スーパーカブの種類を徹底比較!選び方と後悔しないポイント

1958年の初代モデル誕生以来、世界生産累計台数が1億台(2017年時点)を突破し、国境や世代を超えて愛され続けているホンダの「スーパーカブ」

その普遍的なデザインと圧倒的な耐久性、そして驚異的な経済性は、まさにオートバイの金字塔と言える存在です。

しかし、いざ「自分もカブ主(カブのオーナー)になりたい」と思い立って公式サイトやカタログを開いてみると、そこには驚くほど豊富なラインナップが並んでいます。

「スーパーカブの種類は多すぎるのではないか?」と圧倒され、どれが自分に合っているのか、何を基準に選べば良いのか迷ってしまう方も決して少なくありません。

初めてのバイク選びであればなおさら、排気量の違いや装備の差といった細かいスペックを見比べても、実際の使い勝手におけるカブの違いがわからない時の比較ポイントがイメージしづらく、判断に困る場面も出てくるでしょう。

例えば、普通自動車免許で乗れる手軽さをとるか、二段階右折などの制約がない快適さをとるかでスーパーカブ50と110で迷うケースは、多くの購入検討者が直面する最初の壁です。

また、積載性や足つき性といった実用性を最優先するか、カブ本来の美しいスタイリングや日常の使い勝手をとるかでカブのプロとスタンダードで悩むといった悩みも尽きません。

インターネット上には実際に所有して乗ってる人の口コミや感想レビューが数多く存在しますが、用途や体格、走行環境によって評価は千差万別です。

だからこそ、断片的な情報だけでなく、体系的に整理された知識をもとに、自分に最適な一台を見極めることが重要になります。

この記事では、複雑化しているスーパーカブの種類ごとの特徴を詳細に解説するとともに、購入前に必ず知っておきたいスーパーカブの種類の選び方と注意点について、専門的な視点から詳しくご紹介します。

豊富な選択肢の中でスーパーカブの種類で迷うなら、まずは各モデルが開発された背景や、想定されているライフスタイルを知ることが近道です。

事前にそれぞれのメリット・デメリットや特徴的なポイントを押さえておくことは、長く愛せる相棒と出会い、スーパーカブ選びで後悔しないコツにも繋がります。

また、購入後に「思っていたのと違った」とならないよう、過去の事例に見られるスーパーカブのモデル選びの失敗例や、一部で気にされることもあるカブの種類は恥ずかしいのかといった心理的な疑問、そして最終的にスーパーカブはどれが満足度高いのかという傾向についても、客観的なデータや市場の動向を交えて触れていきます。

ぜひ最後までお読みいただき、あなたのスーパーカブの種類選びのまとめとして、最高の一台を見つけるための羅針盤として役立ててください。

  • 現行スーパーカブシリーズの各モデルの特徴、開発コンセプト、技術的な違いを体系的に理解できる
  • 免許区分、維持費、走行ルールなどの法的な違いを含め、用途に合わせて自分に最適な排気量やグレードが判断できる
  • 購入後に「坂道を登らない」「足がつかない」といった用途とのミスマッチや後悔を未然に防ぐ知識が身につく
  • 実際に所有しているユーザーの評判や市場での人気傾向を知り、満足度が高いモデル選びのヒントを得られる

スーパーカブの種類ごとの特徴を解説

  • スーパーカブの種類は多すぎ?
  • カブの違いがわからない時の比較
  • スーパーカブ50と110で迷う
  • カブのプロとスタンダードで悩む
  • 乗ってる人の口コミ・感想レビュー

スーパーカブの種類は多すぎ?

スーパーカブの種類は多すぎ?

風オリジナル

「スーパーカブ」という名前を聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、そば屋の出前で使われているような、あの独特な形状のバイクでしょう。

しかし、現在のホンダのラインナップを見ると、そのバリエーションの豊かさに驚かされます。「スーパーカブの種類は多すぎる」と感じるのも無理はありませんが、実はこの種類の多さこそが、スーパーカブが60年以上もの長きにわたって支持され続けてきた理由そのものでもあるのです。

なぜこれほどまでに種類が増えたのか、そして現行モデルはどのように分類されているのか、その背景と全体像を詳細に紐解いていきましょう。

スーパーカブシリーズは、1958年に発売された初代「スーパーカブC100」からその歴史が始まりました。

当初は実用車としての側面が強く、耐久性、経済性、乗りやすさを徹底的に追求した設計がなされていました。

その後、日本の高度経済成長とともに、新聞配達、郵便配達、銀行の営業など、あらゆるビジネスシーンで活躍するようになり、それぞれの業務に特化した「プレスカブ(現在はプロに統合)」や「MD(郵政カブ)」といった派生モデルが誕生しました。

