栃木県おすすめツーリングスポット完全攻略|絶景・グルメ・穴場

こんにちは。風と共に駆けるライダーの旅路 代表の「H」です。

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栃木県おすすめツーリングスポットを探しているあなた、「どのルートを走ればいいか迷っている」「日帰りでも満足できる場所はあるか」「初心者でも安心して走れる道はどこ?」そんな疑問、ありますよね。

栃木県は、いろは坂や霧降高原道路、日塩もみじラインといった走りごたえ抜群のワインディングロードから、中禅寺湖スカイラインや戦場ヶ原の絶景ルート、那須高原の爽快な高原ツーリングコース、さらに宇都宮餃子・佐野ラーメンといったご当地グルメ、鬼怒川温泉・那須温泉などの立ち寄り温泉まで、ライダーが求める要素がぎゅっと詰まったエリアです。首都圏から日帰りアクセスも良好で、関東北部ツーリングの目的地として何度でも足を運びたくなる場所だと、私自身が走るたびにそう感じます。

この記事では、私がこれまで実際に走り込んできた経験をもとに、エリア別・目的別に厳選したスポットを徹底的にご紹介します。紅葉シーズンの注意点、冬季の通行止め情報、初心者向けのルート選びまで、「走りに行く前に知っておきたいこと」を丸ごとまとめました。ぜひ最後まで読んで、あなたのプランニングに役立てていただけたらと思います。

  • 日帰りツーリングに最適なエリアへのアクセス方法と走行計画の立て方
  • いろは坂・霧降高原・日塩もみじラインなど絶景ワインディングの特徴と攻略ポイント
  • 宇都宮餃子・佐野ラーメン・那須グルメなど走りながら楽しめるグルメスポット
  • 初心者でも安心して走れるルートと季節ごとの注意点
    栃木県おすすめツーリングスポットの魅力と基礎知識
  1. 栃木県おすすめツーリングスポットの魅力と基礎知識
    1. 日帰りツーリングに最適なアクセスと特徴
    2. 初心者でも走りやすいルートの選び方
      1. 渡良瀬遊水地周回ルート
      2. 那須高原メインストリート(県道17号線)
      3. 宇都宮〜真岡・益子エリア
    3. 季節ごとの見どころと走行注意点
      1. 春(3月〜5月)――開放感と新緑の季節
      2. 夏(6月〜8月)――避暑ツーリングの聖地
      3. 秋(9月〜11月)――栃木ツーリングの最大シーズン
      4. 冬(12月〜3月)――県南エリアに絞って走る
    4. 那須高原ツーリングで楽しむ絶景と温泉
    5. もてぎ周辺ルートと立ち寄りグルメ
  2. 栃木県おすすめツーリングスポット厳選ガイド
    1. いろは坂バイクで走る絶景ワインディング
      1. いろは坂の走行ポイント
      2. いろは坂を上った先の絶景スポット
    2. 霧降高原道路と中禅寺湖スカイラインの魅力
      1. 霧降高原道路(日光市)――天空の道を走る
      2. 中禅寺湖スカイライン(日光市)――絶景展望台への秘密のルート
    3. 日塩もみじラインで走る紅葉ツーリング
    4. ボルケーノハイウェイと金精峠の走りどころ
      1. 那須ボルケーノハイウェイ――火山の息吹を感じる山岳ルート
      2. 金精峠(国道120号)――関東最高峰の峠道を攻略する
    5. 宇都宮餃子と佐野ラーメンのグルメルート
      1. 宇都宮餃子(宇都宮市)――餃子の聖地を攻略する
      2. 佐野ラーメン(佐野市)――青竹打ちの名麺を日帰りで食べに行く
      3. 日光ゆばとその他の栃木グルメ
    6. 栃木県おすすめツーリングスポットまとめ
    7. 📝 記事ご利用上の注意事項
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栃木県おすすめツーリングスポットの魅力と基礎知識

まずは栃木県がなぜライダーに愛されるエリアなのか、その土台となる情報を整理しておきましょう。どのルートを走るにしても、アクセス方法や季節の特性を把握しておくことが、充実したツーリングへの第一歩です。初めて訪れる方はもちろん、何度か走ったことがある方にも「あ、そういうことか」と感じてもらえるポイントをまとめています。

日帰りツーリングに最適なアクセスと特徴

栃木県は首都圏からのアクセスが非常に良好で、東北自動車道・北関東自動車道・常磐自動車道という3本の高速道路が県内を縦横に走っています。東京都心から宇都宮まで約100km、那須塩原まで約150km、日光エリアまで約130kmと、早朝に出発すれば昼前には目的地に到着できる、まさに日帰りツーリングの王道エリアです。これだけ関東から近いのに、山岳地帯のスケール感は本当に別格で、初めて奥日光や那須の山懐に飛び込んだときの感動は今でも覚えています。

栃木県の最大の特徴は、標高差の大きさにあります。県南部は利根川・渡良瀬川が流れる平野部が広がり、標高は20〜30m程度。それが県北部へ向かうにつれて急激に高まり、那須連山・日光連山では2,000mを超える山岳地帯が連なります。この圧倒的な標高差のおかげで、夏の平地では35℃超えの猛暑でも、標高1,000m以上のエリアでは半袖では肌寒いほどの涼しさが味わえます。避暑ツーリングとして夏に訪れるライダーが多いのも、この理由からです。

