Z900RSカフェに憧れているけれど、ネット上で見かける不人気という噂や後悔の声が気になって購入に踏み切れないという方は多いのではないでしょうか。
あんなにかっこいいバイクなのに、なぜネガティブな評判があるのか不思議に思いますよね。
実はその背景には、バイクの性能そのものではなく、特定のカラーリングに対する好みの問題や、足つきやポジションといった体格的な相性が大きく関係しているんです。
決してダメなバイクというわけではなく、むしろハマる人にはとことんハマる魅力的な一台なんですよ。
この記事では、Z900RSカフェが不人気と言われる本当の理由や、実際に所有した後に後悔しないためのポイントについて、私の経験も交えながら詳しくお話ししていきます。
噂の真相を知れば、不安が解消されて、あなたにとって最高の相棒になるかどうかがはっきりと見えてくるはずです。
- 不人気と言われる主な原因であるカラーリングの問題点
- 購入後に後悔しないために知っておくべき足つきやポジションのリアル
- スタンダードモデルのZ900RSと比較した際のメリットとデメリット
- ネガティブな要素を解消して自分好みに仕上げるカスタムの方向性
Z900RSカフェが不人気という噂や後悔の真相とは

風オリジナル
憧れのZ900RSカフェを手に入れようとリサーチを始めると、どうしても目に入ってくるのが「不人気」という文字。
これから高いお金を出して買おうとしているのに、そんな評判を目にすると不安になってしまいますよね。でも、安心してください。この噂にはしっかりとした理由と背景があるんです。
ここでは、なぜそんな噂が立っているのか、その核心部分について深掘りしていきましょう。
人気がないの?乗ってる人の口コミ・評判
まず結論から言うと、Z900RSカフェ自体が不人気車種というわけでは決してありません。
実際に販売台数ランキングを見てもZ900RSシリーズは常に上位にいますし、街中でもよく見かけますよね。
ではなぜ「人気がない」なんて言われるのかというと、その理由は「特定のカラーリング」に対する評価と、スタンダードモデルの圧倒的な人気に隠れてしまっているという点が大きいです。
口コミや評判を見てみると、「スタイルは最高にかっこいい」「コーナリングが楽しい」という絶賛の声が多い一方で、「色が派手すぎて選びにくい」「スタンダードの方が万人受けする」といった意見も散見されます。
つまり、バイクとしての性能や魅力が低いわけではなく、「個性が強すぎて選ぶ人を選ぶ」という側面が、不人気という言葉に変換されて一人歩きしてしまっているのが真相なんですよ。
2025年版の不人気色ランキングを解説
実は「不人気」と言われる最大の要因は、ズバリ「色」にあります。
Z900RSカフェは挑戦的なカラーリングが多く、それが市場の評価を二分しているんです。
ここで、2025年の市場動向を踏まえた、いわゆる「不人気色」とされがちなカラーの傾向を見てみましょう。
| 順位 | カラーの特徴 | 敬遠される理由 |
|---|---|---|
| 1位 | メタリックディアブロブラック×キャンディライムグリーン | 黒と緑のコントラストが強烈で、街乗りには派手すぎると感じる人が多い。ウェア合わせも難しい。 |
| 2位 | メタリックスパークブラック | 黒一色は定番だが、Z900RSらしい「特別感」が薄く、没個性的と言われがち。傷も目立ちやすい。 |
| 3位 | イエロータイガー | 旧車ファンには刺さるが、黄色は好みが激しく分かれる。「飽きそう」という声も。 |
こうして見ると、決して色が悪いわけではなく、「日常使いでの馴染みやすさ」や「Z900RSらしいヘリテージ感」を求める層とはマッチしにくいということが分かりますね。
「火の玉カラー」や「青玉虫」といった王道カラーがあまりにも強すぎるため、それ以外の個性的なカラーが相対的に不人気に見えてしまっているだけとも言えます。
不人気色でも後悔しないカスタムの可能性

「じゃあ、不人気色のカフェは買わない方がいいの?」と思うかもしれませんが、実は逆転の発想で「素材として割り切って買う」という賢い選択肢があるんです。
Z900RSカフェはカスタムパーツが山のように出ていますから、外装なんて後からいくらでも変えられます。
カスタム前提なら不人気色は宝の山!
