1958年の初代モデル誕生以来、世界生産累計台数が1億台(2017年時点)を突破し、国境や世代を超えて愛され続けているホンダの「スーパーカブ」。
その普遍的なデザインと圧倒的な耐久性、そして驚異的な経済性は、まさにオートバイの金字塔と言える存在です。
でも、いざ「自分もカブ主(カブのオーナー)になりたい」と思い立って公式サイトやカタログを開いてみると、そこには驚くほど豊富なラインナップが並んでいて、ちょっと面食らってしまいますよね。
「スーパーカブって種類が多すぎるのでは?」と圧倒されて、どれが自分に合っているのか、何を基準に選べば良いのか迷ってしまう。そんな方は決して少なくありません。というか、むしろほとんどの人が最初にここでつまずくかなと思います。
初めてのバイク選びであればなおさらです。排気量の違いや装備の差といった細かいスペックを見比べても、実際の使い勝手におけるカブの違いがイメージしづらくて、判断に困る場面も出てくるはずです。
例えば、普通自動車免許で乗れる手軽さをとるか、二段階右折などの制約がない快適さをとるか。この「スーパーカブ50と110、どっちにするか問題」は、多くの購入検討者が最初にぶつかる壁です。
また、積載性や足つきといった実用性を最優先するか、それともカブ本来の美しいスタイリングや日常での使いやすさをとるか。「プロとスタンダードで悩む」という声も、本当に尽きません。
インターネット上には実際に所有して乗っている人の口コミやレビューが数多く存在しますが、用途や体格、走行環境によって評価は千差万別です。だからこそ、断片的な情報だけで判断するのは危険かなと思います。
大事なのは、体系的に整理された知識をもとに、自分に最適な一台を見極めること。この記事では、複雑化しているスーパーカブの種類ごとの特徴を詳しく解説しつつ、購入前に必ず知っておきたい選び方と注意点を、できるだけわかりやすくご紹介していきます。
豊富な選択肢の中で迷っているなら、まずは各モデルが開発された背景や、想定されているライフスタイルを知るのが近道ですよ。
それぞれのメリット・デメリットや特徴を先に押さえておくことは、長く愛せる相棒と出会い、後悔しないための一番のコツです。
さらにこの記事では、購入後に「思っていたのと違った……」とならないよう、過去の事例に見られるモデル選びの失敗例や、一部で気にする人もいる「カブって恥ずかしいの?」という心理的な疑問、そして「結局どれが満足度高いの?」という傾向についても、客観的な情報や市場の動向を交えて触れていきます。
ぜひ最後まで読んで、あなたにとって最高の一台を見つけるための羅針盤として役立ててくださいね。
- 現行スーパーカブシリーズの各モデルの特徴、開発コンセプト、技術的な違いを体系的に理解できる
- 免許区分、維持費、走行ルールなどの法的な違いを含め、用途に合わせて自分に最適な排気量やグレードが判断できる
- 購入後に「坂道を登らない」「足がつかない」といった用途とのミスマッチや後悔を未然に防ぐ知識が身につく
- 実際に所有しているユーザーの評判や市場での人気傾向を知り、満足度が高いモデル選びのヒントを得られる
スーパーカブの種類ごとの特徴を解説
- スーパーカブの種類は多すぎ?
- カブの違いがわからない時の比較
- スーパーカブ50と110で迷う
- カブのプロとスタンダードで悩む
- 乗ってる人の口コミ・感想レビュー
スーパーカブの種類は多すぎ?

風オリジナル
「スーパーカブ」という名前を聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、そば屋の出前で使われているような、あの独特な形のバイクでしょう。
でも、今のホンダのラインナップを見ると、そのバリエーションの豊かさに驚かされます。「種類が多すぎる」と感じるのも無理はないんですが、実はこの種類の多さこそが、スーパーカブが60年以上もの長きにわたって支持され続けてきた理由そのものなんですよ。
なぜこれほどまでに種類が増えたのか、そして現行モデルはどう分類されているのか。その背景と全体像を、ここでじっくり紐解いていきます。
スーパーカブシリーズは、1958年に発売された初代「スーパーカブC100」からその歴史が始まりました。
当初は実用車としての側面が強く、耐久性、経済性、乗りやすさを徹底的に追求した設計でした。
その後、日本の高度経済成長とともに、新聞配達、郵便配達、銀行の営業など、あらゆるビジネスシーンで活躍するようになり、それぞれの業務に特化した「プレスカブ(現在はプロに統合)」や「MD(郵政カブ)」といった派生モデルが誕生します。
これが、カブの種類が増え始めた第一の要因ですね。
そして近年、カブの種類をさらに複雑かつ魅力的にしているのが、ライフスタイルの多様化とレジャー需要の高まりです。
「ビジネスバイク」としての枠を超えて、ファッションアイコンやアウトドアギアとしての側面が注目されるようになったんです。
