こんにちは。風と共に駆けるライダーの旅路 代表の「H」です。
滋賀県でのツーリングを計画しているけれど、「どこを走ればいいの?」「ビワイチって実際どうなの?」「初心者でも楽しめるの?」と悩んでいませんか?関西圏や東海圏に住んでいるライダーなら、日帰りツーリングの候補地として滋賀県を考えたことがある人も多いはずです。
滋賀県は、日本最大の湖である琵琶湖を中心に、湖岸の絶景ロードからワインディング、山岳ルート、写真映えするバイク映えスポット、さらには近江牛やラコリーナといったグルメまで、ライダーが求めるものがほぼ全部そろっているエリアです。信号が少なく初心者も走りやすい湖岸道路から、走りごたえ抜群の伊吹山ドライブウェイ、紅葉が圧巻のメタセコイア並木、雲海と紅葉のパノラマが広がるおにゅう峠まで、季節ごとにまったく違う顔を見せてくれるのが滋賀ツーリングの大きな魅力です。
ただ、二輪車通行規制や冬季通行止めなど、知らないと損する注意点もいくつかあります。この記事では、私が実際に走って感じた路面の感触や混雑のリアル、日帰りで回れるモデルルートの考え方まで、滋賀県のツーリング情報を余すところなくお伝えしていきます。ぜひ最後まで読んで、最高のツーリング計画に役立ててください。
- ビワイチや琵琶湖岸道路など定番絶景ルートの走り方と特徴
- メタセコイア並木やおにゅう峠など写真映えする穴場スポットの詳細
- 初心者から上級者まで楽しめる季節別・レベル別のおすすめルート
- 二輪車通行規制・冬季通行止めなど走る前に必ず確認すべき注意点
滋賀県おすすめツーリングスポットを走る前に知っておきたい基礎知識
滋賀県は、エリアによってツーリングの難易度や景観、注意点がまったく異なります。琵琶湖を中心に「湖南・湖東・湖西・湖北」の4エリアに大きく分かれており、どこをどう走るかによってまったく違う体験ができます。まずはこのエリアの特性をざっくり頭に入れておくと、ルートを組み立てるときにとても役立ちますよ。
湖南は大津市や草津市など都市部に近く、アクセスしやすい反面、交通量が多い区間もあります。湖東は彦根や近江八幡など歴史的な町が点在し、観光とツーリングを組み合わせやすいエリアです。湖西は白鬚神社やメタセコイア並木、おにゅう峠など絶景スポットが集中していて、滋賀ツーリングの「主役」とも言えるエリア。そして湖北は奥琵琶湖パークウェイや海津大崎など、ライダーにとって宝の山のような場所が続きます。ただし湖北は冬の積雪が多いため、季節選びが非常に重要になってきます。
このエリア区分を頭に入れた上で、以下の各スポット解説を読んでいただくと、「今の季節にどこへ行くべきか」がずっとクリアに見えてきますよ。それでは詳しく見ていきましょう。
ビワイチで巡る琵琶湖絶景ルート
「ビワイチ」とは、琵琶湖を一周するツーリングコースの総称です。全長はおよそ200kmほどで、サイクリストにも人気ですが、バイクでも信号が少なく快走できるため、関西ライダーの間では定番中の定番になっています。一度は走ってみたいルートの筆頭として、初心者から経験者まで幅広いライダーに支持されているのがビワイチの魅力です。
走る方向は反時計回りが基本です。これはライダーの間ではもはや常識で、常に左手に琵琶湖を見ながら走れるため開放感が格段に上がります。湖岸に向いた駐車スペースや展望エリアにも入りやすく、写真を撮るタイミングが自然に増えるのも大きなメリットです。時計回りにすると湖が右手になってしまうため、絶景を存分に楽しむには反時計回りで走るようにしてください。
日帰りでビワイチを完走しようと思うと、ペース配分が重要になります。観光や休憩込みで走るなら、大阪・京都方面から早朝に出発するのが理想的です。グルメスポットや道の駅でのんびり立ち寄りながら走る場合は、1泊2日のプランにするとより充実した旅になりますよ。後述する奥琵琶湖パークウェイや海津大崎など、湖北エリアのハイライトを外さないためにも、余裕あるスケジュールを組むことをおすすめします。
ビワイチを走る上でぜひ意識してほしいのが、各エリアのキャラクターの違いです。湖南は都市部を抜ける区間もあり比較的走りにくいですが、草津や守山周辺は道が整備されていて走りやすい。湖東の彦根城付近は観光客が多く、週末は渋滞気味になることもあります。湖西の高島エリアに入ると一気に景観が変わり、琵琶湖の大きさをダイレクトに感じられる絶景区間が続きます。そして湖北は先述した奥琵琶湖パークウェイが待ち受けており、ビワイチのハイライトと言っても過言ではないほどの絶景区間です。
また、ビワイチ中の補給やトイレの問題も見落とせません。湖岸には道の駅やコンビニが点在していますが、湖北エリアは施設間の距離が長くなることがあります。スマートフォンで事前にコンビニや道の駅の位置を確認し、燃料と体力の補給計画を立てておくと安心です。
ビワイチのポイントまとめ
走る方向:反時計回りが基本(左手に湖が見える)
全長:約200km前後(あくまで目安です)
難易度:ほぼ平坦で初心者でも完走しやすい
おすすめ時期:春(桜)・秋(紅葉)・夏(青い湖面)
日帰り目安:早朝出発で観光込みなら8〜10時間程度
補給ポイント:湖南〜湖東は豊富、湖北は事前確認推奨
ビワイチの走行距離について
「全長約200km」という数字はあくまでも一般的な目安です。どの道を選ぶか、どのルートで湖岸に出るかによって実際の走行距離は変わります。出発地点によっては往復の移動距離も加算されるため、総走行距離は300km前後になることも珍しくありません。無理のないペースで、楽しく完走することを最優先に考えてください。
初心者も走りやすい湖岸道路とコース