これが、カブの種類が増え始めた第一の要因です。

そして近年、カブの種類をさらに複雑かつ魅力的にしているのが、ライフスタイルの多様化とレジャー需要の高まりです。

「ビジネスバイク」としての枠を超え、ファッションアイコンやアウトドアギアとしての側面が注目されるようになりました。

これに応える形で、アウトドアテイストを強めた「クロスカブ」、初代モデルの上質なデザインを現代の技術で再現した「スーパーカブC125」、そしてかつての名車ハンターカブを復刻させ本格的なオフロード性能を持たせた「CT125・ハンターカブ」などが次々と投入されました。

つまり、現在のラインナップは、「徹底した実用性を追求したビジネスライン」と「趣味性や所有感を満たすレジャーライン」という2つの大きな柱によって構成されているのです。

大きく分けると、排気量(50ccと110cc以上)による区分と、スタイリングや用途によるモデル区分が存在します。

50ccモデルは日本の免許制度(原付一種)に対応した日本独自の規格であり、110cc以上のモデルはグローバルスタンダードとして世界中で販売されている仕様に近いものです。

それぞれのモデルは、単なるデザイン違いではなく、フレームの剛性バランスからサスペンションのセッティング、エンジンの出力特性に至るまで、明確なコンセプトを持って設計されています。

モデル名 排気量・型式 主な特徴とターゲット層 想定される利用シーン
スーパーカブ50 / 110 50cc (AA09)
110cc (JA59等)
最も標準的なクラシックスタイル。丸目ヘッドライトが特徴。最新モデルではキャストホイールやディスクブレーキ、ABS(110のみ)を採用し安全性も向上。 通勤・通学、街乗り、近所の買い物、レトロファッションとしての利用。
スーパーカブ50 プロ / 110 プロ 50cc (AA07)
110cc (JA61等)
新聞配達や配送業務に特化。小径14インチホイールによる低重心化と足つき性の向上、前カゴと大型リアキャリアを標準装備。 新聞配達、宅配業務、過積載に近い重装備でのキャンプツーリング(積載重視派)。
クロスカブ50 / 110 50cc (AA06)
110cc (JA60等)
レッグシールドを廃止し、ヘッドライトガードやセミブロックタイヤ(110のみ)を装備したアウトドアテイストモデル。遊び心あるデザインが若年層に人気。 街乗り、林道ツーリング、キャンプ、アウトドアファッションとのコーディネート。
スーパーカブ C125 125cc (JA58/JA71等) 初代C100をオマージュした優美なデザイン。スマートキー、専用キャストホイール、上質な塗装など装備を豪華にしたプレミアムモデル。 所有感を満たす趣味のバイク、休日のツーリング、大人のシティコミューター。
CT125 ハンターカブ 125cc (JA55/JA65等) アップマフラー、アンダーガード、大型キャリア、ディスクブレーキ(前後)を装備し、オフロード走行も想定したタフな構造。 本格的なキャンプツーリング、林道走行、アドベンチャー、災害時の機動力確保。

このように、一口に「スーパーカブ」と言っても、そのキャラクターは多種多様です。

例えば、同じ110ccクラスであっても、ビジネス用途に特化した「プロ」と、趣味性を高めた「クロスカブ」や「CT125」では、乗車姿勢やハンドリング、エンジンのフィーリングまでもが異なります。

初心者が混乱しやすいポイントとして、「スーパーカブ110」と「クロスカブ110」の中身はどれくらい違うのか、という点が挙げられます。

基本となるエンジンやフレームのベースは共通ですが、最終減速比(ギア比)の設定や、タイヤの外径、サスペンションのストローク量などが変更されており、実際の走行フィールは別物と言っていいほどの違いがあります。

クロスカブはよりアクティブに、スーパーカブはより実直に走るよう味付けされています。

「種類が多すぎる」と感じたときは、まず自分が「どのようなシーンで使いたいか(通勤メインか、遊びメインか)」「どの免許を持っているか(または取得予定か)」の2軸で整理することで、選択肢を驚くほどスムーズに絞り込むことができます。

決して無意味に種類が多いわけではなく、あらゆるユーザーの生活にフィットするように進化を遂げた結果が、この豊富なラインナップなのです。

カブの違いがわからない時の比較

カタログやウェブサイトでスーパーカブの各モデルを並べて見比べたとき、パッと見のデザインこそ似通っていても、実際にまたがり、エンジンを始動させて走り出した瞬間に感じる世界は驚くほど異なります。

「どれも同じカブだろう」と考えて安易に選んでしまうと、購入後に「思っていた乗り味と違う」「自分の用途には使いづらい」といったミスマッチを感じてしまう原因になりかねません。