これに応える形で、アウトドアテイストを強めた「クロスカブ」、初代モデルの上質なデザインを現代の技術で再現した「スーパーカブC125」、そしてかつての名車ハンターカブを復刻させ本格的なオフロード性能を持たせた「CT125・ハンターカブ」などが次々と投入されました。
つまり、現在のラインナップは、「徹底した実用性を追求したビジネスライン」と「趣味性や所有感を満たすレジャーライン」という2つの大きな柱で構成されているわけです。この2本柱を頭に入れておくだけで、カタログを見る目がぐっと変わりますよ。
大きく分けると、排気量(50ccと110cc以上)による区分と、スタイリングや用途によるモデル区分があります。
50ccモデルは日本の免許制度(原付一種)に対応した日本独自の規格で、110cc以上のモデルはグローバルスタンダードとして世界中で販売されている仕様に近いものです。
それぞれのモデルは、単なるデザイン違いではなく、フレームの剛性バランスからサスペンションのセッティング、エンジンの出力特性に至るまで、明確なコンセプトを持って設計されています。ここが、他のバイクメーカーの「シリーズ展開」とはちょっと違うところかなと思います。
| モデル名 | 排気量・型式 | 主な特徴とターゲット層 | 想定される利用シーン |
|---|---|---|---|
| スーパーカブ50 / 110 | 50cc (AA09) 110cc (JA59等) |
最も標準的なクラシックスタイル。丸目ヘッドライトが特徴。最新モデルではキャストホイールやディスクブレーキ、ABS(110のみ)を採用し安全性も向上。 | 通勤・通学、街乗り、近所の買い物、レトロファッションとしての利用。 |
| スーパーカブ50 プロ / 110 プロ | 50cc (AA07) 110cc (JA61等) |
新聞配達や配送業務に特化。小径14インチホイールによる低重心化と足つき性の向上、前カゴと大型リアキャリアを標準装備。 | 新聞配達、宅配業務、過積載に近い重装備でのキャンプツーリング(積載重視派)。 |
| クロスカブ50 / 110 | 50cc (AA06) 110cc (JA60等) |
レッグシールドを廃止し、ヘッドライトガードやセミブロックタイヤ(110のみ)を装備したアウトドアテイストモデル。遊び心あるデザインが若年層に人気。 | 街乗り、林道ツーリング、キャンプ、アウトドアファッションとのコーディネート。 |
| スーパーカブ C125 | 125cc (JA58/JA71等) | 初代C100をオマージュした優美なデザイン。スマートキー、専用キャストホイール、上質な塗装など装備を豪華にしたプレミアムモデル。 | 所有感を満たす趣味のバイク、休日のツーリング、大人のシティコミューター。 |
| CT125 ハンターカブ | 125cc (JA55/JA65等) | アップマフラー、アンダーガード、大型キャリア、ディスクブレーキ(前後)を装備し、オフロード走行も想定したタフな構造。 | 本格的なキャンプツーリング、林道走行、アドベンチャー、災害時の機動力確保。 |
※型式や装備内容はモデルイヤーによって変更される場合があります。購入検討の際は、最新の仕様をホンダ公式サイトや販売店で確認してくださいね。
こうして並べてみると、一口に「スーパーカブ」と言っても、そのキャラクターは本当に多種多様だとわかります。
例えば、同じ110ccクラスであっても、ビジネス用途に特化した「プロ」と、趣味性を高めた「クロスカブ」や「CT125」では、乗車姿勢やハンドリング、エンジンのフィーリングまで違います。もはや別のバイクと言っていいくらいですね。
初心者が混乱しやすいポイントとして、「スーパーカブ110」と「クロスカブ110」の中身はどれくらい違うのか、という点があります。
基本となるエンジンやフレームのベースは共通ですが、最終減速比(ギア比)の設定や、タイヤの外径、サスペンションのストローク量などが変更されていて、実際の走行フィールは別物と言っていいほどの違いがあるんです。
ざっくり言うと、クロスカブはよりアクティブに、スーパーカブはより実直に走るよう味付けされている、という感じですね。
「種類が多すぎる」と感じたときは、まず自分が「どんなシーンで使いたいか(通勤メインか、遊びメインか)」と「どの免許を持っているか(または取得予定か)」の2軸で整理してみてください。これだけで選択肢が驚くほどスムーズに絞り込めますよ。
決して無意味に種類が多いわけじゃなくて、あらゆるユーザーの生活にフィットするように進化を遂げた結果が、この豊富なラインナップなんです。そう考えると、選ぶのがちょっと楽しくなってきませんか。
カブの違いがわからない時の比較
カタログやウェブサイトで各モデルを並べて見比べたとき、パッと見のデザインは似ていても、実際にまたがってエンジンを始動させ、走り出した瞬間に感じる世界は驚くほど違います。
「どれも同じカブだろう」と考えて安易に選んでしまうと、購入後に「思っていた乗り味と違う」「自分の用途には使いづらい」といったミスマッチの原因になりかねません。これ、けっこうあるあるなんです。