ツーリング初心者の方に特におすすめしたいのが、琵琶湖東岸を走る「琵琶湖さざなみ街道(湖岸道路)」です。ほぼ全線にわたって平坦で直線が多く、急カーブもほとんどありません。信号も少ないためクラッチ操作に疲れることなく、マイペースで湖の景色を楽しみながら走れます。まさに「バイクに乗り始めたばかりでも安心して楽しめる道」として、滋賀ツーリングの入門コースとして最適な一本です。
「初めてのロングツーリングをどこでやろうか」と考えているなら、この道は本当に最適だと思っています。開放感があって景色は抜群、それでいて道としては優しい。初めてバイクで遠くまで走った達成感を、安心して味わえる道です。私自身もツーリングを本格的に始めた頃、この湖岸道路で「バイクってこんなに気持ちいいのか」と実感した記憶があります。
大阪・京都からのアクセスも良く、名神高速の草津JCTや京都東ICで降りれば比較的スムーズに現地に到達できます。名神高速を使わない場合は、国道1号や国道161号経由でのアクセスも可能です。ただし、週末の昼間は湖岸道路沿いも混雑することがあるので、早朝スタートがおすすめです。なお、道路状況や混雑については事前に地図アプリや交通情報で最新情報を確認してから出発するようにしてください。
湖岸道路を走る際のおすすめポイントをいくつか紹介しておきます。まずは守山市の烏丸半島エリア。琵琶湖に突き出た半島で、水生植物公園みずの森が隣接しており、ハスの花が咲く夏は特に美しい景観が楽しめます。次に近江八幡市の湖岸緑地エリア。整備された公園が点在していて、バイクを停めてのんびり琵琶湖を眺めるのに絶好の場所です。そして彦根市の松原水泳場エリアは湖がすぐそこに迫る開放感があり、夏は特に水辺の爽快感が最高潮です。
初心者の方がよく気にするのが「途中でコケそうになったら」という不安だと思いますが、湖岸道路は交通量が多すぎることも少なすぎることもなく、ちょうどいいペースで走れる道です。ゆっくり走って景色を楽しんでも誰もあせらせません。バイクに慣れるための練習場所としても最高のロードですよ。
初心者向け湖岸道路ルートの特徴
・急カーブがほとんどなく、平坦な直線区間が続く
・信号が少ないためクラッチ操作の疲れが出にくい
・コンビニや道の駅が適度に点在し、補給しやすい
・大阪・京都・名古屋からのアクセスが良好
・季節を問わず年間を通じて走れる安定したルート
日帰りで行けるワインディングの名道
「走る楽しさ」をとことん追求したいライダーには、滋賀にはしっかりとしたワインディングロードが用意されています。代表格は奥琵琶湖パークウェイと伊吹山ドライブウェイの2本です。どちらも日帰りで十分楽しめる距離感にありながら、走りごたえという意味では全国レベルで通用するほどの名道です。ここ、気になりますよね。それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
奥琵琶湖パークウェイの走り方
奥琵琶湖パークウェイは全長約18.8km、琵琶湖北岸を走る絶景のドライブコースです。中高速コーナーが続くレイアウトで、コーナーを抜けるたびに湖が見え隠れする演出がたまりません。ワインディングを楽しみながら、同時に琵琶湖の絶景も味わえるという「走りと景観の両立」を実現している稀有なコースです。
このルートで特に外せないのがつづらお崎展望台です。琵琶湖を高い位置から見渡せる展望スポットで、晴れた日には対岸まで見通せる大パノラマが広がります。春には桜、秋には紅葉、晴れた日には雪をかぶった比良山系が湖面に映り込む絶景と、季節ごとに異なる顔を見せてくれます。展望台にはバイクを停めるスペースもあるので、ぜひ愛車と一緒に景色をバックに写真を撮ってください。
ただし、ルートの一部が一方通行区間になっているので、事前にルート方向を確認してから走るようにしてください。行き当たりばったりで走り始めると、意図した方向に進めない場面が出てきます。また、落ち葉の多い秋や雨上がりは路面が滑りやすくなるため、コーナリングのペースには余裕を持って走るようにしてください。
伊吹山ドライブウェイの走り方
伊吹山ドライブウェイは全長17km、滋賀県最高峰の伊吹山(標高1,377m)の山頂付近まで駆け上がる本格山岳路です。路面はきれいに整備されていますが、125cc以下の原付は通行不可なのでご注意ください。また有料道路ですので通行料金が別途かかります(最新の料金は公式サイトをご確認ください)。山頂付近では天気が急変することもあるため、出発前に天気予報をしっかりチェックしておきましょう。
山頂付近まで登ると標高が一気に上がるため、麓との気温差が10度以上になることもあります。夏でも山頂は肌寒いことが多いので、薄手のジャケットやウィンドブレーカーを必ず持参してください。山頂からの眺めは雲海、琵琶湖の全景、遠く日本アルプスの稜線まで見渡せることがあり、「ここまで登ってきてよかった」と思わせてくれる大パノラマです。
伊吹山ドライブウェイは雨天時や霧の日には視界が急激に悪化します。霧がかかると前方が数メートルしか見えなくなることもあるため、天候が不安定な日は無理に登らない判断も大切です。バイクでの山岳路走行は体力と精神力を使いますから、コンディションが良い日を選んで走るようにしてください。
日帰りワインディング2選の比較
| 道路名 | 全長 | 特徴 | 通行条件 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 奥琵琶湖パークウェイ | 約18.8km | 湖岸絶景×中高速コーナー | 無料・全排気量OK | 一方通行区間あり・冬季通行止め・落ち葉注意 |