また、日光エリアには日光東照宮・輪王寺・二荒山神社をはじめとする「日光の社寺」として世界文化遺産に登録された建造物群が集中しており、ツーリングと歴史観光を組み合わせやすいのも大きな魅力です。走りだけでなく「観て、食べて、浸かる」の三拍子が揃っているのが栃木県ならでは、と私は感じています。さらに、茂木には国内屈指のモータースポーツ施設があり、バイク好きとしてのアイデンティティを刺激してくれる場所もしっかりあります。こんなにバランスの良い県、なかなかないですよ。

道路環境の面でも、栃木県は非常に恵まれています。国道・県道ともに整備状況が比較的良好で、山岳エリアでも路面の荒れが極端に激しいという区間は限られています。ただし、落石・路面の陥没・線状降水帯による土砂崩れなどのリスクはゼロではないため、走行前には栃木県公式の道路情報を確認する習慣をつけておくと安心です。

栃木県ツーリングの基本スペック(目安)

出発地 目的地 高速利用時の目安時間 目安距離 主な利用IC
東京(練馬IC) 宇都宮市内 約1時間20分 約110km 宇都宮IC
東京(練馬IC) 日光(いろは坂下) 約1時間50分 約140km 日光IC・清滝IC
東京(練馬IC) 那須高原 約2時間 約170km 那須塩原IC・那須IC
東京(練馬IC) 佐野市内 約1時間 約80km 佐野藤岡IC・佐野IC
東京(練馬IC) 茂木(もてぎ) 約1時間40分 約130km 宇都宮IC経由・茨城側からも可

※上記の時間・距離はあくまで一般的な目安です。渋滞・天候・バイクの種類・出発時間帯によって大きく異なります。高速道路のETC料金は二輪車割引が適用されるケースもあるため、ETCの活用をおすすめします。

給油に関しては、日光・奥日光・那須山岳エリアに入ると、ガソリンスタンドの数が急激に減ります。特に奥日光(戦場ヶ原・湯ノ湖周辺)はほぼ無補給エリアと考えてください。山岳エリアへ向かう前は、必ず日光市街または那須塩原市内で満タンにしておく習慣を徹底しましょう。航続距離が短い小排気量車やビッグスクーターは特に注意が必要です。
初心者でも走りやすいルートの選び方

初心者でも走りやすいルートの選び方

「栃木のツーリングスポットといえばいろは坂でしょ!」と思っているあなた、ちょっと待ってください。いろは坂は確かに名所ですが、48箇所のヘアピンカーブと急勾配が連続する上に、観光シーズンは大型観光バスや自家用車で大混雑するルートです。ライディング経験が浅い段階で無理に突入すると、渋滞の中でのUターンや急ブレーキを迫られる場面も出てきますし、下りのヘアピンカーブは慣れていないとブレーキへの依存が高まりすぎて危険なシーンも生まれます。

初心者の方に私がまず勧めるのは、県南エリアのフラットなルートです。バイクに乗り始めたばかりの頃は、「自分のペースで走れること」「エスケープルートがあること」「休憩場所が豊富なこと」の3点が揃った道を選ぶのが、長く安全にバイクを楽しむコツだと思っています。具体的には以下のようなルートが走りやすく安心感があります。

渡良瀬遊水地周回ルート

本州最大の湿地帯として知られる渡良瀬遊水地を囲む外周道路は、ほぼフラットで見通しが非常に良く、信号も少なめです。バイクの基本操作——コーナリング・ブレーキング・加速の感覚——に集中しながら走れる貴重なルートで、交通量も比較的コントロールしやすい時間帯であれば穏やかです。秋にはヨシ原が一面黄金色に染まる美しい景色が広がり、初心者でも「ツーリングって気持ちいいな」と感じやすい風景が待っています。渡良瀬遊水地は栃木・群馬・茨城・埼玉の4県にまたがるため、そのまま隣県へ抜けるルートにも展開しやすいです。

那須高原メインストリート(県道17号線)

那須塩原ICを降りて那須高原の中心部へ向かう県道17号線は、片側1〜2車線のゆったりした道幅が続きます。標高が上がるにつれて景色が徐々に開けてくる感覚は爽快で、初心者にとって「高原ツーリングの気持ちよさ」を体感できる入門ルートとして最適です。道沿いにはカフェ・パン屋・牧場が点在しており、休憩のタイミングを自分のペースで選べます。那須ボルケーノハイウェイ(那須高原線の山岳区間)には直結していますが、そちらは急勾配・急カーブがあるため初心者は無理に突入しなくてOKです。

宇都宮〜真岡・益子エリア

県央から県東部にかけては丘陵地帯が緩やかに続き、急峻な峠道がほとんどありません。真岡市内のSLキューロク館(静態保存のSLが見られる施設)や、益子焼の窯元が集まる益子町を巡るルートは、観光と組み合わせやすく、道の駅も多いため休憩計画が立てやすいです。また、バイクでの長時間走行に慣れてきた段階で、「少しだけ峠を入れてみたい」という場合は、益子から茂木方面への国道294号線沿いに緩やかな起伏があり、ステップアップの練習にちょうど良い塩梅です。

初心者が特に避けたほうがよい条件・シーン

紅葉シーズン(10月中旬〜11月上旬)の日光エリアは、週末を中心に極度の渋滞が発生します。いろは坂では数時間動かないこともあるため、初心者がこの時期に日光エリアへ向かう場合は、必ず早朝(午前7時前)の通過を強くおすすめします。また、山岳エリアでは野生動物(鹿・猿・イノシシなど)の飛び出しが夜明け直後と夕暮れ時に集中する傾向があります。山間部での薄暗い時間帯の走行は、経験を積んでからにしましょう。雨天時の山岳道路は落ち葉・苔・水たまりが重なって路面が非常に滑りやすくなるため、天気予報を必ず確認し、怪しい場合は無理に出発しない判断も大切です。