モデルごとの違いを深く理解し、失敗のない選択をするためには、単なる外観の好みだけでなく、走行性能や使い勝手を決定づける「足回り」と「装備」の技術的な差異に目を向ける必要があります。

具体的に比較すべき技術的なポイントは、主に「ホイールサイズ(タイヤ径)」「ブレーキシステム」「車体装備」の3点に集約されます。

これらは、バイクの挙動や安全性、そして所有する満足感に直結する重要な要素です。

1. 走行安定性を左右する「ホイールサイズ」の違い

スーパーカブシリーズには、大きく分けて「17インチ」と「14インチ」という2種類のホイールサイズが存在します。この3インチ(約7.6cm)の差は、数字以上に乗り心地とハンドリングに劇的な変化をもたらします。

  • 17インチホイール(スーパーカブ110、C125、CT125など)
    初代スーパーカブC100から受け継がれる伝統的なサイズです。径が大きいことによる最大のメリットは、「ジャイロ効果による高い直進安定性」「路面の凹凸を乗り越える走破性の高さ」にあります。回転する物体が姿勢を保とうとするジャイロ効果が強く働くため、速度が出てもふらつきにくく、幹線道路や長距離ツーリングでも疲れにくいのが特徴です。また、タイヤの接地面積が縦方向に長くなるため、グリップ力も安定します。オートバイらしいゆったりとした乗り味を楽しみたい方には17インチが推奨されます。
  • 14インチホイール(スーパーカブ プロ、クロスカブ50など)
    かつての「リトルカブ」や現行のプロ仕様で採用されている小径サイズです。こちらのメリットは、「低重心化による取り回しの良さ」「足つき性の向上」です。車体全体の重心が下がるため、重量物を積載した際でもふらつきにくく、停車時の安定感が増します。また、ハンドリングがクイックで小回りが利くため、狭い路地を頻繁に曲がるような配送業務や、市街地でのちょい乗りには最適です。

2. 安全性と制動力を左右する「ブレーキシステム」の違い

カブの違いがわからない時の比較

近年のバイク業界における安全基準の厳格化に伴い、スーパーカブシリーズのブレーキシステムも大きな進化を遂げています。

現在は「ディスクブレーキ」と「ドラムブレーキ」が混在している過渡期とも言える状況であり、モデル選びの重要な指標となります。

ブレーキシステムの種類と特徴

  • ディスクブレーキ(+ABS):
    現行のスーパーカブ110、C125、CT125などのフロントブレーキに採用されています。車輪と一緒に回転する円盤(ディスクローター)をパッドで挟み込んで止める仕組みです。放熱性が高く、熱ダレしにくいほか、雨天時でも制動力が安定しているのが特徴です。さらに、現行の原付二種以上のモデルには、急ブレーキ時のタイヤロックを防ぐ1チャンネルABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が標準装備されており、安全性が飛躍的に向上しています。
  • ドラムブレーキ:
    スーパーカブ50や一部のリアブレーキに採用されている伝統的な方式です。ホイール内部でシューを拡張させて止める仕組みで、雨や泥の影響を受けにくいという利点があります。制動力のコントロール性はディスクに劣る場合がありますが、構造がシンプルで消耗部品のコストが安く、メンテナンスが容易であることから、経済性を重視するビジネスユーザーには根強い支持があります。

3. 快適性と利便性を左右する「装備」の違い

毎日のように使うバイクだからこそ、細かい装備の差が満足度に大きく影響します。

特に注目すべきは、灯火類とメーター周りの機能です。

現行の多くのモデル(50ccを除く上位モデル中心)では、ヘッドライトにLEDが採用されています。

従来の電球(ハロゲンバルブ)に比べて圧倒的に明るく、夜間走行時の視認性が高いだけでなく、消費電力が少ないためバッテリーへの負荷も軽減されます。

一方、コストを抑えたモデルや旧来の設計を引き継ぐモデルではハロゲン球が使われていますが、電球の交換コストが安いというメリットもあります。

また、メーターパネルの機能も見逃せません。

最新の「スーパーカブ110」や「クロスカブ110」、「C125」などには、液晶パネルが組み込まれており、「ギアポジションインジケーター(今何速に入っているかを表示する機能)」「時計」「燃費計」などが表示されます。

特に、ロータリー式変速を採用するカブにおいて、幻の5速に入れようとしてしまうミスや、停車時に何速に入っているか分からなくなる不安を解消してくれるギアポジションインジケーターは、初心者からベテランまで高く評価されている機能です。

