツーリングが特におすすめです。海水浴シーズンのため海岸沿いは人出が増えますが、早朝に走ると観光客が少なく、コバルトブルーの海を独占できる贅沢な時間が楽しめます。高原エリアは平地と比べて気温が5〜10℃程度低くなることもあるため、夏でも薄手のインナーを持参すると安心です。また、8月第一日曜日は隼駅まつりが開催されるため、イベント目的で訪れるライダーも多い時期です。

秋(9月〜11月上旬)は、鳥取ツーリングの中でも特に人気が高いシーズンです。鍵掛峠の紅葉は10〜11月上旬が最盛期で、大山環状道路全体が美しい紅葉に包まれます。空気が澄んで景色が鮮明に見える秋晴れの日に走る大山環状道路は、ほかのどの季節とも違う格別な体験です。ただし紅葉シーズンの週末は交通量が増えるため、早朝出発が賢明です。また、秋は日が短くなるため、日没時間を意識したスケジュール管理も大切です。

冬(12月〜3月)は、山間部の積雪・凍結リスクが高まり、大山環状道路など冬季閉鎖の区間も多くなります。この時期は海沿いの国道9号線沿いを中心にルートを組むのが安全です。冬の日本海は荒々しい波が打ち寄せる豪快な景観が楽しめ、空いた道をのんびり走れる静けさも冬ならではの魅力です。ただし、防寒対策は徹底してください。電熱グローブや電熱インナーなど、冬用装備への投資はライダーの体調と安全を守る上で非常に重要です。

服装については、山間部と海沿いでは同じ日でも体感温度に大きな差がある点を常に念頭に置いておきましょう。特に春・秋は朝夕の冷え込みが厳しく、昼間は暖かくても日が陰ると急に寒くなることがあります。メッシュジャケット一枚では寒すぎる場面も多いため、脱着しやすい保温インナーを必ずバッグに入れておくことを強くおすすめします。また、大山環状道路は標高が高いため、麓では問題ない気温でも山頂付近では数度の差が生じることがあります。ウィンドブレーカーやレインウェアの携行も、万が一の備えとして有効です。

山間部での鹿・霧・冬季閉鎖への対策

鳥取の山間部を走る際には、いくつかの安全上の注意点を事前に知っておくことが、楽しいツーリングを実現する上でとても大切です。特に鳥取の山間部は都市部から離れた自然豊かなエリアで、平地では出会わないような状況が発生することがあります。「知っているか知っていないか」で、安全マージンが大きく変わります。

野生動物の飛び出し、特に鹿(シカ)は、鳥取の山間ルートで最も注意すべきリスクのひとつです。鳥取県の山間部にはシカの生息数が多く、早朝・夕方・夜間を中心に、突然道路に飛び出してくることがあります。特に林の多い峠道や、田んぼや畑が道路に隣接するような場所では、視界から外れた茂みからいきなり出てくるケースも。シカとの衝突事故はバイクにとって非常に危険であるため、山間部では制限速度を守り、カーブの手前では特に減速を意識した走行を心がけてください。「まず飛び出してこないだろう」という楽観的な考えは禁物です。

霧の発生も、鳥取の山間部ツーリングで注意が必要な現象です。大山周辺や国道29号の山岳区間では、特に朝方や雨の翌日に濃い霧が発生することがあります。霧が出ると視界が数十メートルまで低下することもあり、対向車の存在がギリギリまで見えない状況になります。霧の中では必ずスピードを落とし、ライトを点灯(ロービーム)させながら走行してください。高台や峠の展望台では霧が晴れるまで待機するという判断も、ときには必要です。

冬季閉鎖については、大山環状道路の一部区間(特に標高の高い南面側)は12月〜4月頃まで通行止めになることが多いです。正確な閉鎖・開通の時期は年によって変動するため、必ず出発前に鳥取県公式サイトの道路情報をチェックしてから出かけてください。閉鎖中に無理に走ろうとすることは絶対に避けてほしいと思います。