季節ごとの見どころと走行注意点

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季節ごとの見どころと走行注意点

栃木県の山岳エリアは標高差が大きいため、季節によって走れる道と走れない道が大きく変わります。これを知らずに計画すると、現地で「通行止めだった…」という悲しい事態になりかねません。実際に私も一度、金精峠を目指して現地入りしてから冬季閉鎖を確認するという苦い経験をしています。また、同じ「秋」でも10月と11月では走れるエリアと紅葉の見頃が大きく異なります。季節ごとの特性を理解して、年間を通じて栃木のツーリングを楽しんでください。

春(3月〜5月)――開放感と新緑の季節

3月下旬から4月にかけて、山岳道路の冬季閉鎖が順次解除されます。この時期に走り始めるライダーにとっては「ようやく山に戻れた」という解放感が格別です。ただし、雪解け直後の路面には砂利・落ち葉・小石が残っている場合があるため、開通直後の1〜2週間は特に慎重な走行を心がけてください。タイヤが路面の砂利を踏んでグリップが突然抜ける感覚を、山岳エリアで初めて経験するのは怖いですよ。5月の新緑シーズンは栃木県随一の走りごろで、いろは坂の緑のトンネルや霧降高原のレンゲツツジの群落が見事です。山岳エリアの朝の気温は5〜10℃前後になることもあるため、ウィンターグローブや防風インナーを持参することをおすすめします。

夏(6月〜8月)――避暑ツーリングの聖地

平地が猛暑になる時期でも、標高1,000m以上のエリアは快適な気温を保ちます。奥日光(戦場ヶ原・湯ノ湖)周辺は、真夏でも気温が20℃前後で推移することが多く、バイクでの走行に最適なコンディションが続きます。ただし、山の天気は変わりやすく、午後に突然の雷雨が発生することが非常に多いエリアです。午前中は晴れていても、昼過ぎから積乱雲が発達して集中豪雨になるパターンが夏場は頻繁に起きます。雨具は必ず携行し、天気予報は出発前だけでなく走行中もスマートフォンのレーダーアプリで確認する習慣をつけましょう。また、那須エリアはアブが多い季節でもあり、休憩中にヘルメットを脱ぐ際は虫除け対策をしておくと安心です。

秋(9月〜11月)――栃木ツーリングの最大シーズン

栃木県ツーリングの最大の季節です。いろは坂の紅葉は例年10月中旬〜下旬が見頃で、日本屈指の紅葉スポットとして全国からライダーが集まります。霧降高原道路の紅葉は10月上旬〜中旬が先行して見頃を迎え、日塩もみじラインは10月中旬〜11月上旬にかけて段階的に色づいていきます。混雑を避けるなら日塩もみじラインや霧降高原が相対的に穴場として機能します。9月は夏の名残と秋風の心地よさが交差する時期で、台風の接近に注意しながらも絶好のコンディションが多く、私が個人的に最も好きな月です。11月に入ると山岳エリアは朝晩の冷え込みが急激に進み、早朝に走る場合は革手袋・冬用グローブが必須になります。

冬(12月〜3月)――県南エリアに絞って走る

日光・那須の山岳エリアは積雪・路面凍結のリスクが非常に高く、多くの道路が冬季通行止めになります。冬のツーリングは宇都宮以南の県南エリアに限定するのが基本的な安全策です。最新の通行規制情報は栃木県公式の道路情報や国土交通省の「道路交通情報」サイトで必ず確認してください。冬の県南エリアでは、佐野ラーメンを目的にした日帰りグルメツーリングや、渡良瀬遊水地の冬景色を楽しむのんびりツーリングが人気です。冬晴れの日は空気が澄んでいて視界が良く、遠くの山並みが美しく見えることも冬ならではの楽しさです。

主な冬季通行止め路線(例年の目安)

路線名 通行止め期間(目安) 備考
金精道路(国道120号・金精峠付近) 例年11月中旬〜4月中旬ごろ 栃木〜群馬県境の最高標高区間
日塩もみじライン 積雪時は通行止め・冬季注意 例年12月〜3月は路面凍結に注意
霧降高原道路(上部区間) 積雪時は通行止め 六方沢橋付近は特に凍結しやすい
中禅寺湖スカイライン 例年12月〜4月中旬ごろ冬季閉鎖 半月山展望台へのアクセス路

※これらはあくまで例年の目安です。その年の気象状況により大幅に変動します。走行前には栃木県公式「とちぎの道路情報」で必ず最新情報を確認してください。
那須高原ツーリングで楽しむ絶景と温泉

那須高原ツーリングで楽しむ絶景と温泉

那須高原は、栃木県北部に位置する標高700〜900mの高原リゾートエリアで、ライダーにとっては「走りと観光と温泉」が一度に楽しめる理想的な目的地です。那須IC(東北自動車道)から那須高原の中心部まで約20分と、東北道を使えば首都圏からでも2時間かからずにアクセスできる好立地で、週末に気軽に向かえる「近くて深い」エリアです。ここ、気になっているライダーも多いんじゃないかなと思います。

那須高原の定番スポットとして外せないのが、那須ボルケーノハイウェイ(那須高原線・県道17号線の山岳区間)です。かつては有料道路でしたが現在は無料で走れるようになり、那須湯本を起点に標高約1,390m付近の大丸駐車場まで一気に駆け上がるこのルートは、全長約10.4kmと比較的短いながらも密度の高い走りが楽しめます。茶臼岳の噴気孔が間近に見えてくるにつれ、周囲の植生が突然なくなり、荒涼とした火山岩の風景に切り替わる瞬間は毎回圧倒されます。終点の大丸駐車場から見渡す関東平野のパノラマは、晴れた日には太平洋まで見えることもあります。