| 伊吹山ドライブウェイ | 約17km | 標高1,200m超の大パノラマ | 有料・126cc以上のみ | 冬季閉鎖・悪天候時の急変・気温差大 |
メタセコイア並木の紅葉と四季の絶景
滋賀ツーリングで「写真映え」といえば、まず誰もが挙げるのがメタセコイア並木(高島市マキノ町)です。マキノ高原へと続く約2.4kmの直線道路に、約500本のメタセコイアが左右に立ち並ぶ光景は、初めて目にしたとき思わず声が出るほどの迫力があります。バイク雑誌やSNSで何度も目にしてきたあの絶景が、実際に目の前に広がった瞬間の感動は、何度訪れても色褪せることがありません。
春から夏にかけては鮮やかな新緑のトンネル、秋には燃えるような紅葉と茶色い落ち葉が積もった幻想的な道、冬には雪をかぶった白銀の世界と、まったく違う顔を四季それぞれに見せてくれるのがこの場所の最大の魅力です。個人的には11月下旬から12月上旬の紅葉ピーク時が一番のおすすめで、朝早い時間帯に来ると人が少なくて愛車との写真を存分に撮れますよ。
隣接する「マキノピックランド」に無料のバイク駐車場があります。並木道の路肩への無理な駐車は混雑を招き、他の観光客や通行車両の迷惑になるので避けてください。SNS映えを狙うなら朝の光が差し込む時間帯が圧倒的にきれいなので、ぜひ早起きして向かってみてください。
季節ごとのおすすめ訪問時期
メタセコイア並木を最大限に楽しむためには、訪問する季節とタイミングが重要です。以下に季節ごとの特徴をまとめました。
春(4月〜5月)は木々が芽吹き始め、フレッシュな黄緑色の新芽が並木道を彩ります。空気が澄んでいて気温も走りやすく、ツーリングのコンディションとしても最高の季節です。桜が散った後の静かな並木道は、混雑も比較的落ち着いていて穴場的な訪問タイミングと言えます。
夏(6月〜8月)は深い緑のトンネルが形成され、鬱蒼とした木陰が続く幻想的な空間になります。木漏れ日が差し込む早朝は特に美しく、緑のトンネルをバイクで駆け抜ける体験は夏ならではの爽快感があります。ただし日中は気温が高くなるため、早朝か夕方の涼しい時間帯を狙うのがおすすめです。
秋(10月下旬〜12月上旬)が最も人気の高いシーズンです。メタセコイアはオレンジから深紅へと変化する紅葉が美しく、落ち葉が道路に積もった景観は息をのむほど。ピーク時は非常に混雑するため、平日の早朝6〜8時台に訪問するのが理想的です。この時間帯は朝霧が漂うこともあり、幻想的な写真が撮れる可能性も高まります。
冬(12月中旬〜2月)は雪景色の並木道という、他のシーズンにはない絶景が楽しめます。雪が積もった並木道は静寂に包まれ、訪れる人も少ないため穴場的な体験ができます。ただしマキノ町は湖北エリアに位置するため積雪が多く、路面凍結のリスクが高い季節でもあります。冬季に訪問する場合は必ず気象情報を確認し、スタッドレスタイヤや防寒装備を万全にしてから向かってください。バイクでの冬季訪問はリスクが高いため、十分な経験と装備が必要です。
メタセコイア並木の混雑と撮影マナーについて
紅葉シーズン(特に11月の週末)は周辺道路が大渋滞になることがあります。並木道内での急停車や路肩駐車は後続車両との接触事故につながるため絶対にやめてください。撮影はマキノピックランドの駐車場にバイクを停めてから徒歩で行うのがマナーです。また、他の観光客の迷惑にならないよう、撮影時間は短くまとめることを心がけてください。
穴場フォトスポットでバイク映えを狙う
メタセコイア並木や白鬚神社は知名度が高い分、休日は多くの人でにぎわいます。もう少し静かに、愛車とじっくり向き合って写真を撮りたいというライダーには、地元に知られた穴場スポットがいくつかあります。SNSでバズっている場所ばかりが良いわけではなく、誰もいない静かな場所で撮った一枚が最高の記念になることも多いですよね。ここでは私が実際に訪れて「ここは良い」と感じた穴場スポットを3か所、じっくり紹介します。
西の湖(近江八幡市)
西の湖は、琵琶湖と水路でつながる内湖のひとつで、ラムサール条約にも登録された貴重な湿地環境です。周囲に広がるヨシやススキの群生が美しく、水面に映り込む葦原の景観は時代劇のロケ地にもなるほどの独特の風情があります。観光地化されておらず、訪れる人も少ないため、愛車とじっくり向き合って撮影できる贅沢な場所です。
バイク写真として特におすすめなのは、ヨシやススキを前景に入れて湖面と愛車を絡めた構図です。秋から冬にかけてのススキシーズンは特に美しく、夕暮れ時の金色に輝くススキと湖面のコントラストは息をのむほどです。近江八幡の市街地からもアクセスしやすく、ラ・コリーナとセットで訪れるルートが私のお気に入りです。駐車スペースは限られているため、バイクを邪魔にならない場所に停めて周辺を歩いて探索してください。
この周辺は水郷地帯でもあり、周囲の道路はところどころ細い区間があります。大型バイクでの取り回しには注意が必要ですが、その分「来た感」がある穴場らしい雰囲気を楽しめます。
栗見在家湖岸緑地(東近江市)
SNSのバイク写真好きコミュニティで「あのベンチのある場所」として静かに話題になっているのがここです。東近江市の湖岸に整備された小さな緑地公園で、琵琶湖を正面に据えたノスタルジックな構図で愛車を撮影できる場所として口コミで広まっています。大型の観光施設があるわけでもなく、ただただ琵琶湖と空と芝生が広がる、シンプルだけど圧倒的に気持ちの良い場所です。
ここでの写真の醍醐味は、湖面の広がりを最大限に活かした水平線を強調した構図にあります。バイクをベンチ近くに停め、湖を背景にした正面ショットや横位置ショットなど、様々なアングルが試せます。特に早朝や夕方の光が低い時間帯は、バイクのボディが美しく輝いて最高の仕上がりになりますよ。