モデルごとの違いを深く理解して失敗のない選択をするには、外観の好みだけでなく、走行性能や使い勝手を決定づける「足回り」と「装備」の技術的な差に目を向ける必要があります。
具体的に比較すべきポイントは、主に「ホイールサイズ(タイヤ径)」「ブレーキシステム」「車体装備」の3点に集約されます。
これらは、バイクの挙動や安全性、そして所有する満足感に直結する重要な要素ですよ。
1. 走行安定性を左右する「ホイールサイズ」の違い
スーパーカブシリーズには、大きく分けて「17インチ」と「14インチ」という2種類のホイールサイズがあります。この3インチ(約7.6cm)の差は、数字以上に乗り心地とハンドリングに劇的な変化をもたらします。
- 17インチホイール(スーパーカブ110、C125、CT125など)
初代スーパーカブC100から受け継がれる伝統的なサイズです。径が大きいことの最大のメリットは、「ジャイロ効果による高い直進安定性」と「路面の凹凸を乗り越える走破性の高さ」にあります。回転する物体が姿勢を保とうとするジャイロ効果が強く働くため、速度が出てもふらつきにくく、幹線道路や長距離ツーリングでも疲れにくいのが特徴です。また、タイヤの接地面積が縦方向に長くなるので、グリップも安定します。オートバイらしいゆったりした乗り味を楽しみたい方には17インチが向いていますね。 - 14インチホイール(スーパーカブ プロ、クロスカブ50など)
かつての「リトルカブ」や現行のプロ仕様で採用されている小径サイズです。メリットは、「低重心化による取り回しの良さ」と「足つき性の向上」。車体全体の重心が下がるため、重い荷物を積んだ状態でもふらつきにくく、停車時の安定感が増します。また、ハンドリングがクイックで小回りが利くので、狭い路地を頻繁に曲がるような配送業務や、市街地でのちょい乗りには最適です。
ちなみに、どちらが「正解」ということはありません。長距離や安定志向なら17インチ、足つきや取り回し重視なら14インチ、と考えておけばまず間違いないかなと思います。
2. 安全性と制動力を左右する「ブレーキシステム」の違い

近年のバイク業界における安全基準の厳格化にともなって、スーパーカブシリーズのブレーキシステムも大きく進化しています。
現在は「ディスクブレーキ」と「ドラムブレーキ」が混在している過渡期とも言える状況で、これもモデル選びの重要な指標になりますよ。
ブレーキシステムの種類と特徴
- ディスクブレーキ(+ABS):
現行のスーパーカブ110、C125、CT125などのフロントブレーキに採用されています。車輪と一緒に回転する円盤(ディスクローター)をパッドで挟み込んで止める仕組みです。放熱性が高く熱ダレしにくいうえ、雨天時でも制動力が安定しているのが特徴です。さらに、現行の原付二種以上のモデルには、急ブレーキ時のタイヤロックを防ぐ1チャンネルABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が装備されるモデルもあり、安全性が飛躍的に向上しています。 - ドラムブレーキ:
スーパーカブ50や一部のリアブレーキに採用されている伝統的な方式です。ホイール内部でシューを拡張させて止める仕組みで、雨や泥の影響を受けにくいという利点があります。制動力のコントロール性はディスクに劣る場合がありますが、構造がシンプルで消耗部品のコストが安く、メンテナンスが容易なことから、経済性を重視するビジネスユーザーには根強い支持があります。
「雨の日も通勤で毎日乗る」という方なら、迷わずディスクブレーキ&ABS付きのモデルを選んでおくと安心かなと思います。日々の安全性はお金には代えられませんからね。
3. 快適性と利便性を左右する「装備」の違い
毎日のように使うバイクだからこそ、細かい装備の差が満足度に大きく影響します。
特に注目したいのは、灯火類とメーター周りの機能です。
現行の多くのモデル(50ccを除く上位モデル中心)では、ヘッドライトにLEDが採用されています。
従来の電球(ハロゲンバルブ)に比べて圧倒的に明るく、夜間走行時の視認性が高いだけでなく、消費電力が少ないためバッテリーへの負荷も軽減されます。
一方で、コストを抑えたモデルや旧来の設計を引き継ぐモデルではハロゲン球が使われていますが、こちらは電球の交換コストが安いというメリットもあります。一長一短ですね。
また、メーターパネルの機能も見逃せません。
最新の「スーパーカブ110」や「クロスカブ110」、「C125」などには液晶パネルが組み込まれていて、「ギアポジションインジケーター(今何速に入っているかを表示する機能)」や「時計」、「燃費計」などが表示されます。
特に、ロータリー式変速を採用するカブにおいて、幻の5速に入れようとしてしまうミスや、停車時に何速に入っているか分からなくなる不安を解消してくれるギアポジションインジケーターは、初心者からベテランまで高く評価されている機能です。地味なようで、あると本当に安心なんですよ。
比較時にチェックすべきリスト
- ホイールサイズ:17インチ(安定性重視)か、14インチ(足つき・小回り重視)か?