また、那須エリアには日帰り温泉の選択肢が豊富です。鹿の湯(那須温泉)は1,300年以上の歴史を持つ共同浴場で、硫黄の香りが漂う本格的な温泉体験ができます。41℃・42℃・43℃・44℃・46℃・48℃と6種類の温度帯に分かれた湯船が並んでおり、ぬる湯からあつ湯へ段階的に移動しながら温泉の濃さを楽しむスタイルが独特です。ツーリングで疲れた体に、この本物の硫黄泉を浴びる時間は格別ですよ。那須温泉は「那須高原ツーリング」として検索するライダーが多く、温泉を目当てにするライダーにとっても人気の定番目的地になっています。

那須エリアはおしゃれなカフェやパン屋も充実しており、タンデムツーリングや女性ライダーにも人気があります。ビートルズをテーマにしたパン屋として有名なペニーレインは、那須高原の中でも特に人気の休憩スポットです。週末は行列ができることもあるため、開店直後(朝9時前後)に到着するよう逆算してルートを組むのがスマートな楽しみ方です。

那須高原エリアの立ち寄りスポットまとめ

  • 殺生石・那須温泉神社:硫黄の噴気が漂う独特の景観。平安時代から伝わる九尾の狐伝説の地で、歴史とロマンが感じられる。バイクを駐めて徒歩5分程度で殺生石まで行けるため、立ち寄りやすい。
  • 千本松牧場:西那須野塩原ICからたった約2分。入場無料・駐車無料で気軽に立ち寄れ、ソフトクリームやジンギスカンが名物。ライダーの休憩スポットとして定番。
  • ペニーレイン:ビートルズをテーマにしたパン屋・カフェ。種類豊富な焼きたてパンはツーリングの朝食・昼食に最適。那須高原でランチ休憩するライダーに長年愛されている。
  • 鹿の湯:入湯料が手頃(大人550円前後・要現地確認)で、温泉ライダーに長年愛されている名湯。石造りの湯船と硫黄の香りが旅情を高めてくれる。
  • 那須高原展望台(恋人の聖地展望台):那須ロープウェイ山麓駅近くにある展望スポット。茶臼岳を間近に望み、天気が良ければ那須連山の全貌を見渡せる。
    もてぎ周辺ルートと立ち寄りグルメ

もてぎ周辺ルートと立ち寄りグルメ

バイク好きなら一度は訪れたいのが、栃木県芳賀郡茂木町にあるモビリティリゾートもてぎ(旧ツインリンクもてぎ)です。ホンダが運営するこのモータースポーツ複合施設は、バイク乗りにとっての「聖地」といっても過言ではありません。サーキットはMotoGPや全日本ロードレース選手権が開催されることでも知られており、単にツーリングで通るだけでなく、レース観戦との組み合わせで訪れるライダーも多いです。

施設内のホンダコレクションホールでは、創業期の原付から最新のレーシングマシンRC213Vまで、ホンダの歴史を体現する名車が無料で見学できます。CB750FOUR(K0)、ドリームCB450、NS500、RC211Vなど、バイク好きなら名前を聞いただけで心拍数が上がるマシンが実物で並んでいる空間は、テーマパーク以上の興奮があります。私も初めて訪れたときは2時間以上そこから動けませんでした。

もてぎ周辺の道路は八溝山地の丘陵地帯を走るルートが多く、適度なアップダウンと交通量の少なさが相まって、のんびり走るのに最適です。栃木県の中でも特に穴場感が強いエリアで、「こんなに気持ちいい道が知られていないのはもったいない」と思うことが何度もありました。国道123号や県道54号(茂木〜益子)などが走りやすく、景色も里山の穏やかな風景が続きます。農村地帯ならではの素朴な風景の中をゆっくり走るのは、山岳ワインディングとはまた違う豊かさがあります。

グルメの面では、茂木町内には地元の食材を使ったカフェや農産物直売所が点在しており、もてぎ産のゆずを使ったスイーツやゆずジュースは走りながら立ち寄るのに最適な軽食です。道の駅もてぎでは「いちごの里」のジャムや、栃木県産のとちおとめを使ったスイーツが揃い、お土産購入にも便利です。また、茂木から益子方面に足を伸ばせば、益子焼の窯元めぐりと組み合わせたルートも楽しめます。益子の町並みは観光地化されすぎずに程よいローカル感が残っており、コーヒー片手に陶器をのぞくひとときはツーリングの良いアクセントになります。

関東エリアのツーリングスポットとして、周辺エリアとの組み合わせも面白い選択肢です。茨城県側に抜けるルートは特に信号が少なく走りやすいため、神奈川県のおすすめツーリングスポットと絶景ルートと同様に、関東一円を縦断するロングツーリングの一環としても計画しやすいエリアです。

栃木県おすすめツーリングスポット厳選ガイド

ここからは、いよいよ栃木県のツーリングスポットを個別に深掘りしていきます。「絶景ワインディング系」「高原・自然系」「グルメ系」という3つの軸でまとめているので、あなたの走りたいスタイルに合わせて選んでみてください。どのスポットも、私が実際に走って感じたリアルな情報をお届けします。地図だけでは分からない「走ってみて初めてわかること」を中心に伝えていきます。

いろは坂バイクで走る絶景ワインディング

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いろは坂バイクで走る絶景ワインディング

栃木県のツーリングスポットの中で最も知名度が高いのが、いろは坂です。日光市街と中禅寺湖を結ぶこの国道120号の山岳区間は、「日本の道100選」にも選ばれており、上り(第二いろは坂)と下り(第一いろは坂)で完全一方通行という珍しい構造を持っています。上り・下りで別々の道路を走るため、対向車との正面衝突リスクがなく、その点は安心材料といえます。