例えば、不人気色を安く手に入れて、浮いたお金で自分好みのカラーにオールペン(全塗装)してしまうのも一つの手です。
また、サイドカバーやフェンダーを変えるだけでも印象はガラッと変わります。
「完成形を買う」のではなく、「自分だけの一台に育てるベース車両を買う」と考えれば、色はそれほど大きな問題ではなくなるはずですよ。
中古市場での価格相場とリセールバリュー
ここはお金の話なので、シビアに見ていきましょう。残念ながら、カラーリングの違いは売却時の査定額(リセールバリュー)に直結します。
人気の「火の玉カラー」などがプレミア価格で取引される一方で、先ほど挙げたような個性的なカラーは、どうしても査定額が低くなりがちです。
売る時の価格差は10万円以上になることも
中古車市場では需要と供給が全てです。人気色は業者が高く買い取ってもすぐに売れますが、不人気色は在庫リスクになるため、査定が厳しくなります。
もしあなたが「数年乗って乗り換えるかも」と考えているなら、リセールバリューの高い人気色を選んでおいた方が、トータルの出費は抑えられるかもしれません。
逆に言えば、「中古で買う側」からすれば、不人気色は狙い目です。
同じ年式、同じ走行距離なのに、色だけで数万円から10万円以上安く売られていることも珍しくありません。
「走りは同じなら安い方がいい!」という合理的な考え方の人にとっては、不人気色こそが最高のコストパフォーマンスを発揮する選択肢になるでしょう。
スタンダードモデルとの違いや比較
「カフェ」と「スタンダード(無印)」、どっちにしようか迷っている方も多いですよね。この2台、実は単にカウルが付いているかどうかの違いだけではありません。
乗り味やキャラクターが明確に異なります。
- ライディングポジション:スタンダードはアップハンドルで殿様乗りですが、カフェは低めのハンドルでやや前傾姿勢になります。
- シート形状:スタンダードは平らで足つきが良いですが、カフェは段付きシートでスポーティーな見た目重視。
- 得意なシーン:スタンダードは街乗りやのんびりツーリング向き。カフェはワインディングを楽しみたいスポーツ派向き。
スタンダードのZ900RSが「誰にでも扱いやすい優等生」だとしたら、カフェは「走る楽しさを追求したスポーツモデル」といった立ち位置です。
このキャラクターの違いを理解せずに、「見た目だけでカフェを選んだらポジションが辛かった」となってしまうのが、後悔するパターンの典型例ですね。
Z900RSカフェが不人気という噂や後悔の真相と対策

風オリジナル
ここからは、実際にオーナーになってから直面しがちな「リアルな悩み」にフォーカスしていきます。見た目に惚れて買ったはいいけれど、乗ってみたらここが辛かった…
なんてことにならないよう、事前にネガティブな要素もしっかり把握しておきましょう。
もちろん、それぞれの対策もしっかりお伝えしますよ。
足つきへの不安と立ちゴケのリスク
Z900RSカフェを購入する上で、最も多くの人が懸念するのが「足つき」です。
スペック上のシート高は820mmと、スタンダードモデルより20mm高くなっています。たかが2cmと思うかもしれませんが、バイクにおける2cmは安心感に雲泥の差を生みます。
さらに厄介なのが、シートの幅です。カフェのシートは前方があまり絞り込まれていないため、足を下ろした時に太ももが広げられてしまい、数値以上に足つきが悪く感じることがあります。
特に小柄なライダーや、信号待ちの多い街乗りメインの方は、立ちゴケのリスクを常に意識することになるかもしれません。
対策:これで足つきは解決できる!
定番の対策は「スタンダードモデルの純正シートへの交換」です。
これだけで20mm下がり、足つきは劇的に改善します。他にも、アンコ抜きされた社外シートや、サスペンションのリンクを変えるローダウンキットも豊富に販売されています。
「足つきが怖いから諦める」のではなく、納車時にこれらを組み込んでしまうのがおすすめですよ。
前傾ポジションによる腰痛や手首の疲れ
セパレートハンドルほどではありませんが、カフェのハンドル位置は低く遠めに設定されています。
これがカッコいいスタイリングを生んでいるのですが、長時間のツーリングではどうしても身体への負担となって現れます。
特に普段ネイキッドやアメリカンに乗っている人からすると、常に少し背中を丸めて腕に体重がかかる姿勢は、腰や手首、首への疲労蓄積が早いです。
「1時間乗ったら休憩しないと辛い」という声も聞かれます。ただ、これはスポーツ走行時には「フロントタイヤに荷重をかけやすい」という大きなメリットにもなります。
もし辛いと感じたら、ハンドルを少し手前に引くスペーサーを入れたり、ハンドルバー自体を交換してポジションを調整することも可能です。
無理して乗るよりも、自分の体格に合わせて微調整していくのが、長く付き合うコツですね。
お尻が痛い純正シートの乗り心地と評判
Z900RSカフェのオーナーレビューで、おそらく最も多く目にする不満点が「お尻が痛い」というものです。
純正の段付きシートはデザイン優先で作られているためか、クッション性が少し硬めで、角がお尻に当たると感じる人が多いようです。
「30分でお尻が悲鳴を上げた」なんて極端な意見もありますが、これには個人差もあります。
ただ、ロングツーリングを考えているなら、何らかの対策は必須レベルと考えておいた方が無難でしょう。
ゲルザブ(ゲル入りの座布団)を埋め込んだり、クッション性の高いコンフォートシートに交換することで、快適性は劇的に向上します。
ステップの位置が足に当たるという不満
これは乗ってみて初めて気づく地味ながら深刻なポイントなんですが、足を地面に着こうとしてスッと下ろすと、ちょうどふくらはぎの内側にステップのバーが当たってしまうんです。
これを避けるために足を外側に開いたり、前後にずらして着地する必要があり、これが足つきの悪さを助長してしまっています。
また、サイドスタンドを出す時にステップが邪魔になるという声も。