比較時にチェックすべきリスト

  • ホイールサイズ:17インチ(安定性重視)か、14インチ(足つき・小回り重視)か?
  • ブレーキ:雨の日も乗るなら安心のディスクブレーキ&ABS付きモデルが有利。
  • 始動方式:C125はキックペダルがなくセルスターターのみ。バッテリー上がりが心配な環境ならキック併用モデル(その他のカブ)が安心。
  • 燃料タンク容量:長距離ツーリングをするなら、CT125(5.3L)などの大容量タンクモデルが有利。
  • スマートキー:C125には、鍵をポケットに入れたまま操作できるスマートキーシステムを採用。利便性と防犯性が高い。

このように、見た目は似ていても中身は「別の乗り物」と言えるほど異なります。

自分の使用環境(坂道が多い、雨でも乗る、夜間走行が多いなど)と照らし合わせながら、スペック表の数字の裏にある「実用上のメリット」を読み解くことが大切です。

スーパーカブ50と110で迷う

スーパーカブを購入する際、最も多くの人が直面し、そして最も悩ましい問題が「排気量選び」です。

特に「スーパーカブ50(原付一種)」にするか、「スーパーカブ110(原付二種)」にするかという選択は、単なるエンジンのパワーの違いに留まらず、適用される交通ルール、維持費、そして行動範囲そのものを大きく左右する重要な決断となります。

結論から申し上げますと、「小型限定普通二輪免許以上の免許を持っている(または取得する意思がある)」のであれば、迷わず110ccモデルを選ぶことが、現代の交通事情においては圧倒的にメリットが大きいとされています。

なぜそれほどまでに110ccが推奨されるのか、それぞれの法的な位置づけと実用面から徹底的に比較解説します。

スーパーカブ50(原付一種)の現状と制約

スーパーカブ50の最大のメリットは、何と言っても「普通自動車免許を持っていれば運転できる」という手軽さにあります。

わざわざ教習所に通って二輪免許を取得する必要がなく、身分証明書代わりの免許証があれば、バイクショップで購入してすぐに公道を走ることができます。

また、車両本体価格も110ccモデルと比較して数万円程度安価に設定されていることが多く、初期費用を抑えたい方にとっては魅力的な選択肢です。

しかし、現代の日本の道路交通法において、50cc以下の原付一種には非常に厳しい制約が課せられています。これらが日常生活での使い勝手を大きく制限する要因となっています。

  • 法定速度30km/h制限:
    どれだけエンジンの性能が良くても、公道では時速30kmまでしか出せません。都市部の幹線道路など、周囲の車が時速60km以上で流れている環境下では、速度差がありすぎて逆に恐怖を感じたり、後続車から無理な追い越しをかけられたりするリスクが高まります。
  • 二段階右折の義務:
    信号機のある片側三車線以上の交差点などでは、右折レーンに入って右折することが禁止されています。一度直進して向きを変え、信号を待ってから進む「二段階右折」を行わなければならず、ルート選択や走行時の判断が煩雑になります。
  • 二人乗り禁止:
    構造上、また法的に二人乗り(タンデム)は認められていません。

さらに、専門的な観点から補足すると、近年厳格化されている「排出ガス規制」への対応が、小排気量エンジンにとっては技術的に限界に近づいています。

これに伴い、将来的には従来の50ccエンジン車の生産が困難になり、出力制限をかけた110cc〜125ccクラスの車体を「新基準原付」として扱う制度への移行が議論されています
(参照:国土交通省等の公表資料より)

現行の50ccモデルは、ある意味で「最後の純粋な50ccカブ」となる可能性もありますが、性能面での非力さは否めません。

スーパーカブ110(原付二種)の圧倒的な利便性

一方、排気量110ccのスーパーカブ110は「原付二種(第二種原動機付自転車)」という区分に該当します。

運転には「小型限定普通二輪免許」以上が必要ですが、現在は法改正により最短2日間で取得可能な教習カリキュラムも整備されており、以前に比べて取得のハードルは大幅に下がっています。

免許取得の手間をかけてでも110を選ぶべき理由は、以下の「交通弱者にならない」メリットにあります。

  • 法定速度60km/h(道路標識に従う):
    自動車と同じ法定速度で走行できます。交通の流れに乗ってスムーズに移動できるため、心理的なストレスや、速度差による危険性が大幅に軽減されます。
  • 二段階右折不要:
    自動車と同じように右折レーンを使って交差点を通過できます。複雑な交差点でもルート選びに迷うことがありません。
  • 二人乗りが可能:
    乗車定員が2名となり、タンデムステップも装備されています(※免許取得後1年を経過している必要があります)。
  • 余裕のある動力性能:
    50ccに比べてトルク(力強さ)が段違いです。急な坂道や、重い荷物を積載した状態での発進加速において、エンジンを唸らせることなく余裕を持って走ることができます。

維持費の比較:実はほとんど変わらない?