芝生のスペースが広く、バイクを置いてゆっくりくつろぎながら過ごせるのも魅力のひとつです。近くに自動販売機や簡易トイレがある場合もありますが、施設の充実度は高くないため、飲み物などは事前に準備しておくことをおすすめします。混雑しにくいため、のんびりソロツーリングの休憩地としても最高です。
マキノサニービーチ(高島市)
高島市にある琵琶湖の湖畔エリアで、夏は水泳客でにぎわうビーチですが、オフシーズンはライダーにとっての隠れた撮影スポットになっています。湖畔に設置されたコンクリートの柱状構造物(波消しブロックのような構造物)が独特の幾何学的な景観を生み出しており、その隙間から覗く琵琶湖とバイクを組み合わせた写真はほかでは撮れないユニークな一枚になります。
被写体としての面白さは、コンクリートの無機質な素材感と青い琵琶湖の自然のコントラスト、そしてバイクという機械美の三者が交わる点にあります。構図の自由度が高く、ローアングルで狙ったり、コンクリートの隙間越しに撮影したりと、アイデア次第でバリエーション豊かな写真が撮れます。SNSに投稿すると「どこで撮ったの?」と聞かれることが多い場所でもありますよ。
夏のビーチシーズン(7月〜8月)は水泳客が多くバイクでのアクセスが制限される場合があります。ベストな訪問時期は春か秋で、人が少ない平日の早朝が特におすすめです。メタセコイア並木と同じ高島市内にあるため、セットで回るルートが効率的です。
滋賀の穴場フォトスポット3選まとめ
| スポット名 | エリア | 写真の魅力 | ベストシーズン |
|---|---|---|---|
| 西の湖 | 近江八幡市 | ヨシ・ススキと湖面の情緒ある構図 | 秋〜冬(ススキシーズン) |
| 栗見在家湖岸緑地 | 東近江市 | 琵琶湖水平線バックのノスタルジック写真 | 春・秋(早朝・夕方) |
| マキノサニービーチ | 高島市 | コンクリート幾何学×湖のユニーク構図 | 春・秋(オフシーズン) |
おにゅう峠の雲海と山岳絶景を楽しむ
滋賀と福井の県境に位置するおにゅう峠(小入峠)は、近年ライダーや写真愛好家の間で急速に注目を集めているスポットです。峠付近からの眺めは圧倒的で、雲海が出る秋には「滋賀でここまでの絶景が見られるとは」と驚かされます。知る人ぞ知る存在だったこの峠も、SNSで拡散されたことで近年は訪問者が増えてきましたが、アクセスの難易度が高いため都市部の観光スポットほどの混雑にはなっておらず、今でも「行ってきた感」のある達成感を味わえる場所です。
標高は約820mで、峠に向かう道は高島市朽木エリアから続くかなりタイトなワインディングが続きます。かつては舗装区間とダート区間が混在していましたが、現在は全線舗装化されています。ただし道幅が狭く落石や落ち葉が多い区間もあるため、無理なスピードは厳禁です。特に雨上がりは路面に泥や砂が流れ出ていることがあり、コーナーでのグリップが著しく低下するため注意が必要です。
雲海が見られるベストシーズンは10月中旬から11月上旬の早朝です。夜明け前に現地入りして日の出とともに雲海が現れる瞬間を待つ、という体験はライダーとしてぜひ一度味わってほしいと思います。峠の標高から見下ろす雲海は、まるで雲の上に立っているような非日常感があり、「バイクでここまで来てよかった」と心の底から思える瞬間になります。
ただし早朝の峠道は気温が一気に下がるため、防寒対策はしっかり準備してください。10月でも峠付近の早朝気温は5度を下回ることがあります。グローブは防寒対応のもの、インナーに保温性のある素材を着込んでおくことをおすすめします。また、道路状況は季節や天候によって大きく変化するため、出発前に最新情報を確認することを強くおすすめします。
おにゅう峠へのアクセスと注意点
アクセスルートは主に2パターンあります。ひとつは滋賀県側(高島市朽木)から上るルート、もうひとつは福井県側(小浜市)から上るルートです。滋賀県側からのルートの方がカーブが多くワインディングとしての楽しさがあります。福井県側は比較的なだらかですが、こちらもタイトな区間があります。
どちらのルートも道幅が非常に狭く、対向車とのすれ違いが困難な区間があります。大型バイクでの走行は特に注意が必要で、対向車が来たときに逃げ場がないポイントも存在します。できればソロかごく少人数で走ることを推奨します。また、峠の頂上付近には駐車スペースがありますが、非常に限られているため、早朝の混雑するシーズンは譲り合いが必要です。
おにゅう峠を走った後は、そのまま福井県側に下って小浜市方面へ抜けるルートもあります。福井県の若狭エリアや三方五湖レインボーラインへと続けて走ることで、一泊二日の北陸ツーリングへ発展させることもできますよ。滋賀だけで終わらせるのがもったいないほど、周辺エリアとの相性が抜群の峠です。
おにゅう峠を走る際の注意点(重要)
・道幅が非常に狭く、すれ違いが難しい箇所があります。対向車に十分注意してください
・早朝は路面が濡れていることが多く、スリップに注意が必要です
・10月以降の早朝は気温が急低下します。防寒対策は万全に
・落石・落ち葉が多い区間あり。路面の異物に常に注意してください
・冬季は積雪・凍結のリスクが高く、通行不可になることがあります
・最新の路面・通行情報は滋賀県または高島市の公式サイトをご確認ください
・ガソリンスタンドは朽木エリアまで戻る必要があります。満タンで出発してください
滋賀県おすすめツーリングスポットの走り方と注意点