合計48箇所のヘアピンカーブには「い・ろ・は・に・ほ・へ・と…」の看板が立てられており、走りながら数えていくのが定番の楽しみ方。路面は比較的整備されており、一部に縦溝舗装やキャッツアイが埋め込まれている区間があります。縦溝舗装はバイクのタイヤが滑りやすくなる場合があるため、雨天時や路面が湿っている状態では特に注意が必要です。カーブごとにペースを落として丁寧に走れば中級者でも十分に楽しめるルートですが、「攻めた走り」を意識すると途端に危険なコースに変わります。バイクでいろは坂を走るなら「景色を楽しむこと」を最優先にして、流れに乗った穏やかな走行を強くおすすめします。

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いろは坂の走行ポイント

アウトから入ってイン、出口はアウトというセオリー通りの走り方が最も安全で、かつ景色を楽しめます。ただし、一方通行とはいえカーブの先から観光バスや大型トラックが現れることは珍しくありません。特に上りの第二いろは坂では、路線バスが発着時間に合わせて走っていることも多く、バスに後続する形になった場合は無理に追い越そうとせず、距離を保ちながら後をついていくのが賢明です。

また、各コーナーの手前に設置されている「待避所」や「パーキングエリア」を活用することで、景色を眺める時間と走りを楽しむ時間を上手に分けられます。明智平ロープウェイ乗り場(第二いろは坂途中)は、駐車場も広く絶好の写真スポットです。

秋の紅葉シーズン(例年10月中旬〜下旬)は特別な美しさがありますが、同時に渋滞が極限まで悪化します。週末の日中は完全に身動きが取れない状態になることもあるため、紅葉目的で走るなら平日か早朝(午前6〜7時台)の通過が実質的に必須です。早朝の薄明かりの中でいろは坂を走ると、観光客がいない静寂の中で紅葉に包まれた道を独占できる瞬間があり、これはライダーだからこそ体験できる贅沢だと思います。

いろは坂を上った先の絶景スポット

いろは坂の上には、目的地としての充実したスポットが待っています。中禅寺湖は周囲約25kmを誇る栃木最大の湖で、湖面の標高は約1,269m。男体山を背景にした湖の青は、晴れた日には息をのむほど美しいです。湖畔の歌ヶ浜駐車場はバイクで停めやすく、湖を背景にした記念撮影スポットとしても定番です。さらに先へ進むと戦場ヶ原の広大な湿原が広がり、北海道的な雄大な直線道路とクリアな空気が最高のライディング体験を提供してくれます。

いろは坂走行前の確認事項

バイクの整備状態を必ず事前に確認してください。特にブレーキパッドの残量・タイヤの空気圧・チェーンの張りは最低限チェックしましょう。連続したカーブ・下り勾配ではブレーキへの負荷が高まり、走行前に問題があったブレーキが下りの途中で突然効きにくくなるケースも実際に報告されています。また、急な天候変化で路面が濡れると、急激に難易度が上がるコースです。走行中に雨が降り始めたら、無理をせず近くの待避スペースで状況を見極める判断も大切です。最終的な走行の可否はご自身の技量と体調を踏まえて判断し、不安を感じる場合は無理をしないことが最も重要です。

霧降高原道路と中禅寺湖スカイラインの魅力

霧降高原道路と中禅寺湖スカイラインの魅力

いろは坂と並んで日光エリアの二大ワインディングとして語られるのが、霧降高原道路中禅寺湖スカイラインです。この2本は性格が大きく異なり、組み合わせることでより充実した日光エリアのツーリングが楽しめます。いろは坂が「定番王道」なら、この2本は「ちょっとディープな日光の楽しみ方」とも言えるかもしれません。知っているライダーと知らないライダーで、日光ツーリングの満足度がかなり変わるルートです。

霧降高原道路(日光市)――天空の道を走る

日光市街から大笹牧場へと抜ける全長約16kmの無料ルートで、かつての有料道路(霧降高原有料道路)が無料開放されたものです。日光市内の国道121号から県道169号に入り、標高を一気に上げていく構成で、中高速コーナーが主体のため、いろは坂のヘアピン連続とは異なる「伸びのある走り」が楽しめます。

この道の最大の見どころは、標高1,434mに架かる六方沢橋から望む景色です。橋の長さは約320m、谷底からの高さは約134mという数値だけでもスケールの大きさが伝わると思いますが、実際に橋の上に立つと眼下に広がる渓谷と、遠方に連なる日光連山のパノラマに圧倒されます。晴れた早朝に雲海が発生すると、橋が雲の上に浮かんでいるような幻想的な光景になり、「天空の道」と呼ばれる理由がよくわかります。

6月下旬〜7月上旬はニッコウキスゲの開花期で、霧降高原の斜面が黄色い花畑に染まります。秋の紅葉は10月上旬〜中旬が見頃で、いろは坂より1〜2週間早く色づく傾向があります。終点の大笹牧場では、ブラウンスイス牛のソフトクリームやジンギスカンを楽しめ、広大な駐車場があるためライダーの集会場としても有名です。晴れた週末には数十台のバイクが集まる光景が見られ、他のライダーとの交流も楽しみのひとつです。

中禅寺湖スカイライン(日光市)――絶景展望台への秘密のルート

中禅寺湖の南岸を走る県道250号から半月山方面へ向かうルートで、途中から山頂方向へ折れる区間が「中禅寺湖スカイライン」として知られています。道幅はやや狭めで、すれ違いには注意が必要ですが、それでも走る価値がある理由がしっかりあります。