「排気量が大きいと維持費も高いのでは?」と心配される方も多いですが、実は50ccと110ccの維持費の差はごくわずかです。

項目 スーパーカブ50(原付一種) スーパーカブ110(原付二種)
軽自動車税(年額) 2,000円 2,400円
自賠責保険(参考:24ヶ月) 8,560円(※沖縄・離島除く) 8,560円(※沖縄・離島除く)
任意保険 ファミリーバイク特約利用可能 ファミリーバイク特約利用可能
燃費(WMTCモード値) 69.4 km/L 67.9 km/L

※税額や保険料は2024年時点の一般的な情報を基にしており、改定される場合があります。

表からも分かる通り、税金が年間で数百円異なるだけで、保険料(自賠責・任意保険)は同額または同等の特約が適用されます。

燃費に関しても、カタログ数値上は50ccが優れていますが、実走行では110ccの方がアクセルを開けずに走れるため、結果的に燃費の差が縮まる、あるいは110ccの方が良くなるケースさえ報告されています。

結論:どちらを選ぶべきか

スーパーカブ50がおすすめな人

  • 普通自動車免許しか持っておらず、今後も二輪免許を取得する予定がない人。
  • 自宅周辺数キロ圏内の平坦な道での買い物など、ごく短距離の移動に限定される人。
  • どうしても「原付一種」という規格にこだわりがある人。

スーパーカブ110がおすすめな人

  • 通勤や通学で、幹線道路やバイパス(自動車専用道路を除く)を利用する人。
  • 坂道の多い地域に住んでいる人。
  • 30km/h制限や二段階右折を煩わしいと感じる人。
  • 将来的にツーリングや二人乗りを楽しみたいと考えている人。
  • 維持費を抑えつつ、バイクとしての利便性を最大限に享受したい人。

免許の壁さえ越えてしまえば、走行性能、安全性、快適性のすべてにおいて110ccモデルが優位に立ちます。

「大は小を兼ねる」の言葉通り、迷ったら110cc(または125cc)を選んでおくことが、購入後の後悔を防ぐ最も確実な選択と言えるでしょう。

カブのプロとスタンダードで悩む

スーパーカブのラインナップにおいて、一見すると地味ながらも、玄人や実用重視のユーザーから熱狂的な支持を集めているのが「プロ(PRO)」シリーズです。

カタログ上の名称は「スーパーカブ50 プロ」および「スーパーカブ110 プロ」となりますが、スタンダードモデルと比較して「どちらを買うべきか」と悩むユーザーは後を絶ちません。

両者はエンジンやフレームの基本骨格こそ共有していますが、その設計思想は全く異なります。スタンダードが「乗用としての快適性と積載性のバランス」を追求しているのに対し、プロは「極限までの積載能力と業務効率の最大化」を目的として開発されています。

この決定的な違いを理解するために、細部のメカニズムや使い勝手を専門的な視点から比較検証します。

1. 走行特性を決定づける「ホイール径」の物理的特性

スタンダードとプロの最大の違いは、足回りにあります。

スタンダードが前後17インチの大径ホイールを採用しているのに対し、プロは前後14インチの小径ホイールを採用しています。

この「3インチの差」は、物理的な挙動に大きな違いをもたらします。

  • プロ(14インチ)のメリット:低重心と取り回しの良さ
    ホイールが小さいことで車体の重心が下がります。これにより、新聞や郵便物などの重量物を満載した状態でも、低速走行時や停車時の安定感が抜群に高くなります。また、タイヤの回転半径が小さいためハンドリングが非常にクイックで、狭い路地でのUターンや、頻繁な発進停止を繰り返す配送業務において圧倒的な機動力を発揮します。さらに、シート高も抑えられるため、小柄な方でも両足がべったりと着く安心感があります。
  • スタンダード(17インチ)のメリット:走破性と巡航快適性
    ホイール径が大きいほど、路面のギャップ(段差や窪み)を乗り越える際の衝撃が緩和されます。また、直進安定性が高いため、幹線道路を巡航する際や長距離ツーリングにおいて疲労が蓄積しにくいのが特徴です。一般的なオートバイに近い自然な操縦感覚を得られるのは17インチの方です。