- ブレーキ:雨の日も乗るなら安心のディスクブレーキ&ABS付きモデルが有利。
- 始動方式:C125はキックペダルがなくセルスターターのみ。バッテリー上がりが心配な環境ならキック併用モデル(その他のカブ)が安心。
- 燃料タンク容量:長距離ツーリングをするなら、CT125(5.3L)などの大容量タンクモデルが有利。
- スマートキー:C125には、鍵をポケットに入れたまま操作できるスマートキーシステムを採用。利便性と防犯性が高い。
このように、見た目は似ていても中身は「別の乗り物」と言えるほど異なります。
自分の使用環境(坂道が多い、雨でも乗る、夜間走行が多いなど)と照らし合わせながら、スペック表の数字の裏にある「実用上のメリット」を読み解くことが大切ですね。ここを丁寧にやっておくと、購入後の満足度がまるで変わってきますよ。
スーパーカブ50と110で迷う
スーパーカブを買うとき、最も多くの人が直面して、そして最も悩ましいのが「排気量選び」です。
特に「スーパーカブ50(原付一種)」にするか、「スーパーカブ110(原付二種)」にするか。この選択は、単なるエンジンパワーの違いだけでなく、適用される交通ルール、維持費、そして行動範囲そのものを大きく左右する、かなり重要な決断になります。
結論から言いますね。「小型限定普通二輪免許以上の免許を持っている(または取得する意思がある)」なら、迷わず110ccモデルを選ぶこと。これが現代の交通事情においては圧倒的にメリットが大きいと考えられます。
なぜそれほどまでに110ccが推奨されるのか。それぞれの法的な位置づけと実用面から、しっかり比較していきましょう。
スーパーカブ50(原付一種)の現状と制約
スーパーカブ50の最大のメリットは、何と言っても「普通自動車免許を持っていれば運転できる」という手軽さです。
わざわざ教習所に通って二輪免許を取る必要がなく、免許証があればバイクショップで購入してすぐに公道を走れます。
また、車両本体価格も110ccモデルより数万円ほど安く設定されていることが多く、初期費用を抑えたい方には魅力的な選択肢ですね。
ただ、現代の日本の道路交通法では、50cc以下の原付一種にはけっこう厳しい制約が課せられています。これが日常での使い勝手を大きく制限する要因になるんです。
- 法定速度30km/h制限:
どれだけエンジンの性能が良くても、公道では時速30kmまでしか出せません。都市部の幹線道路など、周囲の車が時速60km以上で流れている環境では、速度差がありすぎて逆に恐怖を感じたり、後続車から無理な追い越しをかけられたりするリスクが高まります。 - 二段階右折の義務:
信号機のある片側3車線以上の交差点などでは、右折レーンに入って右折することが原則できません。一度直進して向きを変え、信号を待ってから進む「二段階右折」をしなければならず、ルート選択や走行時の判断が煩雑になります。 - 二人乗り禁止:
構造上も法的にも、二人乗り(タンデム)は認められていません。
さらに、これは今カブを検討している方が絶対に知っておくべき大きな話なんですが、近年厳格化されている「排出ガス規制」への対応が、小排気量エンジンにとって技術的に限界に近づいています。
この流れを受けて、2025年11月以降に適用される新たな排出ガス規制に従来の50ccエンジンが対応するのは、コスト面などで現実的に難しいとされ、ホンダは50cc(原付一種)の生産を終了する方針を打ち出しています(現行50ccの生産は実質的に2025年10月末までとされています)。
その代わりとして、2025年4月1日からは「新基準原付」という区分がスタートしました。これは、総排気量50cc超〜125cc以下で、最高出力を4.0kW(約5.4ps)以下に制御した車両を、従来どおり「原付免許」や普通自動車免許で運転できるようにする、という制度です(参照:警察庁・日本自動車工業会等の公表資料)。
つまり今後は、125ccクラスの車体をベースに出力を抑えた「新基準原付」が、実質的に50ccの後継として普及していく見通しなんですね。ホンダも「Honda Lite(ホンダ ライト)」シリーズとして、この新基準原付に対応したモデルを展開しています。
ここは制度が切り替わったばかりで、対応車種や在庫の状況も刻々と変わっています。50cc(または新基準原付)を検討している方は、必ず最新の情報をホンダ公式サイトや販売店で確認してくださいね。現行の純粋な50ccモデルは、ある意味「最後の50ccカブ」になる可能性もありますが、性能面での非力さは否めないところです。
スーパーカブ110(原付二種)の圧倒的な利便性
一方、排気量110ccのスーパーカブ110は「原付二種(第二種原動機付自転車)」という区分に該当します。
運転には「小型限定普通二輪免許」以上が必要ですが、現在は法改正により最短2日間で取得できる教習カリキュラムも整備されていて、以前に比べて取得のハードルは大幅に下がっています。ここは意外と知られていないポイントかなと思います。
免許取得の手間をかけてでも110を選ぶべき理由は、以下の「交通弱者にならない」メリットにあります。
- 法定速度60km/h(道路標識に従う):
自動車と同じ法定速度で走行できます。交通の流れに乗ってスムーズに移動できるので、心理的なストレスや、速度差による危険性が大幅に軽減されます。 - 二段階右折不要:
自動車と同じように右折レーンを使って交差点を通過できます。複雑な交差点でもルート選びに迷いません。 - 二人乗りが可能:
乗車定員が2名となり、タンデムステップも装備されています(※免許取得後1年を経過している必要があります)。 - 余裕のある動力性能:
50ccに比べてトルク(力強さ)が段違いです。急な坂道や、重い荷物を積んだ状態での発進加速でも、エンジンを唸らせることなく余裕を持って走れます。
「ちょっとそこまで」の街乗りしかしないつもりでも、乗り慣れてくると行動範囲は自然と広がっていくものです。だからこそ、あとから物足りなさを感じにくい110ccは、長い目で見て後悔の少ない選択なんですよね。
維持費の比較:実はほとんど変わらない?