標高約1,600mに位置する半月山展望台からは、中禅寺湖と男体山(標高2,486m)が一望できる圧倒的な景観が待っています。青く輝く中禅寺湖の全体像を、山の高さから見下ろすという体験は、湖畔から眺めるのとは全く別の感動があります。半月山駐車場から展望台まで徒歩約30分の山道を歩く必要がありますが、これは「その価値が100%ある」と断言できます。

なお、中禅寺湖スカイラインは例年12月〜4月中旬ごろ冬季閉鎖になります。また、夜間も通行止めになるため、日没前には下山を完了させるよう時間管理に気をつけてください。紅葉シーズンには中禅寺湖周辺が混雑するため、スカイライン入口付近の駐車場が埋まることもあります。早めの到着を心がけましょう。

日光エリアのワインディング3本を比較してみた

ルート名 全長 最高標高(目安) 難易度 おすすめ季節
いろは坂(第二・上り) 約9km 約1,300m 中級 春・秋(紅葉)
霧降高原道路 約16km 約1,434m(六方沢橋) 中級 春〜秋(ニッコウキスゲ・紅葉)
中禅寺湖スカイライン 約5km(スカイライン区間) 約1,600m(半月山駐車場) 中級〜上級 春・夏・秋

※難易度・距離はあくまで目安です。天候・季節・路面状況により変動します。

日塩もみじラインで走る紅葉ツーリング

日塩もみじラインで走る紅葉ツーリング

鬼怒川温泉と塩原温泉を結ぶ日塩もみじライン(全長約28.5km)は、2020年に無料化された後、ツーリングルートとしての人気が一気に上がった峠道です。名前の通り、秋の紅葉シーズンには道路の両脇を燃えるような赤・オレンジ・黄色に彩られた木々が連なり、「走る紅葉トンネル」と表現したくなる美しさがあります。いろは坂や那須ボルケーノハイウェイと比べると知名度は一段落ちますが、その分渋滞が少なく、走りに集中しやすい点が栄えているライダーの間で再評価されているルートです。

最高標高は約1,046mで、鬼怒川温泉側(南側)からスタートして標高を上げていき、最高点を越えてから塩原温泉側(北側)へと下っていく構成です。緩急のついたカーブが連続する走りごたえのあるルートで、低速のヘアピンから中速の連続コーナーまで様々な種類のカーブが楽しめます。道幅も比較的ゆとりがあり、ワインディングを楽しみたい中級者以上のライダーにとって非常に満足度が高い峠道です。

道中には白滝・太閤下ろしの滝・ハート形の岩が見られる地点などの自然スポットが点在しており、バイクを停めて散策する楽しみもあります。ただし、駐車スペースが限られている箇所もあるため、停める際は安全確認を徹底してください。路肩への無理な駐車は後続車の事故につながりますので注意が必要です。

このルートのスタート地点となる鬼怒川温泉エリアでは、走行後の日帰り入浴が非常に充実しています。温泉街には複数の公共浴場・日帰り入浴可能な旅館が点在しており、ライダーでも気軽に利用できる施設が多い印象です。もみじラインを走り終えて鬼怒川の温泉に浸かりながら一日を締めるコースは、私の中でも「栃木ツーリングの定番プラン」のひとつになっています。

塩原温泉側に抜けた後は、もみじ谷大吊橋(全長320m)に立ち寄るのも強くおすすめします。塩原ダムの湖上にかかる本州最長クラスの歩行者用吊り橋で、高さと揺れが程よくスリリングです。橋から見下ろすエメラルドグリーンの湖面は写真映えが抜群で、バイクと組み合わせた写真を撮りたいライダーにも人気のスポットです。

日塩もみじラインの紅葉見頃目安と走行タイプ別おすすめ

エリア 紅葉見頃(目安) 特徴
上部(最高点・標高1,000m付近) 例年10月上旬〜中旬 カラマツ・ブナの黄葉が美しい
中部(標高600〜800m付近) 例年10月中旬〜下旬 モミジ・ナナカマドの赤系が鮮やか
下部(鬼怒川・塩原温泉付近) 例年10月下旬〜11月上旬 温泉街と紅葉の組み合わせが絵になる

あくまで目安のため、最新の紅葉状況は栃木県観光物産協会の公式サイトや各温泉観光協会の情報をご確認ください。

ボルケーノハイウェイと金精峠の走りどころ

ボルケーノハイウェイと金精峠の走りどころ

栃木県のツーリングスポットの中でも、特に「走りの濃度」と「絶景の密度」が高い2本のルートが、那須ボルケーノハイウェイ金精峠(金精道路)です。どちらも標高が高く、季節と天候に左右されやすいルートですが、走れたときの達成感と景色の良さは他のルートに引けを取りません。この2本を日帰りで組み合わせようとすると体力的・時間的にかなりタイトになるため、それぞれを別の日に走ることをおすすめします。

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那須ボルケーノハイウェイ――火山の息吹を感じる山岳ルート

那須湯本を起点に那須岳(茶臼岳)方面へ向かって標高1,390m付近まで一気に駆け上がるこのルートは、現在は無料で走れます。全長約10.4kmと短めですが、その短さの中に「標高の低い温泉街の風景」→「針葉樹林帯」→「植生が消える荒涼とした火山岩地帯」という劇的な景観変化が詰め込まれており、走るたびに新しい発見があります。