この問題に対する最適解は「バックステップへの交換」です。
ステップ位置を少し後ろに下げることで、足出しがスムーズになり、ライディングポジションもよりスポーティーになって一石二鳥です。見た目もメカニカルでかっこよくなりますしね。
積載性の低さとツーリング時のバッグ問題
あの流れるような美しいテールカウルと引き換えに、Z900RSカフェの積載性はほぼ皆無と言っていいでしょう。シート下にはETC車載器と書類を入れたらもうパンパン。
お土産を買っても入れる場所はありません。
しかも、デザインされたテールカウルの形状ゆえに、汎用のシートバッグが安定しにくいという悩みもあります。
無理に大きなバッグを付けると、せっかくのカフェレーサースタイルが台無しになってしまう…というジレンマも。
スタイルを崩さない積載の工夫
多くのオーナーさんは、デザインを邪魔しない小ぶりなサイドバッグや、カフェの雰囲気に合うクラシカルなデザインのシートバッグを選んでいます。
積載性は割り切って、「荷物は最小限にしてスマートに走る」というスタイルを楽しむのが、このバイクの流儀かもしれません。
まとめ:Z900RSカフェが不人気という噂や後悔の真相
ここまで、Z900RSカフェにまつわる不人気の噂や、購入後に後悔しがちなポイントについて解説してきました。
結局のところ、不人気という噂の正体は「好みの分かれるカラーリング」と「スポーツ寄りの尖ったキャラクター」によるものでした。
決してバイクとしての完成度が低いわけではありません。
足つきやポジション、お尻の痛みといったネガティブな要素は確かに存在しますが、それらは全て豊富なカスタムパーツで解決可能です。
むしろ、そうやって自分好みに手を入れていく過程こそが、このバイクを所有する最大の醍醐味とも言えるでしょう。
「周りの評判」や「リセールバリュー」も気になるとは思いますが、最終的には「あなたがそのスタイルに惚れているかどうか」が全てです。
ガレージに置かれたその姿を見てニヤリとできるなら、多少の不便さは愛着に変わります。
ぜひ実車を見て、跨って、あなたの直感を信じて選んでみてください。きっと、最高のバイクライフが待っていますよ。
Z900RSカフェが不人気という噂や後悔の真相を徹底解説
Z900RSカフェ、めちゃくちゃカッコいいですよね。あの流線型のビキニカウルに、往年のカフェレーサースタイルを現代風にアレンジしたフォルム。
カタログやWebサイトを見ているだけで、「いつかはこれに乗ってツーリングに行きたいなあ」なんて妄想が膨らんでいる方も多いんじゃないでしょうか。
私もその一人だったので、その気持ち、痛いほどよくわかります。
でも、いざ購入を本気で考え始めてネットで検索をかけると、サジェストキーワードに不穏な言葉が並ぶんですよね。「不人気」「後悔」「疲れる」……。
これから高いお金を出して(今は新車価格も上がっていますしね!)相棒を迎え入れようとしている時に、こんなネガティブな言葉を見せられたら、誰だって不安になります。
「もしかして、買ってはいけないバイクなのかな?」「買った後に『やっぱりやめておけばよかった』なんて後悔することになるのかな?」と、二の足を踏んでしまうのも無理はありません。
でも、ちょっと待ってください。その「噂」、本当にバイクの性能が悪くて言われていることなんでしょうか?
実は私も気になって徹底的に調べ、実際にオーナーの声を聞きまくったんですが、その背景にはバイクの本質的な欠点とは全く別の、「意外な理由」が隠されていたんです。
結論から言ってしまうと、Z900RSカフェは決して「ダメなバイク」なんかじゃありません。むしろ、ハマる人にはとことんハマる、現代の名車と呼べるポテンシャルを持っています。
ただ、同時に「合わない人には徹底的に合わない」という、少し尖った側面があるのも事実。
そこを理解せずに見た目だけで飛びつくと、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。
この記事では、Z900RSカフェがなぜ不人気と噂されるのか、その真相を包み隠さずお話しするとともに、購入前に必ずチェックすべき「リアルな注意点」と、それを解決するための具体的な対策まで、私の経験と知識を総動員して徹底解説していきます。
この記事を読み終える頃には、あなたの心の中にあるモヤモヤとした不安が晴れて、「自分が選ぶべきなのはカフェなのか、それとも他なのか」が、はっきりと見えているはずですよ。
- 不人気と言われる最大の要因である「カラーリング問題」の核心と市場のリアルな評価
- 身長や体格によっては深刻な悩みになる「足つき」や「ライディングポジション」の真実
- 同じZ900RSでも全く別物?スタンダードモデルと比較した際の決定的な違いと選び方
- ネガティブな要素を逆に楽しみに変える!後悔しないための賢いカスタムプランと購入戦略
Z900RSカフェが不人気という噂や後悔の真相とは

憧れのZ900RSカフェを手に入れようとリサーチを始めると、どうしても目に入ってくるのが「不人気」という文字。
これから150万円以上もの大金を払って買おうとしているのに、そんな評判を目にすると「リセールが悪いのかな?」「乗りにくいのかな?」と不安になってしまいますよね。
でも、安心してください。この噂にはしっかりとした理由と背景があるんです。
ここでは、なぜそんな噂が立っているのか、その核心部分について深掘りしていきましょう。
人気がないの?乗ってる人の口コミ・評判
まず、誤解を解くために声を大にして言いたいのですが、Z900RSカフェ自体が「売れていない不人気車種」というわけでは決してありません。むしろ逆です。
二輪車業界のデータを見ても、Z900RSシリーズ全体としての販売台数は、大型二輪クラスにおいて数年連続でトップクラスを独走し続けています。
これは揺るぎない事実なんですよ。
ではなぜ、一部で「カフェは人気がない」なんて言われてしまうのでしょうか?