「排気量が大きいと維持費も高いのでは?」と心配される方も多いですが、実は50ccと110ccの維持費の差はごくわずかなんです。
| 項目 | スーパーカブ50(原付一種) | スーパーカブ110(原付二種) |
|---|---|---|
| 軽自動車税(年額) | 2,000円 | 2,400円 |
| 自賠責保険(参考:24ヶ月) | 8,560円(※沖縄・離島除く) | 8,560円(※沖縄・離島除く) |
| 任意保険 | ファミリーバイク特約利用可能 | ファミリーバイク特約利用可能 |
| 燃費(WMTCモード値) | 69.4 km/L | 67.9 km/L |
※税額や保険料は改定される場合があります。最新の金額は各自治体や保険会社、公式情報でご確認ください。
表からもわかるとおり、税金が年間で数百円異なるだけで、保険料(自賠責・任意保険)は同額または同等の特約が適用されます。この差なら、正直ほとんど誤差の範囲ですよね。
燃費についても、カタログ数値上は50ccが優れていますが、実走行では110ccのほうがアクセルを開けずに走れるため、結果的に燃費の差が縮まる、あるいは110ccのほうが良くなるケースさえ報告されています。つまり「50ccのほうが経済的」とは一概に言えないんです。
結論:どちらを選ぶべきか
スーパーカブ50がおすすめな人
- 普通自動車免許しか持っておらず、今後も二輪免許を取得する予定がない人。
- 自宅周辺数キロ圏内の平坦な道での買い物など、ごく短距離の移動に限定される人。
- どうしても「原付一種」という規格にこだわりがある人。
スーパーカブ110がおすすめな人
- 通勤や通学で、幹線道路やバイパス(自動車専用道路を除く)を利用する人。
- 坂道の多い地域に住んでいる人。
- 30km/h制限や二段階右折を煩わしいと感じる人。
- 将来的にツーリングや二人乗りを楽しみたいと考えている人。
- 維持費を抑えつつ、バイクとしての利便性を最大限に享受したい人。
免許の壁さえ越えてしまえば、走行性能、安全性、快適性のすべてで110ccモデルが優位に立ちます。
「大は小を兼ねる」の言葉どおり、迷ったら110cc(または125cc)を選んでおくこと。これが、購入後の後悔を防ぐ最も確実な選択かなと思いますよ。免許や車種全般の選び方でもっと基礎から確認したい方は、バイク購入完全攻略本も合わせて読んでみると、判断の軸がはっきりしてくるはずです。
カブのプロとスタンダードで悩む
スーパーカブのラインナップの中で、一見地味ながらも、玄人や実用重視のユーザーから熱狂的な支持を集めているのが「プロ(PRO)」シリーズです。
カタログ上の名称は「スーパーカブ50 プロ」および「スーパーカブ110 プロ」ですが、スタンダードモデルと比べて「どっちを買うべき?」と悩むユーザーは後を絶ちません。
両者はエンジンやフレームの基本骨格こそ共有していますが、その設計思想はまるで違います。スタンダードが「乗用としての快適性と積載性のバランス」を追求しているのに対し、プロは「極限までの積載能力と業務効率の最大化」を目的に開発されているんです。
この決定的な違いを理解するために、細部のメカニズムや使い勝手を専門的な視点から比較していきますね。
1. 走行特性を決定づける「ホイール径」の物理的特性
スタンダードとプロの最大の違いは、足回りにあります。
スタンダードが前後17インチの大径ホイールを採用しているのに対し、プロは前後14インチの小径ホイールを採用しています。
この「3インチの差」が、物理的な挙動に大きな違いをもたらします。
- プロ(14インチ)のメリット:低重心と取り回しの良さ
ホイールが小さいことで車体の重心が下がります。これにより、新聞や郵便物などの重量物を満載した状態でも、低速走行時や停車時の安定感が抜群に高くなります。また、タイヤの回転半径が小さいためハンドリングが非常にクイックで、狭い路地でのUターンや、頻繁な発進停止を繰り返す配送業務で圧倒的な機動力を発揮します。さらにシート高も抑えられるので、小柄な方でも両足がべったり着く安心感がありますよ。 - スタンダード(17インチ)のメリット:走破性と巡航快適性
ホイール径が大きいほど、路面のギャップ(段差や窪み)を乗り越える際の衝撃が緩和されます。また、直進安定性が高いため、幹線道路を巡航するときや長距離ツーリングで疲労が蓄積しにくいのが特徴です。一般的なオートバイに近い自然な操縦感覚を得られるのは17インチのほうですね。
2. 「運ぶ」ために特化した専用装備の数々
プロ仕様には、スタンダードモデルに後付けパーツを装着するだけでは再現できない、メーカー純正ならではの専用設計が施されています。
- 灯火類移設と大型フロントバスケット:
スタンダードモデルに後付けで前カゴを付けると、荷物を積んだ際にヘッドライトの光が遮られてしまうという欠点があります。でも、プロ仕様は最初からヘッドライトとウインカーがフロントバスケットの前面に移設されているんです。これで、山盛りに荷物を積んでも夜間の視界が確保されます。このバスケットは大型で深さがあり、実用性は非常に高いです。 - 大型リアキャリア:
スタンダードのキャリアよりもさらに面積が広く、堅牢に作られた専用リアキャリアを装備しています。配達用の大型ボックスを安定して固定できるだけでなく、近年ではキャンプツーリングを楽しむユーザーが、テントやシュラフなどの大量のキャンプ道具を積むためにこの装備を重宝しています。 - 強化されたサイドスタンドとパーキングロック:
荷物を積んだ重い車体を確実に支えるため、サイドスタンドは強化タイプが採用されていて、掛けた際の位置や角度も最適化されています。また、右手(フロントブレーキレバー)には、坂道停車時に車体が動かないようブレーキを固定できる「パーキングブレーキ機構」が装備されています(※モデル年式により仕様が異なります)。頻繁に停車する業務で安全性を高める重要な機能です。
3. 結論:どのようなユーザーが選ぶべきか
これらの特徴を踏まえると、両者の選び分けは以下のように明確化できます。
スーパーカブ プロを選ぶべき人
- 新聞配達、宅配、フードデリバリーなどの業務に使用する人。
- 「日本一周」や「長期キャンプツーリング」など、過積載に近い状態で長距離を移動する予定がある人(低重心による安定性がメリットになるため)。
- 身長が低く、17インチモデルの足つきに不安がある人。
- 実用一点張りの「働くバイク」の機能美に惹かれる人。
スーパーカブ スタンダードを選ぶべき人
- 通勤・通学や日常の買い物がメインで、そこまで重い荷物は積まない人。
- 休日のツーリングで、ワインディングロードなどを気持ちよく流したい人(17インチのハンドリングが有利)。
- カブ本来のレトロで軽快なスタイリングを楽しみたい人。
- カスタムパーツの豊富さを重視する人(プロ専用パーツはスタンダードに比べて少ない傾向にあるため)。
近年では、プロ仕様の実用性を逆手にとって、無骨なアウトドアギアとして「カブプロ」を愛用する一般ライダーも増えています。あの武骨さが、逆にかっこいいんですよね。
ただ、14インチ特有のクイックなハンドリングは好みが分かれるところでもあります。可能であれば試乗して、乗り味を自分の体で確かめてみることをおすすめしますよ。
乗ってる人の口コミ・感想レビュー

カタログスペックやメーカーの説明だけでは分からない「リアルな声」は、実際に日々そのバイクを使っているオーナーたちの中にこそあります。
スーパーカブシリーズは販売台数が桁違いに多いので、インターネット上には膨大な数の口コミやレビューが蓄積されています。
ここでは、それらの情報を客観的に見ながら、多くのユーザーが共通して挙げている「良い点」と「気になる点(デメリット)」を、具体的な事例とともに総括していきますね。
圧倒的な高評価:経済性と信頼性の「神話」
スーパーカブユーザーの口コミで、最も多く、そして最も熱く語られるのが「燃費」と「耐久性」です。
- 驚異的な実燃費:
「ガソリンスタンドに行く回数が減りすぎて、いつ給油したか忘れる」という声は決して大袈裟ではありません。カタログ値(WMTCモード値で60km/L台後半)に近い、あるいはそれを超える燃費を叩き出すユーザーも珍しくなく、特に信号の少ない郊外のツーリングではリッター70km〜80km以上を記録したという報告も多数あります。原付二種クラスのスクーターと比べても頭一つ抜けた経済性で、通勤コストを削減したいユーザーから絶大な支持を得ています。 - 壊れない信頼性:
「オイル交換さえしていれば壊れる気がしない」という評価も定着しています。過酷なビジネス現場で鍛え上げられたエンジンは、適切なメンテナンスを行っていれば10万キロはおろか、それ以上の走行距離にも耐えうると言われています。中古車市場でも、走行距離が多い車両が依然として高値で取引されている事実が、その耐久性を証明していますね。どのくらいの距離まで乗れるものなのかが気になる方は、バイクの走行距離は何キロまで?寿命の目安と中古購入時の注意点も参考になりますよ。
独特の操作感:自動遠心クラッチの評価
カブ特有の「自動遠心クラッチ式ロータリーギア」については評価が分かれるポイントですが、慣れたユーザーからは「楽しい」という声が多数を占めます。
- ポジティブな意見:
「スクーター(CVT)のような味気なさがない」「自分の意思でギアを選んで走れるのが楽しい」「左手のクラッチ操作がないので渋滞でも手が疲れない」といった意見です。また、つま先とかかとを使って操作するシーソーペダルのおかげで、「革靴やスニーカーの甲が痛まないのが良い」というビジネスユーザーからの評価も高いですね。 - ネガティブな意見(特に初心者):
「シフトダウンのときにショック(変速ショック)が大きくて怖い」「停車時に何速に入っているか分からなくなる(※現行モデルはインジケーターで解消済み)」といった声もあります。これらは、「ブリッピング(回転数合わせ)」などの操作テクニックを覚えることで解消され、むしろ操る喜びに変わっていく過程を楽しむユーザーが多いようです。
リアルな不満点:購入前に知っておくべき「カブの弱点」
一方で、絶賛レビューの陰には、カブならではの弱点に対する指摘もあります。
これらは購入後のカスタムで対策できるものが多いですが、あらかじめ知っておくべき事実ですよ。
よくある不満点とユーザーの対策
- 「お尻が痛くなる(通称:カブ尻)」:
純正シートはビジネス利用を想定して耐久性重視で作られているためか、長時間のツーリングではお尻が痛くなるという声が非常に多いです。
対策:「ゲルザブ(衝撃吸収材入りの座布団)」を敷く、クッション性の高い社外シートに交換する、などの対策が一般的です。 - 「LEDヘッドライトが暗い・配光が狭い」:
現行モデルのLEDヘッドライトは、対向車への配慮からか照射範囲(配光)が独特で、街灯のない夜道ではカーブの先が見えにくいという指摘があります。
対策:フォグランプ(補助灯)を追加するユーザーが多く見られます。特にクロスカブやハンターカブでは、ドレスアップも兼ねて装着するケースが目立ちますね。 - 「50ccのパワー不足と煽られ運転」:
50ccモデルのユーザーからは、「上り坂で速度が落ちて後ろの車に煽られるのが怖い」「幹線道路への合流が命がけ」といった切実な声が聞かれます。
対策:こればかりは車体の限界なので、多くのユーザーが「免許を取って110cc以上に乗り換える」という結論に至っています。この点からも、環境が許すなら最初から110ccを選ぶのがおすすめです。
総じて、スーパーカブの口コミは「不満点はあるものの、それを補って余りある魅力と愛着がある」というトーンで語られることが多いです。
「ただの移動手段」として買ったはずが、いつの間にか「生活になくてはならない相棒」になっている。そんなオーナーたちの熱量の高さが、レビューの端々から伝わってきますよ。
スーパーカブの種類の選び方と注意点
- スーパーカブの種類で迷うなら
- スーパーカブ選びで後悔しないコツ
- スーパーカブのモデル選びの失敗例
- カブの種類は恥ずかしいのか
- スーパーカブはどれが満足度高い?
- スーパーカブの種類選びのまとめ
スーパーカブの種類で迷うなら

どのモデルにするか決めきれない場合は、「バイクを使って何をしたいか」という目的をはっきりさせることから始めてみましょう。ここが決まると、驚くほどスッと候補が絞れますよ。
目的別に適したモデルを整理すると、以下のようになります。
- 近所の買い物や短距離の通勤・通学のみ:スーパーカブ50、スーパーカブ50プロ
- 流れの速い幹線道路を含む通勤や、中距離移動:スーパーカブ110、クロスカブ110
- キャンプや林道などのアウトドアレジャー:クロスカブ110、CT125ハンターカブ
- 所有感や質感、デザイン性を重視したツーリング:スーパーカブC125
- とにかく荷物をたくさん積みたい:スーパーカブ110プロ
このように用途を絞り込むと、必要な排気量や装備が自然と見えてきます。
特にこだわりがなければ、バランスの良い「スーパーカブ110」か、デザイン性が高くて街乗りにも馴染む「クロスカブ110」が汎用性が高くておすすめです。この2台は「初めての一台」として選んで失敗しにくい、いわば鉄板の選択肢かなと思います。
スーパーカブ選びで後悔しないコツ
購入後に後悔しないためには、カタログスペックだけでなく、実車確認と試乗を行うことが本当に大事です。写真とネットの情報だけで決めてしまうと、あとで「こんなはずじゃなかった」となりがちなんですよね。
特に以下のポイントは写真だけでは分かりにくいので、販売店で実際に確認してみてください。
1. 足つき性の確認
シート高や車体の幅によって、足つきは大きく変わります。特にクロスカブ110やCT125はシート高がやや高めに設定されているので、小柄な方は不安を感じる場合があります。実際にまたがってみて、安心して支えられるかを確認しましょう。
2. 実際のポジションと取り回し
ハンドル位置や車重もモデルによって異なります。センタースタンドのかけやすさや、押し歩きのしやすさも、日常的に使ううえでは意外と効いてくる要素ですよ。
3. 免許区分の再確認
「原付免許や普通自動車免許で乗れるのは50ccまで(および新基準原付まで)」という点を誤解しているケースが、稀にあります。110cc以上のモデルに乗るには、小型限定普通二輪免許以上の自動二輪免許が必要です。取得予定も含めて、しっかり計画を立てておきましょう。
4. 予算と購入方法(新車か中古か)
カブは中古市場でも人気が高く、状態の良い車両は値落ちしにくいのが特徴です。新車で最新の安全装備を手に入れるか、中古で予算を抑えつつ状態の良い個体を探すか。ここも判断のポイントになります。中古を狙う場合は、走行距離だけで判断せず、整備履歴やメンテナンスの状態も合わせて確認すると安心ですよ。
スーパーカブのモデル選びの失敗例

ユーザーの声の中には、選び方を間違えてしまったという失敗談も存在します。
代表的な例を先に知っておくことで、あなたは同じ失敗を避けられますよ。
よくある失敗例
- 「50ccを買ったが、30km/h制限がストレスですぐに買い替えた」
交通量の多い道路を走る機会が多い場合、周りの速度域に合わせられないことが恐怖やストレスになることがあります。結果的に買い替えて、二重に費用がかかってしまうパターンですね。 - 「見た目で選んだが、荷物が全く積めなかった」
C125などのスタイリッシュなモデルは、純正の状態ではリアキャリアが小さく、大きな荷物を積むのが難しい場合があります。積載性を重視するなら、キャリアの増設などのカスタム費用も考慮しておく必要があります。 - 「プロ仕様を買ったが、カスタムパーツが少なかった」