どんなに魅力的なスポットも、通行規制や季節条件を知らずに出かけてしまうと、せっかく現地まで来たのに走れない、撮影できない、という事態になりかねません。このセクションでは、実際にツーリングを楽しむ上で「知らないと損する」情報を詳しく解説していきます。特に二輪車に関係する規制情報は、他のサイトでは意外と省略されているポイントが多いので、しっかり目を通しておいてください。事前にここを読んでおくだけで、現地での「しまった!」を確実に減らすことができます。
伊吹山ドライブウェイの通行料と規制情報
伊吹山ドライブウェイは滋賀を代表する山岳ルートとして多くのライダーに愛されていますが、走る前に確認しておくべきポイントが複数あります。ここを事前に把握しておくかどうかで、当日の満足度がまったく変わってきます。
まず最も重要なのが有料道路であるという点です。二輪車にも通行料金がかかります。料金は時期や車種によって変更されることがあるため、必ず伊吹山ドライブウェイ公式サイトで最新情報を確認してください。ETCは利用できないため、現金を用意しておく必要があります。
次に125cc以下の原付は通行不可である点。これを知らずに原付で来てしまうと、入口のゲートで引き返すことになります。グループツーリングで原付仲間が一緒の場合は事前にこの情報を共有しておきましょう。また、自転車も通行できません。
また、冬季は全面通行止めになります。例年11月下旬から4月中旬頃にかけて閉鎖されますが、開通時期は積雪・凍結状況によって年ごとに異なります。秋以降に計画する場合は開通状況を公式サイトやSNSで必ずチェックしてから出発してください。山頂付近では天候が急変することも多く、晴れていても気温が低いので防寒ウェアは必須です。特に夏でも山頂は涼しいどころか寒いことがあるので、薄手の上着は必ず持参してください。
走り方としては、カーブの多い区間を楽しみながらもセンターラインをはみ出さないこと、対向車に余裕を持ったスペースを残すことが基本です。観光客の車も多く走っているため、バイクのペースで走り抜けようとすると危険です。景色を楽しみながらゆったり走る気持ちで臨む方が、結果的に充実した体験になりますよ。
山頂付近には売店や休憩スペースがあります。登山客も多い場所なので、バイクを停める際は指定のスペースに駐車し、他の訪問者の迷惑にならないよう配慮してください。山頂からの眺めは晴れた日には琵琶湖の全景、遠く伊勢湾まで見渡せることもある絶景で、「日本ってこんなに広いんだ」と感じさせてくれる体験です。登った甲斐が十二分にあるルートです。
伊吹山ドライブウェイ走行前チェックリスト
□ 排気量が126cc以上であることを確認
□ 通行料金(現金)を準備済みであることを確認
□ 公式サイトで冬季閉鎖期間でないことを確認
□ 当日の天気予報で山頂の天候を確認
□ 防寒ウェア・薄手の上着を持参
□ 満タン給油済みであることを確認
奥琵琶湖パークウェイの冬季通行止め対策
奥琵琶湖パークウェイはビワイチのハイライトとも称される絶景コースですが、例年12月上旬から3月中旬頃にかけて冬季通行止めとなります(期間は年によって変動します)。「絶対に走りたい!」と思って訪れた日に通行止めの看板が立っていたときの落胆は計り知れません。秋の紅葉シーズンに訪れる予定の方は、閉鎖直前の10月下旬から11月中旬を狙って計画を立てるのがおすすめです。
また、通行止めでない時期でも一方通行区間が設定されているため、行き当たりばったりのルートでは思った方向に走れないことがあります。必ず事前にルートマップを確認し、どちらの方向から走り始めるかを決めてから出発してください。一方通行区間の入り口・出口の位置は長浜市の観光情報や国土交通省近畿地方整備局の道路情報でも確認できます。
つづらお崎展望台からの琵琶湖の眺めは、晴れた日には本当に息をのむほどの絶景です。早朝の空気が澄んだ時間帯に展望台に立つと、鏡のような湖面が静かに広がっていて、走ってきてよかったと心から思える瞬間になります。展望台には駐車スペースがあるので、バイクを停めてゆっくり景色を堪能してください。春には周辺に約4,000本の桜が咲き誇り、花見ツーリングの名所としても人気です。
奥琵琶湖パークウェイの路面は全体的に状態が良いですが、秋は落ち葉が堆積しやすく、特にコーナーの内側に溜まった落ち葉はスリップの原因になります。紅葉シーズンに走る際は、コーナーリング中のペースを意識的に落とし、路面の状態を常に確認しながら走るようにしてください。通行止め情報の最新状況は長浜市または滋賀県の公式サイトをご確認ください。
奥琵琶湖パークウェイ走行の注意ポイント
・冬季通行止め:例年12月上旬〜3月中旬頃(年によって変動)
・一方通行区間:事前にルート方向を必ず確認すること
・秋の落ち葉:コーナー内側に堆積しやすくスリップに注意
・展望台駐車スペース:台数に限りあり、混雑時は譲り合いを
・最新情報:長浜市公式サイト・滋賀県道路情報で確認推奨
白鬚神社と白髭神社周辺の駐車と横断注意
“近江の厳島”と称される白鬚神社(高島市)は、朱色の大鳥居が琵琶湖に浮かぶように立つ絶景スポットです。朝焼けや夕暮れ時の鳥居の美しさはSNSでも常にバズり続けているほどで、ライダーだけでなく多くの観光客が訪れます。湖中に鳥居が立つ光景は広島の厳島神社を彷彿とさせることから「近江の厳島」と呼ばれるようになりました。創建は垂仁天皇の時代に遡るとされる歴史ある神社でもあり、ツーリングの立ち寄りスポットとしてだけでなく、歴史や文化に触れる場所としても価値があります。