その最大の理由は、比較対象である「スタンダードモデル(無印Z900RS)の人気が異常なほど高すぎる」という点に尽きます。
スタンダードモデルは、伝説の名車「Z1」のスタイルを色濃く受け継いだ「火の玉カラー」や「タイガーカラー」といった王道デザインが多くのライダーの心を鷲掴みにしており、中古市場でも新車価格を超えるようなプレミア価格で取引されることすらありました。
これに対し、カフェモデルはカワサキ独自の解釈を加えた「少し変化球」な存在です。
口コミや評判を分析してみると、以下のような傾向が見えてきます。
| 評価の方向性 | 主な意見・口コミの内容 |
|---|---|
| ポジティブな声 | 「ビキニカウルのスタイルが唯一無二で最高にかっこいい」「高速道路での巡航がスタンダードより楽」「フロント荷重がかけやすく、峠道でのコーナリングがスパッと決まる」 |
| ネガティブな声 | 「カラーリングが派手すぎてウェアに合わせにくい」「スタンダードの方が”Z”っぽい」「前傾姿勢が街乗りでは少し疲れる」「黒×緑のカラーは虫みたいで好みが分かれる」 |
このように見ていくと、バイクとしての「走り」や「基本性能」に対する不満はほとんど見当たりません。むしろ、走りの面ではカフェの方を高く評価する玄人も多いほどです。
つまり、「人気がない」と言われる真相は、性能の問題ではなく、「個性が強すぎて、万人受けするスタンダードモデルの影に隠れてしまっている」だけなんです。
「みんなが乗っている王道」を選ぶか、「自分の感性に刺さる個性」を選ぶか。この違いが、ネット上の「不人気」という言葉に変換されて一人歩きしてしまっているのが真相なんですよ。
(出典:全国軽自動車協会連合会『小型二輪車新車販売台数』)
2025年版の不人気色ランキングを解説
Z900RSカフェが「不人気」と言われる要因をさらに深く掘り下げていくと、避けては通れないのが「カラーリング」の問題です。
カワサキというメーカーは時々、非常に挑戦的でアグレッシブなカラーリングを市場に投入してきますが、Z900RSカフェはその実験場のような側面があるのかもしれません。
スタンダードモデルが「伝統」を重んじるのに対し、カフェは「革新」や「モダン」を表現しようとしている節があります。
2025年現在の市場動向や中古車市場の在庫状況、SNSでの反応を総合的に分析すると、残念ながら「万人には選ばれにくい色(=不人気色)」というものが明確に存在します。
ここでは、あえてそのリアルな評価をお伝えしましょう。
第1位:メタリックディアブロブラック×キャンディライムグリーン
通称「黒緑」などと呼ばれるこのカラー。
カワサキ乗りなら大好きなライムグリーンですが、ブラックとのコントラストがあまりにも強烈すぎて、「街乗りには派手すぎる」「攻撃的すぎる」と感じる層が多いようです。
特に、ヘルメットやジャケットを落ち着いた色で揃えている大人のライダーからは、「バイクだけ浮いてしまう」と敬遠されがち。
一部ではその配色の見た目から、あまり嬉しくないあだ名で呼ばれることも…。
第2位:メタリックスパークブラック
「えっ、黒って一番無難で人気なんじゃないの?」と思いますよね。確かに他のバイクなら黒は鉄板カラーです。
しかし、Z900RSというバイクにおいては、「Z1/Z2のレトロな雰囲気」や「華やかさ」を求めるユーザーが多いため、単色の黒は「少し寂しい」「特徴がない」「タンクのラインがないとZっぽくない」と評価されてしまう傾向があります。
また、ソリッドな黒は洗車傷やホコリが非常に目立ちやすく、維持管理に神経を使うという実用面でのデメリットも、不人気とされる一因です。
第3位:イエロータイガー(パールストームグレー等含む)
黄色系のカラーは、往年のファンには「おっ!」と思わせる要素があるものの、実際に所有するとなると話は別。
「最初はいいけど長く乗ると飽きそう」「派手すぎて近所の目が気になる」といった心理的なハードルが高いようです。
また、黄色という色は退色(色あせ)を気にするユーザーも多く、保管環境を選ぶという点も敬遠される理由の一つかもしれません。
こうして見ると、決して「色が悪い」わけではないんです。
どれもカワサキのデザイナーがこだわり抜いたカラーであることは間違いありません。
ただ、「日常使いでの馴染みやすさ」や「多くの人がZ900RSに求めるノスタルジックなイメージ」とは少しズレてしまっている。
この「イメージのズレ」こそが、不人気色の正体なのです。
不人気色でも後悔しないカスタムの可能性

ここまで読んで、「えっ、自分が欲しいと思っていた色が不人気色だった…」とショックを受けている方もいるかもしれません。
でも、落ち込む必要は全くありません! むしろ、ここからがZ900RSカフェというバイクの真骨頂です。
私が提案したいのは、「不人気色をあえて狙って、最高のカスタムベースにする」という逆転の発想です。
Z900RSシリーズは、今の国産バイクの中で間違いなくトップクラスにカスタムパーツが充実しています。
外装パーツなんて選び放題です。「色が気に入らないなら、変えてしまえばいい」このシンプルな考え方が、あなたのバイクライフを劇的に面白くします。
カスタム前提なら不人気色は「宝の山」になる理由
- 安く買って全塗装(オールペン):不人気色の中古車を安く手に入れて、浮いた予算でプロショップに依頼し、世界に一台だけのオリジナルカラーに塗装してもらう。これなら誰とも被らない最高の相棒が出来上がります。
- 外装載せ替えの楽しみ:Z900RSシリーズは、タンクやテールカウル、サイドカバーなどの外装セットが社外メーカーから多数販売されています。「Z1仕様」や「角Z仕様」など、外装を丸ごと交換して全く別のバイクのように変身させることも可能です。
- ラッピングでイメージチェンジ:塗装よりも手軽なカーラッピング技術を使えば、飽きたら剥がして元に戻すことも可能。ビキニカウルだけカーボン調にする、ラインを入れるなど、部分的なアクセントでも印象は激変します。
つまり、Z900RSカフェにおける「色」は、あくまで初期設定に過ぎません。
「完成された商品を買う」のではなく、「自分色に染めるための素材を買う」という視点を持てば、市場で不人気とされているカラーこそが、実は最もコストパフォーマンスの高い賢い選択肢に見えてきませんか?