【ガソリン・スタンドに関する重要な注意】
鳥取の山間部は、ガソリンスタンドが極めて少ないエリアが存在します。特に国道29号の山間区間、大山環状道路周辺、若桜鉄道沿線エリアなどでは、数十kmスタンドが見当たらない区間もあります。ツーリング前には必ずルート上のガソリンスタンドの位置を確認しておき、半分を切ったら積極的に給油する習慣を持つことが重要です。山間部のスタンドは早朝・夜間・日曜日が休業のケースも多いため、営業時間の確認も欠かさずに。安全に関わる情報は、必ず公式サイトや現地の最新情報でご確認の上、最終的な判断はご自身でしてください。

鳥取県のご当地グルメと牛骨ラーメン

ツーリングは走るだけじゃない。地元のグルメを楽しむことも、旅を完成させる大事な要素のひとつです。鳥取には、ライダーが喜ぶご当地グルメが豊富に揃っています。走って、食べて、また走る。この循環が鳥取ツーリングを最高に充実させてくれます。ここで紹介するグルメたちは、どれも「鳥取まで来て本当に良かった」と思わせてくれるものばかりです。

まず真っ先に外せないのが牛骨ラーメンです。鳥取独自のラーメンスタイルで、牛の骨を長時間じっくり煮込んだあっさりとした透明感のあるスープが特徴です。豚骨ラーメンとは全く異なる淡麗な風味で、バイクで長時間走った後の身体に自然に染み渡っていく感じがあります。「あっさりしてるのに深みがある」という不思議な美味しさは、一度食べると病みつきになること間違いなし。鳥取市内や倉吉市内に老舗の有名店が複数あり、それぞれ微妙にスープの風味が異なるので、食べ比べを楽しむのもおすすめです。ツーリングの昼食にぴったりのガッツリ系グルメとして、ぜひ計画に組み込んでみてください。

海鮮系では、まず松葉ガニ(ズワイガニ)が鳥取の冬の顔として圧倒的な知名度を誇ります。11月〜3月の漁期限定で、境港や鳥取市内の海鮮市場・食事処で味わえます。冬のツーリングは寒さとの戦いでもありますが、松葉ガニを食べるという目標を持つと不思議とモチベーションが上がりますよ。また、モサエビ(ネズミエビ)は鳥取港で多く水揚げされる、甘みが強くプリプリした食感のエビ。地元では定食や海鮮丼のトッピングとして使われることが多く、「鳥取に来たらモサエビを食べないと損」というほどの名物です。

白イカ(ケンサキイカ)も鳥取を代表する海の幸のひとつ。透明感のある白い身が特徴で、刺身にすると甘みと歯ごたえのバランスが絶妙です。境港周辺の食堂では、白イカの刺身や丼を提供するお店が多く、観光と合わせて立ち寄りやすい環境が整っています。境港は水木しげるロードの観光でも有名なため、妖怪の世界観を楽しみながら食事するという変わった体験もできます。

大山まきばみるくの里のソフトクリームは、大山の高原牛乳を使った濃厚な一品で、多くのライダーが「鳥取で一番うまいスイーツ」と口を揃えます。大山環状道路を走った後のご褒美として立ち寄る流れが鉄板で、ライディングウェアのまま気軽に入れる雰囲気も好評です。濃厚な乳の甘さとなめらかな口どけは、頑張って走ってきた自分へのご褒美にふさわしい味。ここのソフトクリームのために大山に来るライダーもいるほどです。

すなば珈琲は鳥取砂丘の近くにある、鳥取ならではのユニークなコンセプトのカフェです。かつて「鳥取にはスタバはないけどスナバ(砂場)がある」という鳥取県知事の発言が話題になったことから誕生したというエピソードがあります。観光のついでに立ち寄りやすく、ツーリングの休憩スポットとしても重宝します。オリジナルグッズや地域限定メニューもあり、鳥取らしいお土産探しにも使えますよ。