2. 「運ぶ」ために特化した専用装備の数々

プロ仕様には、スタンダードモデルに後付けパーツを装着するだけでは再現できない、メーカー純正ならではの専用設計が施されています。

  • 灯火類移設と大型フロントバスケット:
    スタンダードモデルに後付けで前カゴを付けると、荷物を積んだ際にヘッドライトの光が遮られてしまうという欠点があります。しかし、プロ仕様は最初からヘッドライトとウインカーがフロントバスケットの前面に移設されています。これにより、山盛りに荷物を積んでも夜間の視界が確保されます。このバスケットは大型で深さがあり、実用性は非常に高いです。
  • 大型リアキャリア:
    スタンダードのキャリアよりもさらに面積が広く、堅牢に作られた専用リアキャリアを装備しています。配達用の大型ボックスを安定して固定できるだけでなく、近年ではキャンプツーリングを楽しむユーザーが、テントやシュラフなどの大量のキャンプ道具を積載するためにこの装備を重宝しています。
  • 強化されたサイドスタンドとパーキングロック:
    荷物を積んだ重い車体を確実に支えるため、サイドスタンドは強化タイプが採用されており、掛けた際の位置や角度も最適化されています。また、右手(フロントブレーキレバー)には、坂道停車時に車体が動かないようブレーキを固定できる「パーキングロック機構」が装備されています(※モデル年式により仕様が異なりますが、現行JA61型などは装備)。これは、頻繁に停車する業務において安全性を高める重要な機能です。

3. 結論:どのようなユーザーが選ぶべきか

これらの特徴を踏まえると、両者の選び分けは以下のように明確化できます。

スーパーカブ プロを選ぶべき人

  • 新聞配達、宅配、フードデリバリーなどの業務に使用する人。
  • 「日本一周」や「長期キャンプツーリング」など、過積載に近い状態で長距離を移動する予定がある人(低重心による安定性がメリットになるため)。
  • 身長が低く、17インチモデルの足つきに不安がある人。
  • 実用一点張りの「働くバイク」の機能美に惹かれる人。

スーパーカブ スタンダードを選ぶべき人

  • 通勤・通学や日常の買い物がメインで、そこまで重い荷物は積まない人。
  • 休日のツーリングで、ワインディングロードなどを気持ちよく流したい人(17インチのハンドリングが有利)。
  • カブ本来のレトロで軽快なスタイリングを楽しみたい人。
  • カスタムパーツの豊富さを重視する人(プロ専用パーツはスタンダードに比べて少ない傾向にあるため)。

近年では、プロ仕様の実用性を逆手にとり、無骨なアウトドアギアとして「カブプロ」を愛用する一般ライダーも増えています。

しかし、14インチ特有のクイックなハンドリングは好みが分かれるところでもあるため、可能であれば試乗して乗り味を確認することをおすすめします。

乗ってる人の口コミ・感想レビュー

乗ってる人の口コミ・感想レビュー

カタログスペックやメーカーの説明だけでは分からない「真実」は、実際に日々そのバイクを使用しているオーナーたちの声の中にこそ存在します。

スーパーカブシリーズは販売台数が桁違いに多いため、インターネット上には膨大な数の口コミやレビューが蓄積されています。

ここでは、それらの情報を客観的に分析し、多くのユーザーが共通して挙げている「良い点」と「気になる点(デメリット)」を、具体的な事例とともに総括します。

圧倒的な高評価:経済性と信頼性の「神話」

スーパーカブユーザーの口コミにおいて、最も多く、そして最も熱く語られるのが「燃費」「耐久性」です。

  • 驚異的な実燃費:
    「ガソリンスタンドに行く回数が減りすぎて、いつ給油したか忘れる」という声は決して大袈裟ではありません。カタログ値(WMTCモード値で60km/L台後半)に近い、あるいはそれを超える燃費を叩き出すユーザーも珍しくなく、特に信号の少ない郊外のツーリングではリッター70km〜80km以上を記録したという報告も多数存在します。原付二種クラスのスクーターと比較しても頭一つ抜けた経済性は、通勤コストを削減したいユーザーから絶大な支持を得ています。
  • 壊れない信頼性:
    「オイル交換さえしていれば壊れる気がしない」という評価も定着しています。過酷なビジネス現場で鍛え上げられたエンジンは、適切なメンテナンスを行っていれば10万キロはおろか、それ以上の走行距離にも耐えうると言われています。中古車市場でも、走行距離が多い車両が依然として高値で取引されている事実が、その耐久性を証明しています。