他人の評価なんて気にせず、自分だけの一台を作り上げる楽しさは、何物にも代えがたい経験になりますよ。
中古市場での価格相場とリセールバリュー
カスタムの話で夢が膨らんだところですが、ここでお金に関するシビアな現実もしっかり直視しておきましょう。
バイクを購入する際、どうしても気になるのが「売る時の値段(リセールバリュー)」ですよね。「一生乗り続ける!」という意気込みで買うとしても、人生何があるか分かりません。
万が一手放すことになった時、カラーリングの違いがどれくらい査定額に響くのか、その相場観を知っておくことは非常に重要です。
結論から言うと、カラーリングの違いは売却額にダイレクトに影響します。
残酷なようですが、これが中古車市場の現実です。
| カラーの人気度 | リセールバリューの傾向 | 具体的な相場感(目安) |
|---|---|---|
| 超人気色 (火の玉、青玉虫など) |
極めて高い | 新車価格に近い、あるいは年式によってはプレミア価格が付くことも。業者が競って欲しがるため、高額査定が出やすい。 |
| 標準色 (ヴィンテージライムグリーンなど) |
安定している | 大きく値崩れすることは少ない。走行距離や状態に応じた適正価格で取引される。 |
| 不人気色 (個性の強い黒系、黄色系など) |
やや厳しい | 人気色と比較すると、買取査定額で10万円〜15万円以上の差がつくケースも珍しくない。長期在庫リスクがあるため業者が強気に出にくい。 |
「えっ、色だけで10万円以上も違うの?」と驚かれるかもしれませんが、これは需要と供給のバランスそのものです。
人気色は店頭に並べればすぐに売れますが、不人気色は売れるまでに時間がかかります。
その間の管理コストやリスクを考えると、どうしても買取価格は控えめにならざるを得ないのです。
「いつかは乗り換えるかも」という方は要注意
もしあなたが、「とりあえず数年乗って、また新しいバイクに乗り換えたい」と考えているなら、初期投資が多少高くても人気カラーを選んでおいた方が、トータルの収支(買ってから売るまでの差額)は優秀になる可能性があります。
リセールバリューを重視するなら、市場のトレンドを無視するのは得策ではありません。
逆に言えば、「中古車を買う側」の視点に立てば、不人気色は絶好の狙い目です。
エンジンやフレーム、サスペンションといった機能部品は全く同じなのに、外装の色が違うだけで車両価格がガクンと下がるわけですから。
「色は気にしない」「どうせカスタムするし」という合理的な考え方ができる人にとって、これほど美味しい話はありません。
浮いた10万円でマフラーを変えたり、高級なリアサスを入れたりできちゃいますからね。
市場の評価を逆手に取って、賢く買い物をするのも一つのテクニックですよ。
スタンダードモデルとの違いや比較
Z900RSカフェを検討する上で、最後まで迷うのが「スタンダードモデル(無印)にするか、カフェにするか」という究極の二択ではないでしょうか。
カタログスペックを見ると、エンジン出力や最大トルク、タイヤサイズなどは全く同じ。
「単にビキニカウルが付いているかいないかの違いでしょ?」と思っている方も多いのですが、実は乗ってみると「これ、本当に同じバイク?」と疑いたくなるほど、乗り味やキャラクターが異なります。
ここでは、スペック表だけでは見えてこない、実際に走らせて感じるリアルな違いを比較してみましょう。
1. ライディングポジションの決定的な違い
最大の違いはここにあります。スタンダードモデルは幅広で高めのアップハンドルを採用しており、いわゆる「殿様乗り」に近いリラックスした姿勢で乗れます。
視界も広く、街中を流すのが本当に楽です。
一方、カフェモデルは低めにセットされた専用ハンドル(スワローハンドル風)を採用しています。
これにより、ライダーの上半身は自然と前傾し、少し戦闘的なフォームになります。
「セパハンほどのキツさはないけれど、やる気にさせる前傾」という絶妙なバランス。これが後述する「スポーツ走行の楽しさ」に直結しています。
2. シート形状と足つき性
スタンダードのシートは座面がフラットで、レトロなタックロール調のデザインが特徴。足つきも良好です。
対してカフェのシートは、シングルシート風に見せるために後部が盛り上がった「段付き形状」になっています。
これがスタイリングの肝なのですが、詳しくは後ほど解説しますが、足つき性には少なからず悪影響を及ぼしています。
また、クッションの厚みや硬さも微妙に異なり、カフェの方が「コシがある(硬め)」設定になっています。
3. 走行風と快適性
カフェ最大の特徴であるビキニカウル。これ、ただの飾りじゃありません。高速道路を走るとその差は歴然です。
スタンダードが全身に風を浴びて「風圧との戦い」になるのに対し、カフェはカウルが胸元の風をうまく逃してくれるため、時速100km巡航での疲労感がまるで違います。