また、鳥取といえば二十世紀梨も外せない特産品です。9〜10月の収穫シーズンに訪れると、道の駅や直売所で新鮮な梨が購入でき、その瑞々しい甘さは格別です。ツーリングの途中で梨を頬張るというのも、秋の鳥取ならではの贅沢なひとときです。

【鳥取のご当地グルメまとめ】

  • 牛骨ラーメン:鳥取独自のあっさり淡麗スープが特徴。鳥取市・倉吉市内に有名店多数
  • モサエビ(ネズミエビ):甘みとプリプリ食感が絶品。鳥取港水揚げの名物
  • 白イカ(ケンサキイカ):刺身・丼で味わえる透明感ある白い身が特徴
  • 松葉ガニ(ズワイガニ):11月〜3月の冬季限定。境港・鳥取市内で味わえる
  • 大山乳業ソフトクリーム:大山高原牛乳を使った濃厚な一品。ライダー必食
  • すなば珈琲:鳥取砂丘近くのユニークなコンセプトカフェ。観光のついでに立ち寄りやすい
  • 二十世紀梨:9〜10月限定。道の駅・直売所で新鮮なものが購入できる

なお、各店舗・施設の営業時間・定休日・メニューの詳細は変更になる場合があります。お出かけ前に必ず各店舗・施設の公式情報をご確認ください。また、食事や買い物に関するご判断は最終的にご自身でお願いします。

鳥取県おすすめツーリングスポットまとめ

鳥取県おすすめツーリングスポットについて、絶景ロードから日帰り・一泊二日のモデルコース、温泉・道の駅・ご当地グルメ、さらに安全情報まで一通り解説してきました。最後に要点を整理しながら、改めて鳥取の魅力をまとめます。

走りの観点では、大山環状道路のワインディングと鍵掛峠の絶景、浦富海岸の海岸線ツーリング、新因幡ライン(国道29号)の快走路が鳥取の三本柱です。信号が少なく交通量も比較的少ない環境は、他の観光地では味わいにくい鳥取だけの強みで、「流して気持ちいい県」というライダーからの評価は伊達ではありません。ヘアピンカーブのあるテクニカルな区間、雄大な高原を駆け抜ける快走区間、海岸線を流す爽快な道と、一つの県内でこれほど多様なライディング体験ができる場所は全国でもそう多くないと思います。

立ち寄りスポットでは、ライダーの聖地・隼駅、写真映えする鳥取砂丘、白兎海岸と道の駅「神話の里白うさぎ」、蒜山高原の広大な景色が揃っており、一日でも一泊二日でも充実した旅が組めます。三朝温泉・皆生温泉・はわい温泉での疲労回復も、一泊プランを選ぶ大きな理由になります。何より、海・山・温泉・グルメが一つの県内でコンパクトにまとまっているのが、鳥取ツーリングの最大の強みです。

グルメ面では、牛骨ラーメン・モサエビ・白イカ・松葉ガニ・大山ソフトクリーム・二十世紀梨と、走った後の楽しみが尽きない豊かなラインナップが揃っています。食事の立ち寄りひとつひとつが旅の思い出になるほど、鳥取のご当地グルメは個性的で美味しいものばかりです。

注意点については、山間部の野生動物(特にシカ)・霧・冬季閉鎖・ガソリン残量管理という4つの要素を、出発前にしっかり確認しておくことが大切です。正確な道路情報は必ず鳥取県公式サイトでご確認ください。また、ルート・装備・スケジュールに関する最終的な判断は、ご自身の経験・体力・バイクの特性に合わせて行うようにしてください。

鳥取は、一度走れば必ずまた来たくなる県です。私自身、「また鳥取に行きたい」という気持ちを何度も経験しています。ぜひ次のツーリング計画の候補として、鳥取をリストに入れてみてください。きっと後悔しない旅になるはずです。

近隣の山陰・日本海エリアをさらに広く周遊したい方は、富山・石川・福井を周回する北陸ツーリング下道ルートの記事も参考になりますよ。日本海側の絶景ロードをつないだ壮大なロングツーリングが楽しめます。

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