スーパーカブプロは専用設計の部分が多く、スタンダードモデル用のカスタムパーツがそのまま付かないことがあります。カスタムを楽しみたい場合は、購入前に適合情報を確認しておきましょう。 - 「足つきを確認せずに買ったら、停車時に不安だった」
シート高の高いモデルを写真の印象だけで選んでしまい、いざ乗ってみると信号待ちでヒヤッとする、というケースもあります。前述のとおり、足つきは必ず実車で確認しておきたいところです。
カブの種類は恥ずかしいのか

かつてスーパーカブと言えば「蕎麦屋の出前」や「新聞配達」といったビジネスバイクのイメージが強く、「若者が乗るのは恥ずかしい」「おじさん臭い」といった印象を持たれることもありました。この点を気にして購入をためらう方も、実は少なくないんですよね。
でも、今はそのイメージが大きく変わっています。
近年では、アニメや映画作品に登場したことや、キャンプブームの影響で「クロスカブ」や「ハンターカブ」が大ヒットし、ファッションアイコンとしての地位を確立しました。
レトロで可愛いデザインが再評価され、女性ライダーや若年層のユーザーも急増しています。
街中でおしゃれなカフェの前に停まっていても違和感がないほど、カブのデザインは洗練されているんですよ。
今の時代、「カブに乗るのが恥ずかしい」という感覚はかなり薄れていて、むしろ「こだわりを持って選んだ相棒」としてポジティブに捉えられる傾向にあります。
周りの目を気にする必要はありません。自信を持って、あなたが好きだと思えるモデルを選んで大丈夫ですよ。
スーパーカブはどれが満足度高い?
満足度はユーザーの価値観によりますが、近年の傾向として、特に高い評価を得ているモデルがいくつかあります。「どれか一台に絞れない」という方は、この3台を軸に考えてみると選びやすいかなと思います。
CT125 ハンターカブ
圧倒的な存在感とタフな走破性で、レジャー目的のユーザーから絶大な支持を得ています。価格は高めですが、所有欲を満たすデザインと実用性の高さで満足度は非常に高いと言われています。キャンプや林道など「遊びの相棒」を求める人には特に向いていますね。逆に、街乗りの手軽さや車両価格の安さを重視する人には、ややオーバースペックかもしれません。
スーパーカブ C125
上質な塗装や切削加工されたホイール、スマートキーシステムなど、原付二種クラスとは思えない高級感が魅力です。「大人の趣味のバイク」として、質感にこだわる層から高く評価されています。ただし積載性は控えめなので、たくさん荷物を積みたい人には不向きかなと思います。所有する喜びを大切にしたい人向けですね。
スーパーカブ 110(スタンダード)
コストパフォーマンスの高さと、カブ本来の「道具としての美しさ」を兼ね備えています。日常の足として使い倒せる気軽さと、長く付き合える信頼性があり、結果的に長く愛用するユーザーが多いモデルです。「最初の一台としてとにかく間違いのないものが欲しい」という人には、これが一番おすすめですよ。
スーパーカブの種類選びのまとめ

これまでの解説を踏まえて、スーパーカブの種類選びで押さえておきたい重要ポイントをまとめました。ご自身の状況と照らし合わせながら、最終確認に使ってくださいね。
- 現在所有している免許の種類を確認し運転可能な排気量を把握する
- 普通自動車免許のみなら50ccモデル(または新基準原付)か免許取得を検討する必要がある
- 50ccは排出ガス規制の影響で生産終了の方針が示されており今後は新基準原付への移行が進む見通し
- 30km/h制限や二段階右折を避けたいなら110cc以上のモデルが推奨される
- 維持費の安さを重視するなら50ccから125ccまでの原付クラスが有利である
- 通勤や通学がメインなら燃費と取り回しの良いスタンダードが適している
- 新聞配達や配送業務など積載量を重視するならプロ仕様が最適である
- キャンプや林道などアウトドアを楽しむならハンターカブが活躍する
- 街乗りでのファッション性も重視するならクロスカブが人気である
- 質感や高級感あるデザインを求めるならC125が満足度が高い
- 足つき性に不安がある場合は14インチホイールのモデルを検討する
- 走行安定性や長距離移動の快適さを求めるなら17インチが有利である
- 購入前に必ず実車に跨りシート高やポジションを確認することが大切
- カスタムを楽しむ予定があるならパーツの豊富さも考慮に入れる
- 新車だけでなく中古車も含めて予算内で最良の状態のものを探す
- 自分のライフスタイルに合った一台を選ぶことが長く楽しむ秘訣である
ここまで読んでいただければ、もう「種類が多すぎてわからない」という状態からは抜け出せているはずです。あとは、あなたの使い方に一番フィットする一台を、販売店で実際に見て・またがって・できれば試乗して、確かめてみてくださいね。最後の決め手は、やっぱり「これに乗りたい」というあなたの気持ちですよ。
なお、排気量区分や排出ガス規制など制度に関わる部分は今まさに移行期にあります。購入前には、必ずホンダ公式サイトや販売店で最新の仕様・価格・在庫状況を確認しておくと安心です。
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