「高速を使って遠くまでツーリングに行きたい」というニーズには、間違いなくカフェの方が応えてくれます。
あなたはどっち派?簡易診断
- スタンダードがおすすめな人:
- 街乗りや下道ツーリングがメイン
- とにかく楽な姿勢で景色を楽しみたい
- 「Z1」のノスタルジーに浸りたい
- 足つきの良さを最優先したい
- カフェがおすすめな人:
- ワインディングや峠道でバイクを操るのが好き
- 高速道路を使ったロングツーリングも視野に入れている
- 「人とは違う」個性的なスタイルを求めている
- 前傾姿勢でバイクとの一体感を感じたい
スタンダードが「誰にでも優しく、懐の深い優等生」だとしたら、カフェは「走る喜びを追求し、ライダーに積極的な操作を求めるスポーツマン」といった立ち位置です。
このキャラクターの違いを理解せずに、「見た目だけでカフェを選んだら、ポジションが辛くて乗らなくなってしまった…」となってしまうのが、最も避けるべき後悔のパターンです。
ご自身のバイクライフの主軸がどこにあるのか、じっくり考えて選んでみてください。
Z900RSカフェが不人気という噂や後悔の真相と対策

ここからは、実際にZ900RSカフェのオーナーになってから直面しがちな「リアルな悩み」や「不満点」にフォーカスしていきます。
良いことばかり言っていても信用できませんよね。私が実際にオーナー取材や試乗を通して感じた、「ここはちょっと覚悟が必要かも」というポイントを包み隠さずお伝えします。
ですが、安心してください。それぞれの問題には、必ずと言っていいほど「効果的な対策(カスタム)」が存在します。
ネガティブな要素をどう克服するかを知っておけば、怖いものはありませんよ。
足つきへの不安と立ちゴケのリスク
Z900RSカフェを購入する上で、最も多くの人が懸念し、実際に購入後の悩みとして挙げるのが「足つき性」の問題です。
カタログスペックを見ると、シート高は820mm。
スタンダードモデルの800mmと比較して、20mm(2cm)高くなっています。「たかが2cmでしょ?」と軽く考えてはいけません。
バイクにおける足つきの2cmは、信号待ちでの安心感に天と地ほどの差を生みます。
さらに厄介なのが、カフェ専用シートの「形状」です。カフェのシートはデザイン重視でボリュームがあり、前方の絞り込み(スリムさ)がスタンダードほどではありません。
そのため、足を地面に下ろそうとすると、太ももの内側がシートの角に当たって足が外側に開いてしまい、数値以上に足が地面に届きにくく感じるのです。
身長170cm前後の一般的な体格の方でも、両足のかかとまでベッタリ接地させるのは難しいかもしれません。つま先立ちや、片足での停車を余儀なくされる場面もあるでしょう。
これが砂利の浮いた交差点や、轍(わだち)のある道路、強風の日などには、深刻な「立ちゴケリスク」となってライダーにプレッシャーを与えます。
せっかくの新車を初日にガシャン…なんて、想像するだけで心が折れますよね。
【対策】これで足つきは解決できる!具体的な処方箋
「足がつかないからカフェは諦める」なんて結論出すのはまだ早いです! 足つき問題は、現代のカスタム技術でほぼ解決可能です。
- スタンダードモデル純正シートへの交換(効果:大)
最も手っ取り早く、確実な方法です。スタンダード用のシートを中古や新品で入手して付け替えるだけ。これだけでシート高が20mm下がり、さらに足が出しやすくなります。デザインの違和感も意外とありません。 - ローダウンリンクプレートの導入(効果:特大)
リアサスペンションを支える「リンクプレート」という部品を社外品に交換することで、車高そのものを2cm〜3cm下げることができます。これなら小柄な女性ライダーでも安心して乗れるようになります。ただし、サイドスタンドが立ちすぎてしまうため、ショートサイドスタンドへの交換もセットで必要になる点は注意です。 - シートの「アンコ抜き」加工(効果:中)
プロのシート屋さんに依頼して、シート内部のウレタンを削ってもらう方法です。高さを下げるだけでなく、太ももが当たる部分を削り込んで足を出しやすくする加工も可能です。座り心地とのバランス調整が職人の腕の見せ所です。 - 厚底ライディングブーツの着用(効果:中)
バイク側をいじりたくない場合は、ライダー側で調整しましょう。最近はソール(靴底)が厚く設計されたバイク用ブーツが多く販売されています。これで2cm〜3cm稼げれば、安心感は段違いです。
(出典:カワサキモータースジャパン『Z900RS CAFE スペック詳細』)
前傾ポジションによる腰痛や手首の疲れ
足つきと並んで、購入後に「あれ? 思っていたよりキツイかも…」とボディブローのように効いてくるのが、ライディングポジションの問題です。
Z900RSカフェは、セパレートハンドル(セパハン)ほど極端な前傾ではありませんが、スタンダードモデルに比べるとハンドル位置が低く、少し遠くに設定されています。