独特の操作感:自動遠心クラッチの評価

カブ特有の「自動遠心クラッチ式ロータリーギア」については、評価が分かれるポイントですが、慣れたユーザーからは「楽しい」という声が多数を占めます。

  • ポジティブな意見:
    「スクーター(CVT)のような味気なさがない」「自分の意思でギアを選んで走れるのが楽しい」「左手のクラッチ操作がないので渋滞でも手が疲れない」といった意見です。また、つま先とかかとを使って操作するシーソーペダルのおかげで、「革靴やスニーカーの甲が痛まないのが良い」というビジネスユーザーからの評価も高いです。
  • ネガティブな意見(特に初心者):
    「シフトダウンの時にショック(変速ショック)が大きくて怖い」「停車時に何速に入っているか分からなくなる(※現行モデルはインジケーターで解消済み)」といった声もあります。これらは、「ブリッピング(回転数合わせ)」などの操作テクニックを習得することで解消され、むしろ操る喜びに変わっていく過程を楽しむユーザーが多いようです。

リアルな不満点:購入前に知っておくべき「カブの弱点」

一方で、絶賛レビューの陰には、カブならではの弱点に対する指摘も存在します。

これらは購入後のカスタムで対策可能なものが多いですが、予め知っておくべき事実です。

よくある不満点とユーザーの対策

  • 「お尻が痛くなる(通称:カブ尻)」:
    純正シートはビジネス利用を想定して耐久性重視で作られているためか、長時間のツーリングではお尻が痛くなるという声が非常に多いです。
    対策:「ゲルザブ(衝撃吸収材入りの座布団)」を敷く、クッション性の高い社外シートに交換する、などの対策が一般的です。
  • 「LEDヘッドライトが暗い・配光が狭い」:
    現行モデルのLEDヘッドライトは、対向車への配慮からか照射範囲(配光)が独特で、街灯のない夜道ではカーブの先が見えにくいという指摘があります。
    対策:フォグランプ(補助灯)を追加するユーザーが多く見られます。特にクロスカブやハンターカブでは、ドレスアップも兼ねて装着するケースが目立ちます。
  • 「50ccのパワー不足と煽られ運転」:
    50ccモデルのユーザーからは、「上り坂で速度が落ちて後ろの車に煽られるのが怖い」「幹線道路への合流が命がけ」といった切実な声が聞かれます。
    対策:こればかりは車体の限界であるため、多くのユーザーが「免許を取って110cc以上に乗り換える」という結論に至っています。この点からも、環境が許すなら最初から110ccを選ぶことが推奨されます。

総じて、スーパーカブの口コミは「不満点はあるものの、それを補って余りある魅力と愛着がある」というトーンで語られることが多いです。

「ただの移動手段」として買ったはずが、いつの間にか「生活になくてはならない相棒」になっている。そんなオーナーたちの熱量の高さが、レビューの端々から感じられます。

スーパーカブの種類の選び方と注意点

  • スーパーカブの種類で迷うなら
  • スーパーカブ選びで後悔しないコツ
  • スーパーカブのモデル選びの失敗例
  • カブの種類は恥ずかしいのか
  • スーパーカブはどれが満足度高い?
  • スーパーカブの種類選びのまとめ

スーパーカブの種類で迷うなら

スーパーカブの種類で迷うなら

どのモデルにするか決めきれない場合は、「バイクを使って何をしたいか」という目的を明確にすることから始めましょう。

目的別に適したモデルを整理すると以下のようになります。

  • 近所の買い物や短距離の通勤・通学のみ:スーパーカブ50、スーパーカブ50プロ
  • 流れの速い幹線道路を含む通勤や、中距離移動:スーパーカブ110、クロスカブ110
  • キャンプや林道などのアウトドアレジャー:クロスカブ110、CT125ハンターカブ
  • 所有感や質感、デザイン性を重視したツーリング:スーパーカブC125
  • とにかく荷物をたくさん積みたい:スーパーカブ110プロ

このように用途を絞り込むことで、必要な排気量や装備が見えてきます。

特にこだわりがなければ、バランスの良い「スーパーカブ110」や、デザイン性が高く街乗りにも馴染む「クロスカブ110」が汎用性が高くおすすめです。

スーパーカブ選びで後悔しないコツ

購入後に後悔しないためには、カタログスペックだけでなく、実車確認と試乗を行うことが非常に重要です。

特に以下のポイントは写真だけでは分かりにくいため、販売店で実際に確認することをおすすめします。

1. 足つき性の確認
シート高や車体の幅によって、足つき性は大きく異なります。特にクロスカブ110やCT125はシート高がやや高めに設定されているため、小柄な方は不安を感じる場合があります。実際に跨ってみて、安心して支えられるかを確認しましょう。

2. 実際のポジションと取り回し
ハンドル位置や車重もモデルによって異なります。センタースタンドのかけやすさや、押し歩きのしやすさも、日常的に使う上では重要な要素です。

3. 免許区分の再確認
「原付免許や普通自動車免許で乗れるのは50ccまで」という点を誤解しているケースが稀にあります。110cc以上のモデルに乗るには、小型限定普通二輪免許以上の自動二輪免許が必要です。取得予定も含めて計画を立てましょう。