ここで必ず知っておいてほしいのが交通上の重大な注意点です。神社の前を走る国道161号線は交通量が非常に多く、道路を徒歩で横断するのは極めて危険です。残念ながら過去にこの場所での事故も報告されています。境内側から湖岸側へ移動するための地下道が整備されているため、必ず地下道を利用してください。湖中の鳥居を間近で撮影するには湖岸側に出る必要がありますが、その際は絶対に地下道経由で移動してください。
バイクの駐車は神社境内の駐車場を利用しましょう。境内駐車場は参拝者向けに開放されています(参拝の礼儀として、駐車させていただいたからには境内にも立ち寄りましょう)。路肩への無断駐車は交通の妨げになるだけでなく、事故のリスクにもつながります。国道161号線は制限速度も高めに設定されている区間があり、路肩に停車したバイクへの追突事故も起きうる環境です。必ず適切な駐車場を使用してください。
撮影のベストタイムについては、日の出前後の早朝が最も美しいとされています。朝焼けに染まる空と朱色の鳥居、静かな湖面の三者が揃うシーンは、昼間には絶対に撮れない幻想的な一枚になります。日の出時刻に合わせて訪問するなら、暗いうちから現地近くで準備しておく計画を立てましょう。また土日の夜間はライトアップも実施されているため、夕方以降の参拝も幻想的な体験ができますよ。夜間は昼間とは異なる荘厳な雰囲気を味わえます。
白鬚神社訪問時の安全対策(絶対に守ってください)
・国道161号線の横断は絶対にしないこと。必ず地下道を使用してください
・バイクは境内駐車場に駐車すること(路肩駐車は厳禁)
・早朝訪問時は暗く路面が見えにくいため、足元と周囲に十分注意してください
・撮影に夢中になって道路に出ることのないよう、常に交通状況を意識してください
春桜から冬の雪景色まで季節別の楽しみ方
滋賀ツーリングは、季節によって楽しみ方がガラっと変わります。これが何度来ても飽きない理由のひとつです。同じルートを走っても春と秋では別の景色が広がり、同じスポットに来ても夏と冬では別の感動がある。そんな懐の深さが滋賀の最大の魅力かもしれません。
春(3月〜5月)
春のおすすめスポットは海津大崎(高島市)です。琵琶湖北岸のリアス式海岸の地形に寄り添うように続く湖岸道路沿いに、約800本の桜が4kmにわたって咲き誇る、滋賀屈指の桜名所です。湖岸沿いをゆっくり走りながら桜のトンネルをくぐる体験はまさに春の絶景ツーリングの醍醐味で、関西圏のライダーなら一度は来てほしい場所です。
桜の見頃は例年4月上旬頃ですが、年によって開花時期は前後します。出発前に滋賀県内の桜開花情報を確認してから計画を立てるようにしてください。開花期間中の週末は見物客でにぎわい、周辺道路が混雑することがあります。平日か早朝の訪問が理想的です。
春はメタセコイア並木の新緑も美しく、3月下旬から4月にかけては芽吹き始めたばかりの淡い緑色が清々しい景観を作り出します。桜と新緑を組み合わせた春の滋賀ツーリングは、ライダーのSNS投稿でも特に反響が大きいシーズンです。
夏(6月〜8月)
夏の琵琶湖は青く透き通った湖面が輝き、開放感が最高潮に達します。湖岸道路を走ると海沿いを走っているような気分になれるのも滋賀ツーリングの魅力のひとつです。守山市の烏丸半島では、ハスが見頃を迎える7月上旬〜8月上旬に「水生植物公園みずの森」でハスの花畑が楽しめます。これはなかなかほかでは見られない夏の絶景です。
ただし夏は熱中症対策が最優先です。気温が高い日は体感温度がさらに上がり、走行中の脱水も進みやすくなります。1〜2時間に一度は日陰での休憩と水分補給を欠かさないでください。暑さ対策として、首元を冷やすネッククーラーや通気性の高いメッシュジャケットを活用するのもおすすめです。真夏の日中は気温が35度を超えることもあり、熱中症リスクが非常に高まります。無理せず涼しい時間帯(早朝や夕方)に集中して走るプランを組み立てることを強くおすすめします。
秋(9月〜11月)
間違いなく滋賀ツーリングのベストシーズンです。メタセコイア並木の紅葉(11月下旬〜12月上旬)、おにゅう峠の雲海(10月中旬〜11月上旬)、奥琵琶湖パークウェイの紅葉(11月上旬〜中旬)と、ほぼ毎週どこかで絶景紅葉が楽しめるシーズンが続きます。これでもかというほど絶景が連続するのが滋賀の秋です。
紅葉のピーク時は人気スポットが混雑するため、できるだけ平日か早朝に訪れるようにすると快適に楽しめます。特にメタセコイア並木は週末の紅葉ピーク時に大渋滞が発生することがあります。バイクの機動力を活かして早朝に現地入りし、混雑が始まる前に撮影と走行を済ませるのが賢いやり方です。
秋のツーリングで気をつけたいのが朝晩の冷え込みです。10月に入ると朝の気温が急激に下がることがあります。日中は暖かくても朝夕は10度以下になることもあるため、重ね着できるインナーと防風性のあるジャケットを必ず持参してください。
冬(12月〜2月)
湖北(マキノ・長浜方面)はスキー場があるほどの豪雪地帯です。路面凍結や積雪のリスクが非常に高いため、冬場の湖北エリアへのバイクツーリングは基本的に避けることをおすすめします。一方で湖南・湖東(守山・近江八幡方面)は比較的積雪が少なく、冬でも走りやすい日があります。
守山市の第一なぎさ公園では1月下旬から2月にかけて、冠雪した比良山系を背景に早咲きの菜の花(寒咲き花菜)が一面に広がる絶景が楽しめます。雪をかぶった山と黄色い花畑のコントラストは圧巻で、冬の滋賀ツーリングの定番フォトスポットとして多くのライダーに親しまれています。冬の滋賀ツーリングを計画するなら、南部エリアをベースにするのが賢明です。
冬のツーリングは防寒対策が最重要課題です。電熱グローブ・電熱インナー・防風性の高いアウタージャケット・ネックウォーマーなどを組み合わせて、しっかり防寒してから出発してください。低体温症や手足のしびれは判断力と操作精度を著しく低下させます。体の冷えを感じたら迷わず休憩を取り、温かい飲み物で体を温めてください。