ショップで跨った瞬間は「おお、やる気にさせるポジションだ! カッコいい!」とテンションが上がるんですが、冷静になって1時間、2時間と走り続けていると、普段使わない筋肉が悲鳴を上げ始めます。
特に、これまで教習車やネイキッドバイクの「殿様乗り(上体が直立した姿勢)」に慣れている方は要注意です。
具体的な症状としては、ハンドルに体重を預けすぎてしまうことによる「手首の痛み」と、常に少し背中を丸めた姿勢を維持することによる「腰や首への疲労蓄積」が挙げられます。
「ツーリングの後半は首が痛くて上を向けなかった」なんていうリアルな声もチラホラ。見た目のカッコよさと引き換えに、快適性が多少犠牲になっているのは否定できません。
【対策】ポジションは「自分に合わせて」変えられる
「腰が痛いから乗るのをやめる」なんて悲しい結末を迎えないために、ここでもカスタムが火を噴きます。
- ハンドルスペーサーの挿入:ハンドルバーとトップブリッジの間に挟む「スペーサー」という部品を入れることで、ハンドルの高さを1cm〜2cmアップさせることができます。たかが数センチですが、上体が少し起きるだけで腰への負担は激減します。見た目を変えずに楽にしたいならコレ一択です。
- 社外ハンドルバーへの交換:「もっと手前に」「もっと高く」など、自分の体格に合わせた社外ハンドルに交換するのも手です。ただし、ケーブル類の長さが足りなくなる場合があるので、ショップと相談しながら進めましょう。
- ニーグリップパッドの装着:これはバイクの改造ではなく乗り方の話ですが、タンクの側面に滑り止めのパッドを貼ることで、下半身で車体をホールドしやすくなります。腕にかかる体重を腹筋と背筋で支えられるようになるため、結果的に手首の痛みが解消されます。スポーツライディングの基本ですね。
前傾姿勢にはメリットもある!
ネガティブなことばかり書きましたが、前傾姿勢には「フロントタイヤに荷重をかけやすい」という大きなメリットがあります。
峠道のカーブ入り口で、スッとイン側に体重を預けた時の素直な反応は、カフェならではの快感です。
「スポーツするための姿勢」と割り切って、身体を鍛えるのも一つの楽しみ方かもしれません(笑)。
お尻が痛い純正シートの乗り心地と評判
Z900RSカフェのオーナーレビューを見ていると、驚くほど高い確率で出てくるワードがあります。それが「お尻が痛い」問題です。
「ケツ痛(ケツツウ)」なんて呼ばれることもありますが、これはカフェオーナーにとっては避けて通れない通過儀礼のようなものかもしれません。
カフェに採用されている専用の段付きシートは、カフェレーサーらしいシングルシート風のルックスを実現するために、座面のクッション厚がデザイン優先で設計されています。
また、シートの角(エッジ)部分が張っているため、長時間座っているとそこが太ももの付け根やお尻の肉を圧迫し、血行が悪くなって痛みを生じさせるのです。
「納車して意気揚々とツーリングに出たけど、1時間でお尻が割れるかと思った」「休憩のたびにお尻をマッサージしている」……そんな悲痛な叫びがSNSには溢れています。
もちろん個人差はありますが、長距離ツーリングをメインに考えているなら、「純正シートのままでは厳しいかもしれない」と覚悟しておいた方が無難でしょう。
【対策】お尻の痛みは科学で解決できる
精神論で我慢するのは体に毒です。快適性を手に入れるための具体的な解決策はいくつかあります。
| 対策方法 | 費用感 | 効果と特徴 |
|---|---|---|
| ゲルザブ(ゲル座布団)の埋め込み | 1.5万〜3万円 | シートの表皮を一度剥がし、医療用にも使われる衝撃吸収材「ゲル」を埋め込む加工です。見た目を変えずにクッション性を劇的に向上させられます。 |
| ハイシート(コンフォートシート)への交換 | 2万〜4万円 | カワサキ純正オプションや社外メーカーから出ている、クッション性を重視したシートに丸ごと交換します。座り心地はソファーのように快適になりますが、足つきが悪くなる副作用には注意。 |
| メッシュシートカバーの装着 | 数千円 | 安価で手軽な対策。お尻とシートの間に空気の層を作ることで圧力を分散し、蒸れも防ぎます。見た目は少し実用的になりますが、効果は侮れません。 |
ステップの位置が足に当たるという不満
これは試乗やレンタルバイクで実際に乗ってみないと気づきにくい、地味ながら深刻なストレスポイントです。
信号待ちなどで足を地面に着こうとスッと下ろすと、ちょうどふくらはぎの内側にステップのバーがガツンと当たるんです。
「痛っ!」となるだけならまだしも、ステップを避けるために足を無意識に外側に開いて着地することになり、結果として「ただでさえ悪い足つき性がさらに悪化する」という負の連鎖を引き起こします。