路面状況は比較的良好な区間が多いですが、急勾配と急カーブが組み合わさった区間があり、初心者には意地悪なルートとも評されることがあります。ブレーキング・アクセル操作のメリハリが重要で、特に下りでエンジンブレーキを活用しながら速度を管理する技術が試されるルートです。風が強い日は想像以上に横風を受けるため、大型バイクでも油断しないよう注意が必要です。那須岳は活火山であるため、火山性ガスの状況によってはルートの上部が規制されることもあります。走行前には気象庁の火山情報を確認することを強くおすすめします。

終点の大丸駐車場からは那須連山の全貌と関東平野の大パノラマが一望でき、「これを見るために走ってきた」と思わせる眺望があります。近くには殺生石(バスを使えばアクセス可能)や那須温泉神社が点在しており、歴史と火山景観を組み合わせた観光も楽しめます。

金精峠(国道120号)――関東最高峰の峠道を攻略する

栃木県と群馬県の県境に位置する金精峠(標高約1,843m)は、北関東の峠道の中でも屈指の標高を誇ります。奥日光(湯元温泉)から群馬県片品村の菅沼・丸沼方面へと抜けるこのルートは、戦場ヶ原・湯ノ湖・金精トンネルを経由して、群馬側へと下る構成です。

金精峠の魅力は、何といっても奥日光エリアとセットになった絶景の連続です。湯元温泉から出発して国道120号を北進していくと、まず湯ノ湖が現れます。静寂に包まれた湖面と周囲の深い森の組み合わせは、奥日光の核心部に来た実感を与えてくれます。さらに北上すると、標高1,843mの金精トンネル(全長755m)を抜け、群馬県側へと劇的に景色が変わります。峠付近では6月でも残雪が見られることがあり、その白さと深緑のコントラストは強烈な印象を残します。

金精道路は例年11月中旬〜4月中旬ごろ冬季通行止めになるため、走れるシーズンが年間のうち半年程度しかありません。その希少性が「金精峠を走れた」という達成感を高めてくれます。栃木側から走るコースと群馬側から走るコースを1日で組み合わせると、群馬の草津温泉や志賀高原とも繋がるロングツーリングが完成します。関東から行く群馬県のツーリングスポットとの組み合わせについては、群馬県おすすめツーリングスポット完全ガイドも参考にしてみてください。

那須ボルケーノハイウェイ・金精峠の走行前チェックリスト

  • 通行止め情報の確認(冬季閉鎖・工事・気象規制)
  • 那須岳エリアでは気象庁の火山情報も確認
  • 満タン給油(山岳エリアにGSはない)
  • 雨具・防寒着の携行(標高が高く急な天候変化あり)
  • 午後の早い時間帯に下山を始めるスケジュール管理

安全運転に関する最終判断はご自身の技量・体調・バイクのコンディションを踏まえて行ってください。不安がある場合は無理に挑戦せず、別のルートを選ぶ判断も大切です。

宇都宮餃子と佐野ラーメンのグルメルート

宇都宮餃子と佐野ラーメンのグルメルート

栃木県のツーリングにグルメを組み合わせるなら、宇都宮餃子と佐野ラーメンは外せない二大テーマです。この2つをうまくルートに組み込むことで、「走りだけじゃなく食でも満足できた」ツーリングが完成します。バイクに乗っていると、目的地に「食」の明確な理由があると不思議とモチベーションが上がるんですよね。栃木はその点で最強クラスのエリアです。

宇都宮餃子(宇都宮市)――餃子の聖地を攻略する

宇都宮市は日本を代表する餃子の街として全国的に知られています。宇都宮餃子会(協同組合)の加盟店だけで145店舗(2023年5月現在)を数え、加盟店以外も含めれば市内の餃子関連店舗は200店を超えるとも言われています。(出典:協同組合 宇都宮餃子会 公式サイト「宇都宮餃子会とは」

定番の人気店としては「みんみん」「正嗣(まさし)」「来らっせ」などが挙げられます。みんみんは宇都宮市内に複数店舗を展開しており、焼き・水・揚げの3種類を少量から注文できるスタイルが食べ比べに最適です。正嗣は持ち帰り専門の店舗が多く、地元ライダーにとっては「テイクアウトして道の駅で食べる」スタイルも定番です。来らっせは複数の人気店が1か所に集まったフードコートスタイルで、初めて宇都宮を訪れる方が一度に複数の味を比較するのに便利です。

バイクなら駐車場の問題が少なく(二輪専用スペースが設けられた駐車場も多い)、複数店舗を巡る「餃子はしご」が比較的しやすいのもライダーならではのメリットです。宇都宮市内の餃子エリアはコンパクトにまとまっており、主要な名店間をバイクで移動すれば5〜10分以内に次の店に到着できます。

佐野ラーメン(佐野市)――青竹打ちの名麺を日帰りで食べに行く

青竹を使って生地を打つ青竹打ちのちぢれ麺と、透き通った醤油ベースの澄んだスープが特徴の佐野ラーメン。東北自動車道の佐野藤岡ICや佐野ICから非常にアクセスしやすく、首都圏から日帰りグルメツーリングの目的地として高い人気を誇ります。「佐野ラーメン目当てで栃木へ行く」というライダーが一定数いるのも納得の、食べ応えのあるラーメンです。

市内には老舗から新興店まで多数の名店があります。「おぐ里」「おぐら屋」「田村屋」などが有名どころですが、地元住民に愛される「行列のない隠れ名店」も多く、食べログや食べるローカルグルメサイトを事前にチェックして自分好みの1軒を選ぶのも楽しみ方のひとつです。麺の細さ・スープの濃さに店ごとの個性が出るため、何度か通って「マイ定番店」を見つけるのが佐野ラーメン通への道です。