季節別おすすめスポット早見表
| 季節 | おすすめスポット | 見どころ | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 春 | 海津大崎・メタセコイア並木(新緑) | 桜のトンネル・芽吹きの緑 | 開花情報の事前確認推奨 |
| 夏 | 琵琶湖岸道路・烏丸半島 | 青い湖面・ハスの花畑 | 熱中症対策が最優先 |
| 秋 | メタセコイア並木・おにゅう峠・奥琵琶湖 | 紅葉・雲海・絶景パノラマ | 混雑を避け早朝・平日推奨 |
| 冬 | 第一なぎさ公園(湖南エリア中心) | 菜の花×比良山雪景色 | 湖北は凍結リスク高・防寒必須 |
近江牛やラコリーナで楽しむツーリンググルメ
ツーリングの楽しみは走ることだけじゃないですよね。目的地でおいしいものを食べる瞬間も、ツーリングの醍醐味のひとつです。滋賀には、わざわざ食べに行くだけの価値があるグルメスポットがいくつもあります。しかもそれぞれが「ツーリングの途中に自然に立ち寄れる場所」にあるのが嬉しいところ。走りとグルメを同時に満たせるのが滋賀ツーリングの強みのひとつです。
ラ・コリーナ近江八幡(近江八幡市)
滋賀を代表する菓子メーカー・たねやグループのフラッグシップ店です。山の斜面に芝に覆われた緑の屋根が連なる建物は、まるでジブリの映画に出てきそうな幻想的な外観で、バイクとの写真を撮っても絵になる場所です。建築家の藤森照信氏が手がけた独特のデザインは、それ自体が観光スポットと言えるほどのインパクトがあります。
食べるものとしては焼き立てバームクーヘンが定番です。窯から出たばかりの温かいバームクーヘンはしっとりとした食感で、コーヒーや紅茶との相性が抜群です。和菓子のラインナップも豊富で、季節限定の商品も充実しています。広大な敷地内には田んぼやカフェエリアもあり、散策しながらゆっくり過ごせます。
ただし週末は非常に混雑します。特に紅葉シーズンや春の行楽シーズンは駐車場が満車になることも珍しくありません。バイクは比較的スペースを見つけやすいですが、混雑時は周辺道路の渋滞にも巻き込まれる可能性があるため、時間に余裕をもって訪問することをおすすめします。平日の午前中が最も快適に楽しめるタイミングです。
近江ちゃんぽん亭(彦根市)
滋賀のソウルフードといえば「近江ちゃんぽん」と言っても過言ではありません。長崎ちゃんぽんとは異なる独自のスタイルで、あっさりとした醤油ベースのスープに野菜たっぷりのヘルシーな一杯です。長距離ツーリングで消耗した体に染みる優しい味で、走り疲れた後に食べると心から「生き返った」と感じられます。
発祥の本店は彦根市にあり、昼時は地元のライダーや観光客でにぎわっています。ボリュームも十分で、ご飯との定食スタイルで食べると満腹感もバッチリです。彦根城の観光とセットで訪れるライダーも多く、近江八幡から彦根へと湖東エリアを縦断するルートの途中で立ち寄るのが定番の使い方です。滋賀に来たらぜひ一度は食べてほしい一杯ですよ。
かねふくめんたいパークびわ湖(野洲市)
明太子で有名なかねふくが運営する食のテーマパークで、入場料無料で楽しめます。「明太ソフトクリーム」はここでしか食べられないちょっと変わり種のグルメで、ピリ辛の明太子フレーバーとソフトクリームの甘さが不思議に合う一品です。食べてみると「なるほど、これはあり」と思わせる独特の美味しさで、ツーリングのネタとしても使えます。
施設内からは比叡山を一望できるテラス席もあり、景色を楽しみながら休憩できます。明太子の製造工程が見学できるコーナーもあって、グルメ目的以外にも楽しめます。琵琶湖岸道路沿いの湖南エリアにあるため、湖岸道路ツーリングの休憩スポットとして組み込みやすい立地です。
道の駅 竜王かがみの里(竜王町)
竜王町にある道の駅で、滋賀が誇るブランド牛「近江牛」を使ったハンバーグやステーキが比較的手頃な価格で楽しめます。近江牛といえば全国的にも名が知られたブランド牛ですが、産地の滋賀で食べると新鮮さと品質の良さを直に感じられます。レストランが併設されているため、ツーリングの昼食スポットとして使いやすいのも魅力です。
また、道の駅好きのライダーなら、ここで売られているレアな「国道8号ステッカー」もチェックしてみてください。道の駅オリジナルのグッズ類も充実しており、土産物選びにも困りません。国道8号沿いに位置しているため、名古屋方面から滋賀へ入ってくるルートの通過点として使いやすい場所でもあります。
滋賀ツーリングのグルメ立ち寄りスポット早見表
| スポット名 | エリア | おすすめポイント | 混雑しやすい時期 |
|---|---|---|---|
| ラ・コリーナ近江八幡 | 近江八幡市 | 焼き立てバームクーヘン・フォトジェニックな建築 | 週末・紅葉・春の行楽期 |
| 近江ちゃんぽん亭 本店 | 彦根市 | 滋賀のソウルフード・体に優しい野菜たっぷり | 昼食時間帯 |
| かねふくめんたいパークびわ湖 | 野洲市 | 明太ソフトクリーム・比叡山ビューのテラス・入場無料 | 週末の観光シーズン |
| 道の駅 竜王かがみの里 | 竜王町 | 近江牛グルメ・レアなロードステッカー | 昼食時間帯・連休 |
滋賀県おすすめツーリングスポットまとめと計画のコツ