また、ズボンの裾がステップの先端に引っかかってバランスを崩しそうになった、なんていうヒヤリハット事例も報告されています。
さらに、サイドスタンドを出そうとする時もステップが邪魔をして、慣れるまではスタンドの棒を探して足元をガチャガチャやってしまいがち。
カッコいいバイクなのに、停止時の所作がスマートに決まらないのは、オーナーとしてはちょっと悔しいですよね。
【対策】バックステップで「一石二鳥」を狙う
この問題に対するファイナルアンサーは、「バックステップへの交換」です。
「えっ、レースもしないのにバックステップ?」と思うかもしれませんが、実はZ900RSカフェにおいては、バックステップは「快適装備」としての側面が強いんです。
ステップの位置を数センチ後ろ(&少し上)に移動させることで、足を下ろすラインからステップが消え、ストレスなく真っ直ぐ足を着けるようになります。
さらに、ステップ位置が後ろに下がることで、前傾姿勢をとった時に下半身の収まりが良くなり、ニーグリップもしやすくなります。
「足つき改善」と「ポジションの最適化」、さらに「メカニカルな見た目のカスタム感」まで手に入る。まさに一石三鳥のカスタムと言えるでしょう。
積載性の低さとツーリング時のバッグ問題
最後に取り上げるのは、ツーリングライダーにとって死活問題となる「荷物が積めない」問題です。
Z900RSカフェのあの流麗でセクシーなテールカウル。あの美しさは、積載性という実用性を完全に犠牲にして成り立っています。
シート下のスペースは、標準装備のETC車載器と車検証を入れたら、もう指一本入る隙間もありません。最近のバイクあるあるですが、カッパはおろか、ディスクロック一つ入れるのにも苦労します。
さらに悩ましいのが、荷物を外付けしようとした時です。
テールカウルが丸みを帯びていて、かつ塗装が美しいため、汎用のシートバッグを固定しようとするとベルトがカウルに干渉して傷がついたり、バッグが安定せずにグラグラしたりします。
かといって、実用性全振りのトップケース(リアボックス)を付けると、せっかくのカフェレーサースタイルが台無しになってしまう……。
「スタイルは崩したくない、でも荷物は積みたい」というジレンマに、多くのオーナーが頭を抱えています。
【対策】スタイルを崩さない「大人の積載術」
カフェのスタイルを愛するなら、積載方法にもこだわりましょう。
- サイドバッグの活用:今のトレンドはこれです。車体の横にバッグを吊るすスタイルなら、美しいテールカウルのラインを隠さずに荷物を積めます。最近は専用のサポートステーも目立たないデザインのものが増えており、革製のバッグなどを選べば、むしろクラシカルな雰囲気が増してカッコよくなります。
- デザイン重視のシートバッグ:各メーカーから、スポーツバイクのテール形状に合わせた「シェル型(ハードタイプ)」のシートバッグが出ています。これならバイクのシルエットと一体化し、違和感なく溶け込みます。
- 荷物を減らす・身につける:究極の解決策ですが、カフェに乗る時は「荷物は最小限」と割り切るのも粋です。財布とスマホだけの身軽なスタイルや、体にフィットするホルスターバッグなどを活用して、スマートに乗りこなすのもカッコいいですよ。
まとめ:Z900RSカフェが不人気という噂や後悔の真相
ここまで、Z900RSカフェにまつわる「不人気」の噂の正体や、購入後に直面しがちな「後悔ポイント」について、かなり突っ込んで解説してきました。
最後に改めて要点を整理しておきましょう。
記事の要点まとめ
- 「不人気」という噂は、スタンダードモデルの人気が凄まじすぎることと、好みの分かれるカラーリングが原因であり、バイクの性能が低いわけではない。
- 不人気色はリセールバリューで不利になる可能性があるが、逆に言えば「中古でお得に買えるカスタムベース」として優秀な選択肢になる。
- 足つきの悪さやお尻の痛み、ポジションのキツさは事実として存在するが、シート交換やハンドル調整などのカスタムで十分に解決できる。
- スタンダードモデルとは乗り味が明確に異なり、カフェは「操る楽しさ」を重視したスポーツ寄りのキャラクターである。
結論として、Z900RSカフェは「何もいじらずにそのまま乗って100点満点の快適バイク」ではないかもしれません。
しかし、自分の体格や好みに合わせて手を加えていくことで、「世界に一台だけの、自分に完全にフィットした最高の相棒」に育ってくれるポテンシャルを秘めています。
ネット上の「不人気」なんて言葉に惑わされないでください。あのビキニカウルのスタイルに一目惚れしたのなら、その直感は正しいはずです。ネガティブな要素は、知識と工夫でいくらでもカバーできます。
どうか、あなたの「好き」という気持ちを大切にしてください。ガレージを開けるたびに「やっぱり俺のバイク、最高にカッコいいな」とニヤけてしまう。Z900RSカフェは、そんな幸せなバイクライフをあなたに提供してくれるはずですよ。