スーパーカブのモデル選びの失敗例

スーパーカブのモデル選びの失敗例

ユーザーの声の中には、選び方を間違えてしまったという失敗談も存在します。

代表的な例を知っておくことで、同じ失敗を避けることができます。

よくある失敗例

  • 「50ccを買ったが、30km/h制限がストレスですぐに買い替えた」
    交通量の多い道路を走る機会が多い場合、周りの速度域に合わせられないことが恐怖やストレスになることがあります。
  • 「見た目で選んだが、荷物が全く積めなかった」
    C125などのスタイリッシュなモデルは、純正の状態ではリアキャリアが小さく、大きな荷物を積むのが難しい場合があります。積載性を重視するなら、キャリアの増設などのカスタム費用も考慮する必要があります。
  • 「プロ仕様を買ったが、カスタムパーツが少なかった」
    スーパーカブプロは専用設計の部分が多く、スタンダードモデル用のカスタムパーツがそのまま付かないことがあります。カスタムを楽しみたい場合は適合情報の確認が必要です。

カブの種類は恥ずかしいのか

カブの種類は恥ずかしいのか

かつてスーパーカブと言えば「蕎麦屋の出前」や「新聞配達」といったビジネスバイクのイメージが強く、「若者が乗るのは恥ずかしい」「おじさん臭い」といった印象を持たれることもありました。

しかし、現在はそのイメージが大きく変化しています。

近年では、アニメや映画作品に登場したことや、キャンプブームの影響で「クロスカブ」や「ハンターカブ」が大ヒットし、ファッションアイコンとしての地位を確立しています。

レトロで可愛いデザインが再評価され、女性ライダーや若年層のユーザーも急増しています。

街中でおしゃれなカフェの前に停まっていても違和感がないほど、カブのデザインは洗練されています。

現在において「カブに乗るのが恥ずかしい」という感覚は薄れており、むしろ「こだわりを持って選んだ相棒」としてポジティブに捉えられる傾向にあります。

自信を持って好きなモデルを選んで問題ありません。

スーパーカブはどれが満足度高い?

満足度はユーザーの価値観によりますが、近年の傾向として特に高い評価を得ているモデルがいくつかあります。

CT125 ハンターカブ
圧倒的な存在感とタフな走破性で、レジャー目的のユーザーから絶大な支持を得ています。

価格は高めですが、所有欲を満たすデザインと実用性の高さで満足度は非常に高いと言われています。

スーパーカブ C125
上質な塗装や切削加工されたホイール、スマートキーシステムなど、原付二種クラスとは思えない高級感が魅力です。

「大人の趣味のバイク」として、質感にこだわる層から高く評価されています。

スーパーカブ 110(スタンダード)
コストパフォーマンスの高さと、カブ本来の「道具としての美しさ」を兼ね備えています。

日常の足として使い倒せる気軽さと、長く付き合える信頼性があり、結果的に長く愛用するユーザーが多いモデルです。

スーパーカブの種類選びのまとめ

スーパーカブの種類選びのまとめ

これまでの解説を踏まえ、スーパーカブの種類選びにおける重要なポイントをまとめました。ご自身の状況と照らし合わせながら確認してください。

  • 現在所有している免許の種類を確認し運転可能な排気量を把握する
  • 普通自動車免許のみなら50ccモデルか免許取得を検討する必要がある
  • 30km制限や二段階右折を避けたいなら110cc以上のモデルが推奨される
  • 維持費の安さを重視するなら50ccから125ccまでの原付種が有利である
  • 通勤や通学がメインなら燃費と取り回しの良いスタンダードが適している
  • 新聞配達や配送業務など積載量を重視するならプロ仕様が最適である
  • キャンプや林道などアウトドアを楽しむならハンターカブが活躍する
  • 街乗りでのファッション性も重視するならクロスカブが人気である
  • 質感や高級感あるデザインを求めるならC125が満足度が高い
  • 足つき性に不安がある場合は14インチホイールのモデルを検討する
  • 走行安定性や長距離移動の快適さを求めるなら17インチが有利である
  • 購入前に必ず実車に跨りシート高やポジションを確認することが大切
  • カスタムを楽しむ予定があるならパーツの豊富さも考慮に入れる
  • 新車だけでなく中古車も含めて予算内で最良の状態のものを探す
  • 自分のライフスタイルに合った一台を選ぶことが長く楽しむ秘訣である

関連記事

なぜnx400はダサい?不人気の本当の理由を徹底解説!

レブル500は不人気?後悔する理由と評判の真相

バイクが重い…後悔しないための原因と克服法を完全ガイド