ここまで紹介してきた滋賀県のツーリングスポットを振り返ると、ビワイチという琵琶湖一周ルートを軸に、メタセコイア並木・おにゅう峠・奥琵琶湖パークウェイという絶景の3本柱が際立っていることがわかります。さらに初心者向けの湖岸道路から走りごたえのある伊吹山ドライブウェイまで、ライダーのレベルや好みに応じたスポットが豊富に揃っているのが滋賀ツーリングの強みです。一度では回りきれないほどの魅力が詰まっているのに、大阪・京都からは日帰りで十分アクセスできる。これが滋賀が関西ライダーに愛され続ける理由だと思っています。
計画を立てるときのコツをいくつかお伝えします。まず季節と通行規制の確認を最初にやってください。奥琵琶湖パークウェイの冬季通行止め、伊吹山ドライブウェイの冬季閉鎖、おにゅう峠の積雪リスクなど、季節によっては目的地が走れないケースがあります。スポットが決まったら、まずその道路の冬季閉鎖スケジュールを確認するのが計画立案の第一歩です。
次に比叡山エリアの規制を要確認です。奥比叡ドライブウェイは日曜・祝日に二輪車通行が全面禁止になります(土曜日は通行可)。週末に日帰りで計画している一般ライダーが最も引っかかりやすいポイントです。「日曜日に行こう」と決めていたのに現地で通行禁止の看板が立っていた、という事態を防ぐためにも、必ず出発前に公式サイトで最新の規制情報をご確認ください。
また、滋賀は鈴鹿スカイライン(国道477号)という三重県へ抜けるワインディングロードも人気ルートのひとつです。険しいカーブが連続する区間が多く事故も多い道として知られています。走る場合は十分な安全マージンをとって、慎重に走るようにしてください。また冬季は全面通行止めとなりますので、この点も出発前に確認が必要です。
ルートを組み立てる際の基本的な考え方として、「テーマを決めて絞り込む」ことをおすすめします。欲張って全部回ろうとすると、移動に追われてどこでもゆっくりできない「通過ツーリング」になってしまいがちです。「今日は絶景ロード重視」「今回はグルメメイン」「秋の紅葉に特化する」というようにテーマを絞ると、満足度が格段に上がります。
日帰りツーリングのモデルルート例を簡単に紹介します。大阪・京都から出発する場合、まず湖西の161号を北上しながら白鬚神社に立ち寄り、そのままメタセコイア並木・奥琵琶湖パークウェイと走って湖北を満喫。帰路は湖東の湖岸道路を南下してラ・コリーナや近江ちゃんぽん亭でグルメを楽しむ、というルートが王道パターンです。このルートだと走行距離は200〜250km前後になるため、早朝7時出発を目安にするとゆとりを持って回れます。あくまでも参考の目安ですので、体力・体調・天候に合わせて無理のないペースで走るようにしてください。
大阪・京都発・滋賀日帰りモデルルート(王道パターン)
| 順番 | 立ち寄りスポット | エリア | ポイント |
|---|---|---|---|
| ① | 白鬚神社 | 湖西・高島市 | 朝焼けの鳥居が美しい。早朝7〜8時台推奨 |
| ② | メタセコイア並木 | 湖西・高島市マキノ町 | 午前中の光が差し込む時間帯が写真映えのベスト |
| ③ | 奥琵琶湖パークウェイ | 湖北・長浜市 | つづらお崎展望台で絶景休憩。一方通行に注意 |
| ④ | 近江ちゃんぽん亭 本店 | 湖東・彦根市 | 昼食に滋賀のソウルフードを堪能 |
| ⑤ | ラ・コリーナ近江八幡 | 湖東・近江八幡市 | 午後の休憩にバームクーヘンとフォトジェニックな建築を楽しむ |
| ⑥ | 琵琶湖さざなみ街道(湖岸道路) | 湖東〜湖南 | 帰路は湖岸道路を南下してゆったりフィニッシュ |
※走行距離は出発地点によって異なります。あくまでも参考の目安としてご活用ください。道路状況・混雑・天候によって所要時間は大きく変動します。
滋賀ツーリング計画チェックリスト
□ 目的のルート・スポットの冬季通行止め情報を確認した
□ 比叡山エリアを走る場合は曜日の規制(日曜・祝日は奥比叡ドライブウェイ二輪通行禁止)を確認した
□ 天気予報(特に山岳エリアの気象)を確認した
□ 有料道路がある場合、通行料(現金)を準備した
□ 排気量制限のある道路で自分のバイクが通行可能か確認した
□ 季節に合わせた装備(防寒・熱中症対策)を準備した
□ 燃料は満タンで出発できる状態にした
□ 帰宅時間を逆算して出発時刻を設定した
滋賀県はこれだけ多彩な滋賀県おすすめツーリングスポットが詰まっているにもかかわらず、京阪神からのアクセスが良く、日帰りで十分に楽しめるのが最大の魅力です。一度来たら絶対にまた来たくなる場所が滋賀にはたくさんあります。ぜひ本記事を参考に、最高のツーリング計画を組み立ててみてください。走り出せば、きっとまた来たいと思える景色が、滋賀には待っています。
なお、この記事で紹介した通行料金・通行規制・営業時間などの情報は変更になる場合があります。実際に走る前には必ず各施設・道路管理者の公式サイトで最新情報をご確認ください。費用・安全に関わる情報は特に慎重にご自身で確認されることをおすすめします。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。安全運転を心がけ、楽しいツーリングを!
近隣エリアへの遠征もあわせてどうぞ
滋賀と同様に北陸エリアのツーリングも充実しています。琵琶湖の北側からそのまま足を伸ばせる距離感の福井県おすすめツーリングスポット完全案内や、能登・白山の絶景が広がる石川県おすすめツーリングスポットを徹底解説した記事もぜひ参考にしてみてください。滋賀を起点に北陸へ足を伸ばすと、さらに充実したロングツーリングが楽しめますよ。
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安全運転を心がけ、素晴らしいツーリングをお楽しみください!🏍️