佐野市内は唐沢山神社や足利との組み合わせもおすすめで、ラーメン後に唐沢山の山上から関東平野を見渡したり、足利フラワーパーク(ゴールデンウィーク期間の藤の花は特に有名)に立ち寄ったりすることで、グルメ以外の充実感もプラスできます。

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日光ゆばとその他の栃木グルメ

日光エリアまで足を伸ばすなら、日光ゆばもぜひ味わってほしいグルメです。豆乳を温めて表面に張った膜を引き上げる「ゆば」は京都が有名ですが、日光ゆばは引き上げる際に二重に折り畳む「二重ゆば」が特徴で、食感がより豊かです。日光市街(東照宮・輪王寺周辺)に多数の専門店・食事処が集まっており、ゆばそば・ゆば懐石・揚げゆばまんじゅうなど形態も様々です。揚げゆばまんじゅうは手軽に食べ歩きできるサイズで、ツーリングの合間のおやつとして最適です。また、那須エリアでは牧場由来の乳製品(ソフトクリーム・チーズ・ヨーグルト)や、那須和牛を使ったハンバーグ・ステーキが人気で、「那須グルメツーリング」として目的地にする価値があります。

栃木グルメツーリングのおすすめ組み合わせルート例

ルート名 おすすめルート概要 目安距離 ポイント
南回りグルメルート 佐野藤岡IC→佐野ラーメン→唐沢山→足利フラワーパーク→栃木市蔵の街→宇都宮餃子→帰路 約280〜320km グルメ×観光×歴史を欲張れる日帰り完結ルート
日光グルメ+温泉ルート 宇都宮IC→日光東照宮→日光ゆばランチ→いろは坂→中禅寺湖→鬼怒川温泉で日帰り入浴→帰路 約230〜260km 世界遺産・絶景・温泉が1日に凝縮した王道プラン
那須グルメ高原ルート 那須IC→千本松牧場→ペニーレイン→那須ボルケーノハイウェイ→殺生石→鹿の湯温泉→帰路 約200〜240km 高原の走りと食と温泉を欲張る那須完全攻略プラン

※距離・時間はあくまで目安です。実際のルートは地図アプリで確認のうえ、安全余裕を持った計画を立ててください。渋滞・天候・店舗の休業情報は出発前に必ず確認することをおすすめします。

栃木県おすすめツーリングスポットまとめ

栃木県おすすめツーリングスポットまとめ

栃木県おすすめツーリングスポットを、アクセス・ルート・グルメ・季節の注意点まで網羅してお届けしてきました。改めて振り返ると、栃木県は「走りごたえ」「景色の質」「グルメの充実度」「アクセスの良さ」というライダーが求める要素が、関東圏の中でもトップクラスにバランスよく揃ったエリアだと感じています。栃木のことを知れば知るほど、「もっと早くからこれほど深く走り込んでおけばよかった」と思わせてくれる、懐の深い県です。

いろは坂・霧降高原道路・日塩もみじライン・金精峠といったワインディング系スポットは、走る季節とタイミングを選ぶことで、渋滞や閉鎖に遭遇せず最高の状態で楽しめます。特に早朝走行の気持ちよさは、栃木の山岳エリアでこそ最大限に発揮されます。那須高原・大笹牧場・もてぎ周辺の高原・自然系スポットは、走りだけでなく観光・グルメ・温泉と組み合わせることで旅としての充実度が格段に上がります。「走る・見る・食べる・浸かる」の4要素を一日に詰め込める場所として、これほど優れたエリアはそう多くありません。

そして、宇都宮餃子・佐野ラーメン・日光ゆば・那須グルメといったグルメ目的地は、それ自体がツーリングの目的になりうるほどのポテンシャルを持っています。バイクに乗り始めたばかりの方は、まず県南エリアのフラットなルート(渡良瀬遊水地・佐野市内・宇都宮〜益子間)から始め、慣れてきたら少しずつ山岳エリアへステップアップしていくのが、安全で長く楽しく続けられるライダーの王道です。

栃木県から首都圏へ戻る際に東京都内のルートを組み合わせたい方は、東京都おすすめツーリングスポット!至高の12ルートもあわせてご覧ください。関東全域を縦断するグランドツーリングの計画にも役立ちます。

最後に重要なことをお伝えします。道路の通行状況・冬季閉鎖情報・天候は必ず最新の公式情報をご確認ください。特に山岳エリアの気象条件は毎年変動があり、この記事に記載している通行止め期間や紅葉の見頃はあくまで例年の目安です。走行前の情報収集と、現地での状況判断を怠らないことが最も大切な安全対策です。バイクのメンテナンス・装備の準備・体調管理についても、不安な点はバイクショップやベテランライダーへのご相談をおすすめします。安全運転の最終判断はご自身の責任で行ってください。

それでは、栃木の風を全身で感じながら、最高のツーリングを楽しんでください!どこを走っても「来てよかった」と思える場所が待っています。

※本記事の情報は2026年5月時点のものです。料金・営業時間・通行規制などは変更される場合がありますので、お出かけ前に正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。

記事ご利用上の注意事項

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本記事で使用している画像は、すべてイメージ画像です。実際の風景や施設の様子とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

⏱️ 所要時間について
記載している所要時間は目安です。交通状況、天候、休憩時間、個人の走行ペースなどにより大きく変動いたします。十分に余裕を持った計画を立て、ご自身のペースで安全運転をお楽しみください。

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掲載している料金や営業時間などの情報は、執筆時点のものです。変更される場合がありますので、ご訪問前に各施設の公式サイトまたは直接お問い合わせにて、最新情報をご確認ください。

安全運転を心がけ、素晴らしいツーリングをお楽しみください!🏍️

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